ロルフ・ドベリのレビュー一覧
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あなたの関心とは99%関係ないし、様々な弊害があるから(短い)ニュースは見たり聞いたりするべきではない。代わりに本や、せめて週刊・月刊のものを読むべき。
という結論に納得出来る人はあえて読まなくてもよいかも。
特にコロナ禍になってから、ニュースはセンセーショナルな見出しや映像で人に印象を植え付け弊害も多いという言説が目立つようになってきた気がしていて、なんとなく自分もそんな風に感じていました。
自分の場合、テレビのニュースはもう長いこと見てなくて、ニュースアプリ(スマニュー)とかも、なんか害悪を感じて入れてなくて、とはいえ、なんか世間から取り残されるのでは?と思い、Podcast(ラジオ)の -
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『Think Clearly』の作者の第2弾。
今回も、人間がより賢い選択を出来るような内容となっている。心理学や筆者の経験則から、どのような選択が正しいのか、どのようなバイアスに人間は陥りがちなのかなどが52の項目に分かれている。
自分も読んでいて、自分にもこんな一面があるのかという発見もあった。自分では良いと思っていてもそれは自分だけの独りよがりになってしまっているかも知れないと感じた。自分は不安症な一面があり選択肢が多くあればあるほど良いのだと考えがちなのだが、何かを決断するのには余計な選択肢・情報は不要であり、それを削ぐことによって精度の高い判断が可能であるとしている。
私も情報を上手 -
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すべきでないこと。は、すべきこと。よりはるかに影響力がある。
何が成功をもたらすから言い表せない。だが、成功を妨げたり、台無しにしたりするこもははっきり言える。
幸福を手に入れるのではなく、不幸を避ける。
これは否定の道。というギリシャ人やローマ人の中世の思想家に寄る。
行動に理由を添えると周りから理解と譲歩を得やすい。その場合、どんな理由でもよい。
変化に気付くにはその出来事を想定していないと気がつかない。それが例え大きな変化であってもだ。
人は自分のアイデアに酔いしれてしまいがち。客観性が大切。
努力して手に入れたものを過大評価してしまう。特に時間と労力を費やした時はよく結果を見る -
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余計な情報をシャットダウンすることでマルチタスクや意志力低下を防ぐと共に、自身の思考や記憶さえも疑ってかかる意識を持つこと。
計画には20〜50ほどの段階に分けた明確な計画をたて、自分でコントロールできる物については自分にできると期待を持とう(プラセボ効果) 出来ると思い込むだけで脳は影響される。背水の陣や時間制限も有効。逆に、自身でコントロールできない物事については、予測不可能であることとパターンは偶然に過ぎないことを意識しあくまで期待しないこと。計画実行前には、計画な失敗したこと想像し、何故失敗したのかを思いつく限り全て書き出してみよう。
ハンマーを手にする者は全て釘にみえる。
職業や得 -
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本書は日常生活で陥りがちな「思考の落とし穴」が題材で、○○のワナという形で52個の思考の落とし穴と、それに嵌らないためのアドバイスをしてくれている。
一つ紹介すると、「生き残りのワナ」は、「成功者」は表舞台に上がり、「挫折した人」は登場しないため、日常においては「成功」が「失敗」よりもはるかに目立つために、成功への見通しを甘く見て過大評価してしまうことを指す。
成功を収めたコーチングセミナーのトレーナーやベストセラー本に書いてあることも疑った方が良い。
というのも、失敗した人は自分の失敗について本を書いたり講演をしないため、成功法則通りに行動したにも関わらず失敗に終わってしまった人がごまんと -
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勝間さんが読んだ本
テレビを見ないと、決めた本
ニュースダイエットは既に実行しているが、
ロルフ・ドベリさんのは、
勉強になることが多い。
なぜニュースを見ることがよくないのか言語化された本。
【主張】
・ニュースの99%はあなたが影響を及ぼせる範囲外にある
【気づき】
・20ページ読んで、見識が広がらない本は読むのをやめていい
・ニュースは能力の輪の外にある。
自分の能力の輪の境界を見極めよう
・ニュースを消費すると頭の中に誤ったリスクマップができあがる
・情報量が多いと人は自信過剰になる
☆ニュースを消費すると、世界は実際は単純で説明可能だと言う錯覚に飲み -
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本書は、2013年に刊行された「なぜ、間違えたのか?」の改訂版にあたります。
「Think clearly」「Think Smart」と並ぶ「52の思考法シリーズ」第一弾にあたり、2020年に発刊されました。
人間の思考はけっして合理的ではない。思いもよらぬ不合理な行動をとってしまい、それが失敗や想定外の間違いを引き起こすものであり、失敗を招きかねないそうした思考の落とし穴は、行動経済学や社会心理学、進化心理学の分野で研究されており、著者によると、現在わかっているだけでおよそ120のワナが存在しているとのことです。本書では、その「思考の落とし穴」52を紹介しています。
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