あらすじ
「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!
三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。
感情タグBEST3
痛快!
軽いタッチで読みやすいです。
だからといって内容が薄い訳ではありません。
主人公が彼と別れなくてはならなく
なった時は胸がきゅっとなりました。
こんな家族があってもいいんではないかと
思いました。勿論物語としてですが。
ドラマ化しやすい展開ですね。
ストレスを抱えがちな人には痛快で
お薦めです。
いい作家さんですね。
Posted by ブクログ
ドラマや映画にもなっているお馴染みのタイトル。
ここまで設定が徹底されていると、それだけで清々しい気分になります。
泥棒一家の華と警察官一家の和馬、二人の仲はどうなっていくのか。
犯罪は絶対にダメです。
でもね、、、
最高のエンターテインメント、お気に入りの小説です。
Posted by ブクログ
横関大『ルパンの娘』講談社文庫。
テレビドラマが話題になったようだが、全く観ていない。横関大の作品も『再会』と短編を何作かを読んだだけである。『再会』は非常に面白かったのだが、何故かその後に読む機会には恵まれなかった。
後にシリーズ化されるミステリー小説の第1弾。
非常に面白い設定でリーダビリティも高い。泥棒一家の娘と警察一家の息子が真剣交際することで両家に波乱が生じ、さらにそこにミステリーが絡んで来るのだ。水と油の関係の二人の恋の行方とミステリーの結末は……
先祖代々続く泥棒一家の中で唯一まともな職業に就き、まともな生活をする三雲華は、ある日、突然、恋人の桜庭和馬の家族に挨拶に行くことになる。和馬は公務員という話だったのだが、実は警察一家の長男で和馬自身も警視庁捜査一課の刑事だった。
その数日後、荒川の河川敷で高齢男性の焼死体が見付かり、和馬が現場に急行する。亡くなったのは、不正に名前を変えた華の祖父で往年の掏摸師だった。
そして、ここから本作の本当の面白さが始まる。
本体価格840円(古本100円)
★★★★★
Posted by ブクログ
「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!
三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。
ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。
全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。
華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。
間違えて。。。
大変失礼ですが、
間違えて購入してしまいまして
よくわからないまはま読んでみました。
全く、知らなかった作家さんです。
そしたら、意外や意外!!!
一気に読めましたし、テンポがいい本です。
しかも、これも何かの縁なのか私が知ってる地名ばかりでてきて凄い読みやすかったです。
ファンになりました。
ありえない設定なんですがね?
登場人物のキャラがいい!!
華ちゃんの家族のファンになりました。
私の想像では、アダムスファミリーみたいな感じ。
続きがでてくれないかな??
間違えて買ってよかったです。
久々に何も考えずに読書ができました。
Posted by ブクログ
泥棒一家の娘と警察一家の息子の恋物語
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「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!
三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。
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ドラマは観てたけど、ファンタジー具合がかなり違う
小説の方はまだリアル寄り
まぁ、いずれにしてもリアリティのない展開ではあるけれどもね
冒頭で巌の死について語られている
ドラマを観ていたからというわけでもなく、メタ的な裏読みでこれは巌ではないなぁと思いながら読んでいた
でも、物語が進むにつれて巌の死が動かし難くなっていくけれども
最終的にはそんな結末かよという脱力感もある
その辺の警察のセキュリティ設定の甘さがとてもファンタジー過ぎて、ミステリ特有のご都合主義だなぁと思ってしまう
でも、そもそもこの物語のリアリティのいい加減さは最初から提示されているので、そんなに反感は覚えない
色々とツッコみたいところが多数
窃盗現場に落ちていた髪とDNAが一致していたからといって、即逮捕状が出るわけもない
精々が重要参考人程度だろうし
その罪が夫にまで及んで、果ては指名手配されるとかないでしょ
スリの技術の程度がリアリティなさすぎ
華の手は汚れていないとか言われてるけど、そうか?
財布を警察に届けたり、代わりにお金を入れてたりするけど、それでもやっちゃ駄目だし
潜入するのだって不法侵入だしなぁ
他にも色々とツッコミどころはいくらでもあるわけだけれども
この小説はそんなゆる設定を前提にしたミステリ要素も入ったコメディとして読むのが適切なのだろうな
Posted by ブクログ
「沈黙のエール」に続いて横関作品2作目。
登場人物は多いが、それぞれのキャラが立っていて(特に三雲家)、混乱することなく最後まですらすら読めた。また現実ではありえないようなそれぞれの言動も、この人ならこういうこと言うよね〜!とニヤニヤしながら受け止めることができて、主人公・華の周りで起こる波乱の出来事に同情しつつも、かなり楽しかった。(お気に入りは三雲家父の「渉、いやもといケビン!」)
最後の展開や両家の物分かりの良さは、主人公にとっても読者にとっても都合が良すぎる感があったが、シリアスな作品ならまだしも、こういったドタバタコメディなら許せてしまう。
まるで始めから映像化することを見越したような、ドラマ化にぴったりの作品。ドラマ版を観たことはないが、ドラマはシリーズ化し、映画化までする人気作品となったことも頷ける、万人が楽しめる作品。
Posted by ブクログ
小説を読むの自体久しぶりだったけど、馴染みやすい文体だったので、楽に読めた。
多分初めて読む作家さん。
タイトルで借りたので、あらすじは読んでなかったけど、途中で「ルパンの娘」ってそのまんまそういうことね、となった。
主人公の2人が愛し合っているというのは読んでいて、あまりピント来なかったんだけど、周りの登場人物、華の家族の三雲家、和馬の家族の桜庭家がとても特徴があるというか魅力的で楽しく読めた。
設定がモリモリだけど、ミステリとしての謎解きも流れの中にきちんと盛り込まれてた。
なぜ捕まらないのかとか多少強引な感もあるけど、最後はハッピーエンドなとこは後味が良かった。
星は4.5くらいかな。
Posted by ブクログ
泥棒一家の娘が彼氏の実家にお邪魔したとき、初めて相手の一家が警察官だと知る。絶望かな気分のときに泥棒一家の祖父が何者かに殺害される。祖父は身分を偽っていたので警察の捜査は難航する。娘は単独で調べ始める。一方彼氏は事件の担当となり捜査中に被害者が別人と気づき始める。誰が祖父を殺したのか、2人の恋の行く方はどうなるのかというストーリー。
テンポよく話が進み最後まで一気に読めた。真犯人のまわりをもっと深掘りしてほしかったが気軽に読める一冊でした
Posted by ブクログ
ドラマのイメージを無視して読み始めたが、読み応えあり。
キャラや読み進めさせる推進力、描写の分量などは絶妙。ただ、最後の犯人の正体小物感が否めない…。
オチまで楽しいのですが、ところどころ「ん?」と躓くところは自分の読解力と記憶力のなさなんだろうが、ちょっと悔しい。
Posted by ブクログ
Audibleにて。
テレビドラマの深キョンのイメージが強くて、今まで読みたいって思えなかったけれど、面白かった。
ラーメン食べたいからラーメン取ってきちゃうとか、欲しくもないのに子供の風船取っちゃってるとか、ここまで来ると悪い事って思えなくなっちゃうから不思議。
お兄ちゃんの名前がケビンになっちゃうとこが一番のツボポイント。
Posted by ブクログ
いやあ、面白かった。夢中になって読んだ。泥棒一家の娘と警察一家の息子のラブストーリー。奇抜な設定から繰り広げられるてんやわんやや謎解きも面白かったし、登場人物各々のキャラ設定も愛着が湧いて続編を期待したくなるほどだった。何よりも全編を貫く主人公2人の互いを想う気持ちが微笑ましく、愛おしかった。ただ1つ、最後の最後の謎解き(種明かし?)は蛇足だったような。
それにしても、いくつになってもこの手のラブストーリーに憧れてしまうこの気持ちはいったい何なのか。これが未だに解けない謎です。
Posted by ブクログ
ずっと気になってた作品についに着手できた。途中途中、若干ポップだな…と思う表現や設定はあったものの、設定や、やや意表をついた展開はよかった。読みやすいのでサクサクすすむ。とりあえずシリーズ全巻読んでみようと思う
Posted by ブクログ
今放送中のドラマと感じが全然違う…!!笑
原作は、泥棒一家の娘・主人公華の祖父が何者かに殺されてしまい、その犯人を探しながら、彼氏である和馬の家族が警察一家と知り苦悩する。また、和馬も事件を追う中で、華の家族が泥棒一家であることを知り…!?
ドラマはコメディー寄りだけど原作は最初から"祖父の死"という事件が元にあって、泥棒と警察は結ばれるのか?だけじゃなく事件の真相を追うミステリー?っぽい要素もあって面白かった。
原作の華は家族と一緒になって盗みをしたりはせず、祖父の盗みの技術を体得してしまったせいで、「無意識に」スリをしてしまうという困った体質(^_^;)だからあまり泥棒っぽくはなく、あくまで「泥棒一家に生まれてしまった可哀想な女の子」になっている。
主人公の華と和馬は(気持ちが)グラグラしているのにはヤキモキさせられるが、華の兄の渉(もといケビン笑)と和馬の妹の香は真っ直ぐでブレがなくて良かった!
会話が多いから読みやすくて一気に読めた。
Posted by ブクログ
泥棒一家に生まれた華と警察一家の和馬。
2人の恋の行方と殺人事件ミステリー。
キャッツアイみたいに漫画的な設定で、かなりぶっ飛んでいるのにも関わらず、意外にもすんなり理解できて、面白い。
祖父の死に関わるミステリー部分も上質な謎解きになっていて、読み応えあり!
Posted by ブクログ
面白かった。ドラマも少しみたことがあったので、そういう意味でも楽しく読めたが、ちょっと設定に無理があり過ぎて、入り込んで読む、ってところまではいかなかったかな。
Posted by ブクログ
ドラマを見逃していて気になっていたので積読していた。主演の深キョンと瀬戸くんがチラつきながら読んだ。ラブコメディはあまり読んだことないジャンルなのでこんな感じなのかと思うけどこちらは映像の方が楽しめそうだ。
Posted by ブクログ
初読みの作家さんですが
面白かったです
華の家族は一流の泥棒一家
和馬の家族は一流の警察官一家
そんな2人はお互いの事情を知らないまま結婚することに
そして素性がわかった時に2人は。。
もうね、両家のおじいちゃんが最高すぎます
このありえない設定の中に
殺人事件と恋愛の話と家族の話が盛りだくさん
面白かった
Posted by ブクログ
ドラマ化で知った作品だったけど、軽快に読めてどこかスッとした気持ちになれる本でした。どうしても橋本環奈や渡部篤郎が文面にちらついてしまったがw
ライトに楽しめる小説でした!
Posted by ブクログ
「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!
三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。
Posted by ブクログ
「ルパン」と聞けば誰でもあのキャラクターを思い浮かべることが出来るでしょう。そう、ルパン三世です。今月司書が読んだ本は横関大さんの『ルパンの娘』(913.6 ヨ 講談社)です。残念ながら本作にルパン三世は出てきませんが、代わりに「Lの一族」と呼ばれる伝説の泥棒一家が出てきます。一家の娘・三雲華は、素性を隠し交際している桜庭和馬が警察官で、彼の家が警察一家であることを知ります。まるで現代版ロミオとジュリエットですね。ある日、伝説のスリ師である華の祖父が変死体で発見され、和馬はその捜査中に華の素性を知ります。別々に事件を追う二人が辿り着く真相と、二人の恋のゆくえ。その結末は読んでみてからのお楽しみ。と言いたいところですが、なんと、7月からドラマが始まるんです。個性豊かな登場人物たちを誰が演じ、どのように物語が映像化されるかとても楽しみな作品です。
Posted by ブクログ
ドラマ化された作品を先に観てから小説を読みました。原作を読んでドラマももっと好きになった。和馬の妹、桜庭香さんの男らしいキャラが大好きなので、ドラマに登場していないのが残念。
続編希望します!
Posted by ブクログ
分厚さに反して文章の軽さからさくっと読めた!ラフな文章が最初は馴染まなくてなかなか進まなかったけど、読むと決めてからはさらーっと。特に後半の展開が面白かった〜
Posted by ブクログ
ある意味古典的な設定。結末も大枠で見える。どう収めるのかが見どころ、読みどころ。被害者が身元不明の殺人事件がからみ面白くしている。手堅いラブコメとミステリーの合体版。
Posted by ブクログ
主人公は、泥棒を生業とする一族に生まれた三雲華、その彼氏である桜庭和馬は一家が全員警察関係者。お互いの素性を知らずに出会い、付き合いだしましたが、隠しておけるわけでもなく結局お互いの家族にも知られ破局を迎えます。しかしながら、そんな素性以上に、2人の魅力的な性格が流れを変えていきます。別のところで発生した殺人事件の捜査を和馬が担当したところから、この2つの家族に共通する出来事が裏で絡み合っていることが見えてきます。そしてすべての糸を操っていた人間についても。殺人事件と、2人の幸せと。難解な問題の同時解決は、さすが華麗で鮮やかでした。ちょっと出来すぎで、死んだと思った人が生き返るのに違和感を覚えるところもありますが、いまどきの小説らしいのでしょう。楽しんで読むのが良いと思います。
Posted by ブクログ
無茶苦茶だ(笑)
ミステリーなんだけど、爽快感があったし何だかマンガを読んでいるような感じでした。
どの登場人物も個性的で、愛されキャラ満載でした
重苦しい感じにならない、楽しい気持ちにさせてくれるミステリーでした笑
Posted by ブクログ
泥棒一家と警察一家というふざけたような設定だけど、物語はそんなにふざけてない。登場人物のキャラは立ってるんだけど、破天荒という感じでもない。小説だからかな。
映像化されたら完全にコメディ寄りにされそうな話だけど、この本からはほのぼのした印象を受けました。
Posted by ブクログ
ドラマ化されてて配役が良かったので少し見てましたが、演出がくどくて挫折した経緯から、原作に手を出してみました。
ドラマの方がエンタメ色が強かったのか、原作は普通に面白かった。
やや強引な展開や雑なところもみられるけど、曲者揃いの大家族がそれぞれ家族愛で動くのがおもしろかった。
Posted by ブクログ
破局後一年で結婚とか無理矢理感が凄いし、もう少し短くてもいい内容だと思うがまぁまぁ面白かった。現実はこんなわけもなくフィクションだからこそ出来る設定。コレが小説の面白さですよね。
まぁ〜機会があったら続編読むかな!?多分読まないな٩( ᐛ )و