【感想・ネタバレ】News Dietのレビュー

あらすじ

★『Think clearly』著者ロルフ・ドベリ氏による、待望の最新作!
★ドイツ『シュピーゲル』紙ベストセラー! 11か国で翻訳出版!
★「ニュースは断ったほうがいい」ことを徹底的に解説した衝撃作!
★著者による「日本語版に寄せて」メッセージを特別収録!

「ニュースダイエット」とは――「ニュース」をあなたの生活から完全に排除すること。情報があふれる世界で、よりよく生きるための唯一の方法である。
ニュースは私たちの精神を鈍らせ、本当に重要なことから目をそらさせ、意志の力を麻痺させる。
何年も前から「ニュースなしの生活」を送っている著者が、みずからの体験をもとに、「ニュースダイエット」の方法と効用について語り尽くす。
世界的ベストセラー『Think clearly』の著者が提言する、人生を変える「ニュースフリー生活」のすすめ。

【絶賛の声、続々】
「ロルフ・ドベリがまたやってくれた! 彼は新しいものの見方に対するわれわれの目を開いてくれるだけでなく、われわれの目を覚まさせてくれる」
――テンリー・E・オルブライト(マサチューセッツ工科大学 共同イニシアチブディレクター、ハーバード大学 医学部名誉教授)

「「ロルフ・ドベリには、世界のなかからすばらしい思想を見つけ出して組み合わせ、個別に用いるよりも価値のある思想に仕上げる能力がある」
――ジョナサン・ハイト(ニューヨーク大学教授・社会心理学者)

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Posted by ブクログ

良書でした。
ニュース断ちして4日目ですが、自分の時間を増やす事ができ生活レベルが上がりました。
続けていきたいと思います。

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

「たら・れば」の感想は良くないが、もし本書をコロナ前に読んでいたら、、、。もしコロナ禍に読んでいれば、、、。2025年10月現在、未来から見たら、コロナ禍かもしれないが、この本に巡り会えた事は自分の人生にかなりの影響が出る事は間違いない。もはや影響が出ている。この本に巡り合った時期が自分にとって「頃合い」だったと思うほかない。ブクトモ様方の感想のおかげです。いつも、ありがとうございます。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

ニュースなんて見ない方がいいぜ!
という考え方とその理由を、懇切丁寧に書いてくれている1冊。自分にとってバイブル書の1つ。

私事ですが、かつてTVのニュースで、東京の小⚫︎知事を東京の前知事(脱税だかなんだかで辞めた実質犯罪者)がドヤ顔で批判してるのを見た時、吐き気を催すような悪意を感じたことがありました。

それ以来私は『ニュースを見ない努力』を続けると公言し、実行し、訝しがられてきたんですが、この本にはそれと同じ思考の内容が多数書かれており、目から鱗が落ちました。と同時に、自分がやってることは合理性ある行為だったのかと認識させてもらい、励みにもなりました!

情報化社会で疲れ切っている人にぜひ読んでもらいたい1冊。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

「ニュースで報じられることの99%は影響を及ぼさない」
→本当にそう。
どこどこで事件が起きたやゴシップネタは投資に役立たないため、本書に出会う前からニュースアプリは削除している。(以前は無意識にニュースアプリを立ち上げている自分がいた)
経済ニュースは投資に役立つと思って確認すべきと思っていたが、もっと気楽に考えてよいのかも。

「意見の90%は不要、無駄に意見を持たなくて良い」
→目から鱗だった。
あらゆるニュースに対して意見を持つべき、と考えていたが、ただ批判してイライラして終わっていただけかも!

「株価チェックは金曜日の取引終了後」
→一日に何度も見るのは止めれたが、まだ毎日確認してしまう。(TV、YouTube含め)
株価以外のことに時間、エネルギーを注げるようになりたい。

「週に1冊本を読む、別の本を挟むことなく、続けてもう一度読み返す」
→読み返す時は目次を見て内容を思い出せるか、で実践中

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2025年03月26日

Posted by ブクログ

情報のミニマリストになれる本。

ニュースを見なくても生活はびっくりするほど何も変わらないことに気づけたのは、自分の中で革命だった。

毎日同じニュースを朝も夜もつい見てしまう時間を、もっと自分が楽しめることに使えば、みんなもっと幸せになれるのに。

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2024年11月05日

Posted by ブクログ

会社の研修でおすすめされたので読んだ。

様々なモノが氾濫する時代、選択と集中が必要であり、それはニュースにも言える、というのが要旨だと理解した。

某芸能事務所の騒動とその後の各社の対応で、真に事態を憂いているのは誰なのかとメディアに疑問を持っていたこともあり、内容はすんなり入ってきた。私の理解が浅いのか、ニュースを手放してしまうことにまだ不安が残るが、ニュースというだけでありがたがることはもうないだろう。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ面白かった。読む前は触れる情報を減らしたいな〜くらいにしか思ってなかったけど、まさか著者がニュース「断ち」をしているとは。

情報が溢れすぎてて目の前が曇った感じがする、というか頭の中が晴れない感じがしていたのは質の悪いニュースに触れすぎていたせいなのかも知れない。
年も変わる良いタイミングだし2024年はニュースダイエットしてみよ(友達と話す時も話題にできそう)

情報の豊かさは、注意力の貧困を招く

テロリズムが効果を発揮するのはメディアのおかげ。テロリストの本当の武器は爆弾そのものではなく、「爆発が起きるが知れないという人々の不安」

ニュースランチのすすめ

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2023年12月30日

Posted by ブクログ

行動として、ニュースを無闇に読まなくなった。
また読んでも取り残されることは全くなかった

むしろ追う必要がないことに気づけ良かった

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

勝間和代さんが紹介されていたので読んだが面白かったー。
2022年に読んだ本で今のところベスト3に入るかも。

ファクトフルネスを読んだ時と同じように、当たり前にしていたことや感じていたことに対してハッとし考えさせられた。

元々テレビは見ないが、スマホの検索をYahooアプリにしていたのでニュースが目について見てしまうことが多かった。
YahooアプリではなくGoogle Chromeにしたことでニュースを見る時間はかなり減ったと思う。

ニュースを断つことで1年で1ヶ月分増える、ということが衝撃だった。
また、過去のニュースで自分の人生に影響を与えたことは?という質問に、パッと思い浮かぶことがなかったので、ニュースを見る必要はないとあらためて実感することが出来た。

この本があまりに面白かったので、ニュースを見るのではなく読書をした方が良い、ということを身をもって体感した。
本当に読書は面白い。

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2022年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スマホ脳のニュース版って感じがした。

スマホもニュースも溢れる情報で私たちから
時間を奪っていく。
それに加えて比べる必要のないもの、人と自分を
比べたりして精神面も蝕む。
脳科学的にもスマホと同じようにニュースにも
依存性がある。

自分の『能力の輪』の境界を知り、その中を
深くしていくことに時間を使っていきたい。

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2022年03月16日

Posted by ブクログ

ミニマリストというライフスタイルを考える上で
モノだけでなく、情報の整理にも目を向けたいもの。
ロルフ・ドベリのこの一冊は、冒頭からストア派の哲学者セネカ(ミニマリストとして有名)を引用するなど、私にとって親しみやすい書きぶりで始まりました。

一昨年話題になったスマホ脳と合わせて読み、デジタル情報、ニュース情報の断捨離始めるにきっかけになる本です。

ニュース購読を習慣化している方にとっては拒絶反応が出るかもしれません。
ですが、そういった方のほうが思考を深める上で私よりもむしろ価値が高いかもしれません。

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2022年02月24日

Posted by ブクログ

株式の売却により働かなくても暮らせる資産を得て、日々、読書生活を送っている。収納できぬ本を管理するため温泉地に別荘を建て、そこを書斎にもした。難点は都心からの距離であり、知人とジェットをシェアして運用するつもり。お金には困らぬ生活だが、放蕩する以外に使い道もなく、そんな人生に飽き、気まぐれに働いてみている。

例えば、こんなコメントを目にしたとする。イラっとはしないまでも、妬ましさや嘘くさへの警戒などで不快にならないだろうか。あるいは、自らの寛容さを取り繕う偽善に気付かぬまま、無自覚にストレスを蓄積しているかも知れない。だが、人間なんてそんなものだ。

SNSを始めとし、インターネットにはこんなキラキラした自分語りやニュースでいっぱいだという。嬉しかった事や自慢話は他人に語りたくなるものだ。だが、その50%以上は虚飾であるらしく、にも関わらず、それを見るたびに閲覧者はストレスを溜め、惑わされていく。

SNSは他人の成功に溢れていて、自分と比べてしまい傷つく事になるが、ニュースサイトは他人の不幸に溢れていて、この世界を暗くてややこしく憂鬱なものに見せてしまう。ダブルで喰らったあなたの精神は本当に耐えられているのだろうか。他の何かを代償にストレス解消を求めたり、相手と張り合ったり、惨めな気持ちになったり、例えば自分が巻き込まれてもいない外国人問題に対し知らず知らず嫌悪を増幅しているかも知れない。

また、本当かどうか不明だが、このような出来事をインスタントに読みまくる事が脳にまで影響し、短くインパクトがあり感情に働きかけるニュースを読み続ける事で、脳がこれに最適化するように変質してしまうらしい。そうなると、長文や複雑な文脈が読めなくなると警鐘を鳴らす。

で、我らへの朗報としては、その特効薬が読書なのだという。

ー 世界はとにかく複雑だ。週に一冊は本を読もう。もし二〇ページ読んでも世界に対するあなたの見識が広がったり変化したりしない本は、読むのをやめてもかまわない。反対にニページごとに新たな認識をもたらしてくれる本を見つけたときは、最後まで読み通そう。

ー 複数のメディアを同時に消費する頻度の高い人ほど、前帯状皮質の脳細胞の数は少なくなるのだという。前帯状皮質というのは、注意力や倫理的な思考、衝動のコントロールなどをつかさどる脳の部位だ。実際、ニュース中毒者にはその影響が見てとれる。集中力が低下し、感情を制御するのにも苦労している様子が見受けられる。読者のみなさん、あなたがニュースを消費すればするほど、あなたは情報にすばやく目を通せるようになるように、マルチタスクをこなせるようになるように、自分の神経細胞の回路をトレーニングしていることになるのだ。しかしそれにともない、深く掘り下げた内容の本を読んだり、深遠な思考をしたりするのに必要な回路は退化してしまう。

自分を大切にするためにも、創作された社会的価値に踊らされぬよう本を読む。その理屈が正しいのかを確かめるにも、先ずは本書を読んでみても良いのかも知れない。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

現代人が一日に触れる情報量は、中世の人が一生かかって知る情報量よりも多い、とはよく言われることです。インターネットはこの情報流通と速度を加速させ、地球の裏側の出来事も瞬時に知ることができる時代になって久しいです。

一方で我々がこれらニュースを見聞きするのに使っている時間は一日平均1.5時間と言われます。その大半は何らかのメディアが編集し、特定の意図を持って多くの人々の注目や時間を集めることで、広告ビジネスとして成り立つ仕組みになっています。不思議なのは新聞にしてもテレビにしても、その情報の総量としての紙面や放送時間は変わらないことです。

つまり我々はどんな事件や問題についても、メディアの味付けによってその重みづけが変えられて、それに対して不安を感じたり憤ったりしていると言えます。どこぞの市長が金メダルを噛んでも、それがいったいどのくらい自分自身の生活に影響があるのでしょうか?

むしろ情報の波に呑まれ続けるのは、深く思考したり、自分や家族、身の回りの人々との暮らしを充実させるゆとりを失う結果になっているかもしれません。自分がコントロールできない情報のために、自分自身の人生の主導権を手放すのは本末転倒と言えるでしょう。

とくにコロナ禍においては、毎日の感染者数に不安を覚え、我慢を強いられる大衆の神経を逆なでする政治家や有名人を過剰に叩くといった動きも見られます。自分たちにできるのは日々の感染症予防を徹底することであって、自分の能力の輪の埒外にある事象まで気にするのは百害あって一利なしでしょう。

個人的にも、コロナやオリンピックといった話題にはまったく頓着せず、むしろ愛犬愛猫との穏やかな時間を多く取ることで満足度の高い人生の時間を送れていると感じます。自分の機嫌を自分で取るために、必要ない情報をシャットアウトすることをオススメします。

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

2025年3月12日、渋谷マークシティ地下の啓文堂書店にあった。数日前から私自身、Yahooニュースアプリをオフにしてるので気になった。

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2025年03月13日

Posted by ブクログ

二度以上読んだ方が効果的であることや、短いニュースは体に良くないことなどを学ぶことができました。

ゆるやかにニュース断ちをしてみようと思います。

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2024年09月06日

Posted by ブクログ

翻訳本にしては読み易い。
Yahooニュースのヘビーウォッチャーなので、思い当たることが多々あった。
長い文章が読めなくなってきたとか、深い思考ができなくなってきたとか。。。
友達付き合いが乏しく、仕事はパートタイム、家庭でも虐げられていて、ニュースで気をそらせているようで、実はニュース中毒であるがゆえに上手くいかないのか?
ニュースダイエットを試してみたくなった。時間を無駄にしていることには違いないと思っているので。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

元から、テレビやスマホのニュースをほとんど見ることがなくなっていたが、その生活が間違っていなかったのだと再認識できた。

特にネットニュースはクリック数を稼ぎたいだけのタイトル詐欺が多く、コメントの内容も自分の意見を振りかざしたいものばかりで、読んで得になったことはほとんどない。

子供の虐待のニュースは、個人的に酷くショックを受けてしまい、その後も嫌な気持ちを引きずってしまうので、なるべく見ないようにしていた。
そういった人も多いことも知った。

同情するのではなく、行動すべきという本書の主張には救われた気がする。
残酷なことはたくさんあり、その全てに自分が関与することはできない。だから、無理に知る必要はない。
自分のできる範囲で、信頼できる団体に寄付するといことができれば、十分である。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

両学長おすすめ書籍にあったので読んでみた
この本を読んだ気づき
◯ニュースは世界中の出来事の派手な部分を視聴者向けに簡略したモノ
◯ニュースは基本的には同じモノを流している
◯「影響の輪」の境界をしっかり認識して、外のモノは無視する
◯時間は有限、心の平静、しっかし認識いないと忘れがちなものほど人生の軸

徹底的にニュースがいかに時間の無駄か、しかも身体にも悪いものかを教えてくれる本
毎日、毎時間、毎秒のように流れているニュース
誰も見なければこれほどの情報量は世界に溢れないのだから、溢れているニュースを見ている人は
世界中にどれほどいて、どれほど時間が浪費されているのかと考えると恐ろしなる
メディア側は事実を伝えるのではなく、視聴者が見たいもの、見たくなるようなものを
作っている。これは悪いことでなく「商売」としては当然のような気がする
スポンサーから広告費を貰って、それが造り手側の給与になっている
見てもらわないと「商売」としてなりたたないなら、見てもらうように企業努力した
結果が現在のニュースのあり方なら視聴者は気をつけないといけないだろう



「影響の輪」の境界をしっかり認識して、コントロールできないものには近づかないようにしたい

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

ニュースから入るのはネガティブな情報がほとんど。それがプラスに働くことはない。日頃感じていることがはっきり書かれていた。毎日の新聞やニュースチェック、ダイエットします。

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2023年07月01日

Posted by ブクログ

あなたの関心とは99%関係ないし、様々な弊害があるから(短い)ニュースは見たり聞いたりするべきではない。代わりに本や、せめて週刊・月刊のものを読むべき。
という結論に納得出来る人はあえて読まなくてもよいかも。

特にコロナ禍になってから、ニュースはセンセーショナルな見出しや映像で人に印象を植え付け弊害も多いという言説が目立つようになってきた気がしていて、なんとなく自分もそんな風に感じていました。
自分の場合、テレビのニュースはもう長いこと見てなくて、ニュースアプリ(スマニュー)とかも、なんか害悪を感じて入れてなくて、とはいえ、なんか世間から取り残されるのでは?と思い、Podcast(ラジオ)のニュースだけは聴いていましたが、最近やめました。
ニュースやめたらどうなるの?ってググってみたら、この本を見つけたって感じです。まあ、ニュースの摂取をやめた方が良いという立場で読んだら、そうだよね以外の感想がなかったです。
いまニュースの摂取をやめて数週間といったところですが、なんら生活には問題ないですね。空いた時間で本を読んだり、エンタメ系Podcastを聴き始めたり、良い傾向かと思います。

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

ニュースをみることが社会人として当たり前だ!って言ってるけど《テレビは洗脳装置》ですよね
ウクライナで起こってることを知っても、自分の生活に直接影響はない。影響できる範囲のことに集中すべき。
今までになかった視点を与えてくれた本。

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2023年02月06日

Posted by ブクログ

生活にありふれた日々のニュース。自分に関係ないことも多く報道されていて、テレビでもついつい見てしまっていたが、確かに見なくてもいいし、プロパガンダも多い。ニュースの報道の仕方も大きな権力で偏ってる場合もあるし…
そういうわけでさっそく私は朝起きてすぐにテレビをつけるのをやめた。Twitterのニュース関連のフォローも限りなく少なくした。おかげで時間にもっと余裕ができて朝から読書したりしている。News Diet!マジでオススメだ!

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2023年01月08日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ納得。私もテレビのニュースを経って何年か経つけど、納得できることばかり。ネットニュースはつい見てしまうからそれも経ちたいと思った。

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2022年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニュースを大量に消費すると長い文章や本が読めなくなる…こんなにもニュースを消費しているということに気づいてなかった!
脱ニュースが出来るよう意識していきたい。

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2022年04月19日

Posted by ブクログ

世の中のニュースのほとんどが自分の影響の輪の範囲外であり、それを延々と追っていくことに意味はないのでは?という問題提起がなされている。刺さったのは「関心がある=行動する」。ただ眺めるのではなく自分から質の高い情報を取りに行き行動することが大切。

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2022年03月16日

Posted by ブクログ

勝間さんが読んだ本
テレビを見ないと、決めた本


ニュースダイエットは既に実行しているが、
ロルフ・ドベリさんのは、
勉強になることが多い。
なぜニュースを見ることがよくないのか言語化された本。


【主張】

・ニュースの99%はあなたが影響を及ぼせる範囲外にある



【気づき】


・20ページ読んで、見識が広がらない本は読むのをやめていい

・ニュースは能力の輪の外にある。
自分の能力の輪の境界を見極めよう


・ニュースを消費すると頭の中に誤ったリスクマップができあがる


・情報量が多いと人は自信過剰になる


☆ニュースを消費すると、世界は実際は単純で説明可能だと言う錯覚に飲み込まれてしまう。
短いニュースが提供するでっちあげの理由を受け入れるより、自分で考えを巡らせよう


・意見しない自由もある

・ニュースは集中力を逸らすようにつくられている


☆ニュースは脳の構造を変化させる
(タクシー運転手の脳構造の変化)

・ニュースを見ることで、
作らなくてよいヒエラルキーを形成してしまう 
学習性無力感に陥る(軽いうつ状態になる)
→できることに目を向けよう




・ニュースを見ることよりも自分でじっくり考えることのほうが生産性が高い。
ニュースを見ていると長文が読めなくなる。

・ニュースを見なかったら、世界の貧困層、その苦しみや残虐行為には全く関心がないのか?

→関心を持つとは行動するということ。
ニュース見ていることは関心を持つことではない。


・ニュースは心の平穏をかき乱す



☆過去10年間の年表とニュースを思い出して書いてみるとリンクしないことがほとんど。
つまりニュースは出来事と報道の間に因果関係がない

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2023年01月22日

Posted by ブクログ


『私たちは1年間で2万本のニュースを読んでいる。その中にあなたが自分の人生や家族や健康やビジネスに関してより良い決断を下すのに役立ったニュースはあっただろうか。それなしでは生きられないほど重要なニュースなど存在しないのだ。ニュースを遮断した中で暮らしていても本当に重要なことが起きた時には耳に入ってくるものだ』著者のことばに「確かに」と、うなづかされます。

ダラダラとスマホやテレビなどを見ていて、ニュースを消費すること自体に使っている時間は、アメリカのビュー 研究所は、1日58分から96分の間だそうです。

著者は『1日あたり 1時間半は無駄にしていることになる。1年あたりでは、無駄にしている時間は1ヶ月にもなる。それだけの時間を無駄にしてあなたは充実しただろうか 集中力が上がっただろうか 前よりも心が冷静になっただろうか』それどころか、悲惨なニュースにはショックを受けたり動揺したり、心が平静でいられなくなります。心身の健康を害してまでニュースを消費する必要があるのかと。


この本は柿谷美雨さんのエッセイで紹介されていて興味を持ちました。 ニュースを断つ という話題の実践本です。ここでいうニュース とは ネット、テレビ、 新聞等の最新の短いニュース、及び付随して付いてくる広告のことです。

否応なしにニュースに包囲されてきる私達。戦争や災害で悲しみにくれている人々を見て同情しても、その99%は役に立たない、それならば寄付をする方がよほど有益だと説きます。

ニュースを見ないと職場や学校で話題についていけない不安があるなら「今どんな重大なニュースがあるのか詳しく教えて」といえばみんな喜んで教えてくれるだろう、というアドバイスは一理あると思いました。

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2024年07月05日

Posted by ブクログ

全てには賛同できなかったけど、ニュースが害になるのは一理あると思った。
★賛同
・ニュースに時間を割き過ぎている
・メディアは注目を引きつけるために見た目のインパクトがあるニュースを報道している
・ニュースで報道されるのはほんの一部
★反対
・完全にニュースを絶った方がいい→流石に生きていくのが大変になると思う。会話のキッカケ作りにもなる。
・もはやエンターテイメント的な感覚で捉えればいいと思う。ネットフリックスを見るみたいに。そうすれば完全に絶つ必要はない。

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2023年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニュースの刺激を断つことでメモリを解放

・20ページ読んで見識が広がらない本はやめていい。

・それなしでは生きられないほどの重要なニュースなど存在しない。数えきれないほどのニュースよりも、たった一冊の良書のほうが何千倍もあなたの人生と健康のためになる。

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2022年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

意見というのは鼻のようなもの。だれでも一つは持っている。
身体は自由がなくても、思考には自由がある。奴隷でも人生の質は思考によって決まる。
ニュース以外には、長い新聞記事、エッセイ、特集、ルポルタージュ、ドキュメンタリー、本。これらは新しい知識をもたらす。
禁断療法は苦しいもの。
旅行のときは良質の本を持っていく。
ニュースに未来を決めさせない。道は自分で決める。
本当に必要な情報は自然と耳に入る。
広く、ではなく深く、学ぶ。
ビルゲイツは年2回、まる1週間の考える週をとっている。メモ用紙と本だけ。
日刊紙より週刊誌、電子ではなく紙。60分で一つの週刊誌を読む。毎号決まった記事を読む。
重要なもの、は自分で決める。本当に重要なことは本からもたらされる。ニュースは人生に重要ではない。
バフェットの「能力の輪」。自分の能力の輪にあるものを貫く。輪以外のものは、排除する。
時間こそ、もっとも倹約するべきもの。
あふれる事実の中では決断の質は落ちる。
ネガテビティバイアス=悪いことの方が良いことより重要だと感じること。
自分の確信を深める事実には反応する。反対の事実は無視する。
従って、ニュースを見れば見るほどバイアスがかかる。
ニュースは確証バイアスを強化する。
世界はニュース報道ほど単純ではない、ことを理解する。
起きてないこと、には価値があるがニュースにはならない。
ニュースに反応するほど脳細胞が少なくなる。=短い情報に反応しやすく、長い情報に反応できなくなる。
創造的であるのは、ニュースにおぼれていないから。目の前のことに反応していては創造的にはなれない。
専門バカになるか、平凡なバカ、になるか。
スタージョンの法則=90%の出版物はクズだ。ニュースも同じ。
関心を持つ、とは何らかの行動をすること。知識を浴びることではない。
心の平静とニュースは調和しない。賢明さとニュースも調和しない。
過去の重大事件と自分の重大事件が関連付けられることはほとんどない=過去のニュースは自分に影響しない。
民主主義に与するのは、にゅすではなく調査報道や解説ジャーナリズム。
益なき事を語るなかれ=ベンジャミンフランクリン
ニュースを断つ感覚は、チャールズ1世が処刑されることと同じ。事後でも何も変わらないはず。

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2022年03月22日

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