ロルフ・ドベリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ニュースなんて見ない方がいいぜ!
という考え方とその理由を、懇切丁寧に書いてくれている1冊。自分にとってバイブル書の1つ。
私事ですが、かつてTVのニュースで、東京の小⚫︎知事を東京の前知事(脱税だかなんだかで辞めた実質犯罪者)がドヤ顔で批判してるのを見た時、吐き気を催すような悪意を感じたことがありました。
それ以来私は『ニュースを見ない努力』を続けると公言し、実行し、訝しがられてきたんですが、この本にはそれと同じ思考の内容が多数書かれており、目から鱗が落ちました。と同時に、自分がやってることは合理性ある行為だったのかと認識させてもらい、励みにもなりました!
情報化社会で疲れ切っている人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ良い人生を送るための考え方が書かれています。
以下、特に印象的だったものです。
・とりあえず行動する。考えてるだけより、実際行動してみて、そこから修正していく
・好かれたいがために簡単に頼み事に応じるのをやめる
・大きな成功を手に入れようとするより、人生のマイナス要素を排除していったほうが、幸せになれる
・感情は、飛んできては去っていく鳥のようなもの。ネガティブな感情も、やってきて今そこにいても、この先もずっとそこに留まるわけではない
・本音を出しすぎない。特に職場では、外向きの人格をつくる。外務大臣のようなかんじ。
・フォーカシング・イリュージョンに注意する。私が車が欲しいとして、隣人がポル -
Posted by ブクログ
「ニュースで報じられることの99%は影響を及ぼさない」
→本当にそう。
どこどこで事件が起きたやゴシップネタは投資に役立たないため、本書に出会う前からニュースアプリは削除している。(以前は無意識にニュースアプリを立ち上げている自分がいた)
経済ニュースは投資に役立つと思って確認すべきと思っていたが、もっと気楽に考えてよいのかも。
「意見の90%は不要、無駄に意見を持たなくて良い」
→目から鱗だった。
あらゆるニュースに対して意見を持つべき、と考えていたが、ただ批判してイライラして終わっていただけかも!
「株価チェックは金曜日の取引終了後」
→一日に何度も見るのは止めれたが、まだ毎日確認して -
Posted by ブクログ
気になった所だけ読みました。
すごく良かったです。多種多様な思考の道具が載っていました。
思考の飽和点、能力の輪、ピークエンドの法則、スタージョンの法則、心の引き算、フォーカシングイリュージョン、など
心理学的研究とストア派を主とする
宗教学、投資家の考え方が色々書いてあり、読んでいて面白かったし、とても説得力がありました。
この本を読んでいて『より良く生きる』とはなんなのか、すごく考えされられました。
本書に、幸せに生きるとは、心の充足と平静を手に入れることだと書いてあり、まさにそれだ!と思いました。
納得した所は参考にしていきたいです。再読必須な本だと思うので時間が経ったらまた読みたい -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本では、良い人生とはどうゆうものでは無いかを学べた。
まずはじめに、このレビュー読む今後の自分に対して。
ここには書き上げられないことばかりだが、こんなにも読むことが有意義だと思った本はない。
なんだか今自分たちがプレイしているこの世界というゲームの環境設定はとてもハードモードだと思った。良い人生を送っていることを目的やゴールとすれば、主人公はありとあらゆる攻撃に対して脆弱すぎる。攻撃とすら気づかないまま体力を減らされている形。あげくの果てには、目的やゴールを誘導により勘違いさせられて皆んなで集められたまま墓に行って終了する。
まぁこんな世界だから仕方がないか。
そんなことを気づか -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。読む前は触れる情報を減らしたいな〜くらいにしか思ってなかったけど、まさか著者がニュース「断ち」をしているとは。
情報が溢れすぎてて目の前が曇った感じがする、というか頭の中が晴れない感じがしていたのは質の悪いニュースに触れすぎていたせいなのかも知れない。
年も変わる良いタイミングだし2024年はニュースダイエットしてみよ(友達と話す時も話題にできそう)
情報の豊かさは、注意力の貧困を招く
テロリズムが効果を発揮するのはメディアのおかげ。テロリストの本当の武器は爆弾そのものではなく、「爆発が起きるが知れないという人々の不安」
ニュースランチのすすめ -
Posted by ブクログ
勝間和代さんが紹介されていたので読んだが面白かったー。
2022年に読んだ本で今のところベスト3に入るかも。
ファクトフルネスを読んだ時と同じように、当たり前にしていたことや感じていたことに対してハッとし考えさせられた。
元々テレビは見ないが、スマホの検索をYahooアプリにしていたのでニュースが目について見てしまうことが多かった。
YahooアプリではなくGoogle Chromeにしたことでニュースを見る時間はかなり減ったと思う。
ニュースを断つことで1年で1ヶ月分増える、ということが衝撃だった。
また、過去のニュースで自分の人生に影響を与えたことは?という質問に、パッと思い浮かぶこ -
Posted by ブクログ
「思考の落とし穴」を自覚していれば、大きなダメージを受けるのを防げるようになり、手遅れにならない。
がメッセージです。
本書を読んだからといって、すべてがうまくいくようになるわけではない。だが少なくとも、自ら招く恐れのある大きな災いに対する保険ぐらいにはなるだろう。
最後の3つの言葉
①「思考の落とし穴」はこのほかにもある。
②ここでは病理的な障害を問題しているのではない
③ほとんどの「思考の落とし穴」は相互に関連しあっている。
「落とし穴にハマらないなんてありえない」
本文は、その52の「思考の落とし穴」を、分類もせずに、ひたすら解説していく。
目次は以下です。
はじめに
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Posted by ブクログ
ネタバレ■重要なのは、「すべきでないこと」を排除すること。
■先延ばしを防ぐには、期限を設定+限りある意志力を浪費しないこと。
■理由を一言加えると、お願いは通りやすい。
■現状維持を選んでしまう理由は、ほとんどの人が標準枠…なじみや平均を選びがちだから。
■ボランティアよりお金を寄付すること。ボランティアは職人から仕事を奪うこと。
■死にたくなるほどの経験は人生に必要?無理にプラスの要素を見出そうとしなくていい。特に死の危険は避けた方がいい。
■選択肢は本当に二択しかないのか?と疑う。手術をしないか、リスクの高い手術を受けるのか,という二択なら、リスクの低い他の手術や2年後に受けるとか、選択肢を増や