横関大のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
古くはコナン・ドイルが生んだ
名探偵シャーロック・ホームズとその助手ワトソン、
ハードボイルドの巨匠レイモンド・チャンドラーの傑作『長いお別れ』から
フィリップ・マーロウとテリー・レノックス、
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』から
ジョバンニとカンパネルラ、
村上春樹初期三部作『風の歌を聞け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』から
僕と鼠、
花村萬月の傑作『ブルース』から
ギタリスト村上とホモのヤクザ徳山、
三浦しをんの 『まほろ駅前多田便利軒』から
多田と行天、
金城一紀の『フライ,ダディ,フライ』 から
スンシンとおっさん、
長野まゆみの『少年アリス』から
アリスと蜜蜂、
漫画だと池上 -
Posted by ブクログ
和馬が殺人事件の容疑者として追われ、それと時を同じくして杏が誘拐されるお話
-------------------
2度のドラマ化と映画化で記憶に刻まれた
泥棒一家、探偵家族、刑事一家の物語――劇的クライマックス!
三雲華が、Lの一族をめぐる「パンドラの箱」を開ける!
「しかしもう遅い。ここで引き返すわけにはいかなかった。おそらく全部繋がっている気がした。
杏が誘拐されたのも、和馬が殺人犯に仕立てられたのも、すべて一本の線で繋がっている。
そして、その先には、封印された私の記憶があるはずだ」――本文より
【あらすじ】
Lの一族の娘・三雲華の夫である桜庭和馬は、ホテルのバーで張り込み中、 -
Posted by ブクログ
ルパンの娘シリーズ4作目
----------------
シリーズ累計37万部、待望の新作!
Lの一族の娘・三雲華は、刑事で夫の桜庭和馬とともに娘・杏の育児に追われていた。
一方、北条美雲は失恋の痛手を負い所轄でくすぶる日々。
ある日、美雲の管内で元警察官が殺され久しぶりに和馬とタッグを組むと、捜査は意外な方向へ――。
ドラマ化でファンが急増した「ルパンの娘」シリーズ待望の第4弾
----------------
タイトルと冒頭の展開から、杏に主眼を置いた話になるかと予想
そんな杏が小学2年生になってる
そして、尊と悦子の職業についての疑いを持つようになり
身体能力も高く、素質の片鱗が -
Posted by ブクログ
シリーズ3作目
前作に引き続き殺人事件で幕を開けるが、あの人の仕掛けなのか?
----------------
シリーズ累計20万部のラブコメミステリ!
泥棒一家、警察一家、探偵一家の運命が交差して、新たな物語がはじまる――。
祝福されない、もうひとつの恋の行方は?
「Lの一族」に隠された過去とは?
ドラマ化で話題沸騰!「ルパンの娘」シリーズ第3作登場。
----------------
前作の引きと今作のタイトルから、美雲がそれなりに注目される登場人物になっている
ホームズに対してモリアーティというネーミングなのだろうけど
安直なものの、この世界観なので許されるかな
疑問なのが、 -
Posted by ブクログ
「ルパンの娘」の続編
華と和馬が事実婚のまま、二人の間に娘の杏が生まれている
----------------------
泥棒の娘と刑事の息子に、探偵の娘が?
恋と復讐の物語が、新たにはじまる!
和馬が新人の女性新人刑事の教育係に指名された。北条美雲、23歳。京都の老舗探偵事務所に生まれ、祖父は「昭和のホームズ」、父は「平成のホームズ」と称された探偵一家のひとり娘である。
泥棒一家、警察一家、探偵一家の運命が交差する。
連続ドラマ化で話題沸騰のシリーズ第二弾!
----------------------
新キャラの北条美雲が登場
京都の老舗探偵事務所の娘
祖父は「昭和のホームズ」、父 -
Posted by ブクログ
泥棒一家の娘と警察一家の息子の恋物語
------------------
「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!
三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。
------------------
ドラマは観てたけど -
Posted by ブクログ
一章ごとに舞台とテーマが変わる構成で、飽きることなく読めた。「この問題、私が解決いたします」ときっぱり言い切る莉子はカッコいい。
最初は総理大臣である父のコネをフル活用するのかと思っていたら少し違っていた。
父のコネも使うが、自分の実績で築いた信頼と人脈を主に使う。また、解決すべき問題に対してしっかり思考を重ねて、最善の結果を残すために努力を惜しまない姿勢が素晴らしい。
泣き言も言わずひたすら行動する莉子には嫌味がなく、応援したくなる。権力者の娘という設定で「恵まれた立場を利用する」というよりも、莉子の場合は自分の力で道を切り開いていく強さがあって、読んでいて気持ちがいい。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。今回もミス・パーフェクトは難問を解決して行きました。
第一問 介護離職者が相次ぐ零細出版社をどうにかしなさい。
第二問 ハラスメント町長問題で炎上した某町のイメージを回復させなさい。
第三問 いじめ問題で揺れる某舞踊団の旧態依然とした体質を改善しなさい。
第四問 某製菓メーカーの異物混入事件を解決しないさい。
ハラスメント町長もいじめ問題の舞踊団も現実にあったあの事件からヒントを得て出来たお話なのかな?と思いながら読みました。
そして、本日伊東市の田久保市長が市議会解散を宣言。伊東市の市民の皆さんは市のイメージダウンを嘆いていたので、ミス・パーフェクトのお力をお借り -
Posted by ブクログ
盲導犬訓練施設で働く研修生の歩美と、先輩訓練士兼指導係の阿久津が、身の回りで起きる盲導犬関連の事件を解決する物語。街を歩いていると盲導犬を連れている人を見かけることがあるが、盲導犬が実際に飼い主とつながるまで大変な訓練を経ていることを知らなかった。盲導犬訓練施設という馴染みのない設定だったが、説明も兼ねて物語が進んでいくので盲導犬に関する知識も増えて面白い。
歩美はちゃきちゃきした性格で、たまにもれる関西弁と独特な言葉遣い(よっこい正一とか笑)が彼女のキャラを引き立てている。一方阿久津は物静かでミステリアスな雰囲気を纏っており、美麗な見目立ちも彼の謎をより一層引き立てている。盲導犬に関わる様々