ロルフ・ドベリのレビュー一覧
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自己啓発本という括りで良いのかは不明だが、自己啓発本としても非常に秀逸。思考の切り口をいくつか提案してくれており、本書のタイトルの通り「より良い人生」を送るためのヒントが満載だ。自分に合う提案を思考の癖にできると良さそうだ。特にそうした提案の根拠に学びもあって嬉しい。
― アメリカ人の政治学者ロバート・アクセルロッドは、「囚人のジレンマ競技会」を開催した。さまざまな分野の研究者からゲーム戦略を募って、コンピュータープログラムとして対戦させたのだ。ひとつひとつのプログラムに、それぞれ別の戦略を組み込んで対戦させ、その中で「最終的に最良の選択にいたるのはどれか」を競わせた。相手と協調するもの、相 -
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ネタバレ読書について、読書をあまりしてこなかった人間がこの本に手を出すように、これから読書をしていくという段階ならばジャンル問わずとにかくたくさん読むといい。そして30歳を目安とし、その後は読むものを厳選して良い本を2度読みした方がいい。1冊当たり10分読んでみて、その本が読み終えるべき本かどうか判断する。ただし、ミステリーなどは該当しない。それらは一度読めば種や真相がわかってしまっているので、2度読みに適さない。
〜という読書のススメがあり、参考にしたい。
他、内容にクセがなく読みやすい。
人生において自分が何を求めているかを知るには、何かを始めてみるのが一番だ。p28
早いうちに軌道修正した -
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1.考えるより、行動しよう
・アイデアは、「考えている時」ではなく「手を
動かしている最中」に浮かぶ
・これ以上長く思い悩んでも先に進まない「思
考の飽和点」に達する前に始める
・ビジネス、プライベート、キャリア、人間関
係、恋愛全てにおいてこの法則は役に立つ
2.なんでも柔軟に修正しよう
・重要なのはスタートではなく、「修正技術」
┗全て計画通りに運ぶことなどない
・念入りに計画を立てて成功を待つよりも、
ある程度の準備をしてスタートし、状況に
応じて調整を加える方が成功確率は高い
・進んでいく過程で持続的に調整を施す
┗パートナーとの関係、キャリア、投資すべて
7.好ましくな -
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ネタバレ自分の思考を疑うこと。自分が正しいと思うと他のことが入ってこなくなり、偏った考えが固まってしまう。人は自分にとって都合の良い情報だけを見ようとする傾向があることを理解する。
自分を客観的に見る視点を定期的にもつこと。
多面的に捉えること。状況を具体的に書き出して考えること。
感情的にならないように。冷静に俯瞰する。
自分の誤りを素直に認めること。
先延ばしにしない。少しでいいからすぐ始める。始めればその先、全体感が見えてきて計画を立てやすく、誤りに気づきやすい。
比較し過ぎると疲れる。選択は疲労する。休憩をとったり、ある程度絞ったらとりあえずやってから考える等
自分の思い込みに気づき、俯瞰し -
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元から、テレビやスマホのニュースをほとんど見ることがなくなっていたが、その生活が間違っていなかったのだと再認識できた。
特にネットニュースはクリック数を稼ぎたいだけのタイトル詐欺が多く、コメントの内容も自分の意見を振りかざしたいものばかりで、読んで得になったことはほとんどない。
子供の虐待のニュースは、個人的に酷くショックを受けてしまい、その後も嫌な気持ちを引きずってしまうので、なるべく見ないようにしていた。
そういった人も多いことも知った。
同情するのではなく、行動すべきという本書の主張には救われた気がする。
残酷なことはたくさんあり、その全てに自分が関与することはできない。だから、無 -
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2024/02/03読破
一言:思考の手段(選択肢)として、幅や深さが広げる一助
・感想
なんだか聞いたことある本だなぁ、とりあえず読んでみるかぁ、、という入りでしたが、そんな自分を殴りたいです。実用書であり、自己啓発書でもある。こんな本は初めてでした。
単元が分けられているので、ちょい読みしやすく、一つずつが先人の言葉・思想や、著者の経験、投資的な考え等、いろんな視点から深掘りされており、とても学びが深かったです。
下記は印象に残った点
p28
ピカソ「何を描きたいかは、描き始めてみなければわからない」
→自分が何を求めているかを知るには、初めて見るのが1番。考えるのは「思考の飽 -
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人によっては、筆者の主張が現実的すぎて退屈でつまらないと感じるかもしれない。しかし、「良薬は口に苦し」という言葉があるように、浮き足立っている人々にとって、地に足をつけるようなアドバイスは、彼らが不幸になることを避けるためにも必要ではないだろうか。特に夢見がちな人々には、視野を広げるためにこの主張を読んでほしいと思う。また、 人生におけるダウンサイドを避けることの重要性についての個人的な興味が強い。幸福を得るためには、何を手に入れるかではなく、何に手をつけないかが重要であるとされる。ドラッグやアルコールなどの中毒性のあるものや、硬直したイデオロギーなどの価値観も、避けるべき対象として挙げられる
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間違った思い込みを避けて賢く生き抜くための思考法が、52に整理され、凝り固まった考え方から脱出できるかもしれない方法が示されている。
読み進めていくうえで感じたのは、「自分自身をまず疑うこと」を重要視しなくてはいけないということ。
常に正解を導くことのできない私たちが、いかに正解の精度を高めていくかは、まず思い込みを捨てなくてはいけないし、思案を巡らせては疑い、ぶち壊していく思考があってこそで、そうした手段として、この52の思考法はとても活用できそう。
また、人がこの本を読んでいなければ、人はこういう考え方に陥るだろうと予測がつくし、その考えを逆手にとった行動を準備することができる。
まずは、 -
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両学長おすすめ書籍にあったので読んでみた
この本を読んだ気づき
◯ニュースは世界中の出来事の派手な部分を視聴者向けに簡略したモノ
◯ニュースは基本的には同じモノを流している
◯「影響の輪」の境界をしっかり認識して、外のモノは無視する
◯時間は有限、心の平静、しっかし認識いないと忘れがちなものほど人生の軸
徹底的にニュースがいかに時間の無駄か、しかも身体にも悪いものかを教えてくれる本
毎日、毎時間、毎秒のように流れているニュース
誰も見なければこれほどの情報量は世界に溢れないのだから、溢れているニュースを見ている人は
世界中にどれほどいて、どれほど時間が浪費されているのかと考えると恐ろしなる