あらすじ
真波莉子はキャリア官僚。「その問題、私が解決いたします」が口癖の人呼んでミス・パーフェクト。ある日、総理大臣の隠し子だとバレて霞が関を去ることになるが、次の勤め先はまさかのファミレス!? 政治家の不適切発言の後始末、不倫CAの転職先探し、赤字続きの病院の立て直しなど、なんでもござれ。実在してほしい人材NO.1! 痛快世直しエンタメ。
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Posted by ブクログ
どんな問題も解決する様が清々しい。最初は失敗ばかりだったけど徐々に成長していくストーリー展開とは真逆で、ただ完璧な人が颯爽と問題を解決していくためスカッとする。
何も考えずただただスカッとしたいときに読むのがおすすめ。
Posted by ブクログ
想像していたよりも面白かったです。
最初は文庫本で400ページを超えるのだから読むのに時間がかかりそうだし大変そうだなと思いましたが、全然そんなことなく読むことができました。
とにかく痛快でありながら問題解決の仕方が勉強になると思いました。
Posted by ブクログ
横関大さん、初読み。
「ルパンの娘」シリーズはドラマで観ていたので、いつか原作も読んでみたいなと思っていたけど、書店で今作を見つけて衝動買い。
買って正解!
めちゃくちゃ面白かった。
400ページ以上もあるのに全く中弛みさせず、ずーっと読んでいたいと思えるぐらい爽快。
総理大臣とのやりとりがクスッと笑えたり、問題解決に挑む格好良さや最後のほうでは映画「ボディガード」っぽいロマンスの芽生えシーンもあり、なかなか読み応えがあった。
シリーズ化、希望します!
Posted by ブクログ
おもしろい!かなりおもしろい!そして、痛快!!400ページoverだけど、ページを捲る手を止めたくない。
ミス・パーフェクトこと真波莉子が、ばっさばっさ様々な職場の問題を解決していく。時に非情とも思えるやり方もあって、ともすれば嫌われたり恨みをかったりしそうなものだけれど、最終的には周りを巻き込み味方にしていく。
仕事との向き合い方とか、人との関わり方とか、なるほどなーと思わされることもあって、あぁこんな上司がいたらいいなぁと…(自分にはとてもなれそうもない・苦笑)。
横関大さんの作品は“はじめまして”だったけど、他の作品を調べてみると、ドラマの原作になってるものもあったりして、ぜひいろいろ読んでみたい。
なにより、ミス・パーフェクトの続編。文庫化を待つか…単行本を買うか…。さて。
Posted by ブクログ
一章ごとに舞台とテーマが変わる構成で、飽きることなく読めた。「この問題、私が解決いたします」ときっぱり言い切る莉子はカッコいい。
最初は総理大臣である父のコネをフル活用するのかと思っていたら少し違っていた。
父のコネも使うが、自分の実績で築いた信頼と人脈を主に使う。また、解決すべき問題に対してしっかり思考を重ねて、最善の結果を残すために努力を惜しまない姿勢が素晴らしい。
泣き言も言わずひたすら行動する莉子には嫌味がなく、応援したくなる。権力者の娘という設定で「恵まれた立場を利用する」というよりも、莉子の場合は自分の力で道を切り開いていく強さがあって、読んでいて気持ちがいい。
Posted by ブクログ
4問からなるストーリー。
タイトル通り何れもパーフェクト。
スカッと爽快な小説。
2問目に大好きだった松坂大輔とコントレイルが
でてきて、びっくり。
Posted by ブクログ
ジメジメとしたニュースばかりの我が国に「颯爽と現れて欲しいミス・パーフェクト✨️」
そう思わせる爽快でカッコいいヒロインの大活躍に胸がすく思いがした!
と同時にドラマ化した場合の配役を思わず考えたのは私だけだろうか?
堀田真由・中村アン・中村ゆり…
この1作目を読んでる途中で2作目も確保したほどハマったシリーズ(笑)
ハマった理由はストーリーのテンポの良さと多彩な設定でしょうか。
多くの人にぜひ読んで欲しいシリーズです!!
Posted by ブクログ
切れ者の女官僚が色ボケの政界重鎮から逃れるため職を転々としながらファミレスや病院を立て直し、CAのセカンドキャリアを設計する。しかしてその正体は、時の政権を握る総理大臣の隠し子にして最強のブレーン。
それぞれ痛快ではあるけど、できれば厚生労働省で世直しに取り組んで貰いたかったような気もする。
気楽に楽しめてスカッと出来る一冊です。