横関大のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
横関大の長篇ミステリ作品『ルパンの星(英題:Rookie of Lupin)』を読みました。
『ルパンの帰還』に続き、横関大の作品です。
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シリーズ累計37万部、待望の新作!
Lの一族の娘・三雲華は、刑事で夫の桜庭和馬とともに娘・杏の育児に追われていた。
一方、北条美雲は失恋の痛手を負い所轄でくすぶる日々。
ある日、美雲の管内で元警察官が殺され久しぶりに和馬とタッグを組むと、捜査は意外な方向へ――。
ドラマ化でファンが急増した「ルパンの娘」シリーズ待望の第4弾〈文庫書下ろし〉
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2020年(令和2年)に刊行された作品で、泥棒一族「Lの一族」の娘・三雲華と、警視庁捜査一課に所属し家族全員が警察官という青年・桜庭和馬が、様々な困難に見舞われながらも許されない恋愛を敢行する、ルパンの娘シリーズの第4作です。
■第一章 マイ・フェア・ガール
■第二章 知りすぎた警官
■第三章 探偵はよみがえる
■第四章 泥棒がいっぱい
蒲田署管内で発生した元警察官の殺害事件を捜査することになった桜庭和馬は、蒲田署勤務の元相棒・北条美雲とタッグを組むことに… 新しい班長・木場美也子の指示のもとで捜査を進めるが、容疑者の元警察官が自殺し、動機が不明確なまま事件は終息に向かう、、、
さらに現役警官が捜査中に殺害される事件が発生… 和馬と美雲は、死んだ3人が釣り仲間だったことを突き止め、独自に捜査を進める。
華の兄・渉との別れでモチベーションが落ち込んだ美雲が、この事件をきっかけに探偵一家としての実力を取り戻して大活躍… 意外な犯人、そして、その犯人をコントロールしていたのは、あの人物でしたねー 面白かったです。
そんな事件を描きつつ、本作の主人公は、和馬と華の娘で小学2年生になった杏でしたね… 類稀なる運動神経や反射神経を発揮して、泥棒一家・三雲家のジイジとバアバと警察一家・桜庭家のジジとババの双方から、後継として期待される立場に、、、
タイトルの"ルパンの星"は、杏のことなんでしょうね… 泥棒としての才能に満ち溢れていますからね。
まだ次作は刊行されていないようですが… ぜひ、続きを読みたいですね、、、
あと、飛ばして読んでない第3作『ホームズの娘』も読みたいな。 -
Posted by ブクログ
横関大の長篇ミステリ作品『ルパンの帰還(英題:Lupin's Return)』を読みました。
横関大の作品は『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』以来なので約1年振りですね。
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泥棒の娘と刑事の息子に、探偵の娘が?
恋と復讐の物語が、新たにはじまる!
和馬が新人の女性新人刑事の教育係に指名された。
北条美雲、23歳。
京都の老舗探偵事務所に生まれ、祖父は「昭和のホームズ」、父は「平成のホームズ」と称された探偵一家のひとり娘である。
泥棒一家、警察一家、探偵一家の運命が交差する。
連続ドラマ化で話題沸騰のシリーズ第二弾!
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2019年(令和元年)に刊行された作品で、泥棒一族「Lの一族」の娘・三雲華と、警視庁捜査一課に所属し家族全員が警察官という青年・桜庭和馬が、様々な困難に見舞われながらも許されない恋愛を敢行する、ルパンの娘シリーズの第2作… 本シリーズは3年前に読んだ第1作『ルパンの娘』以来なので、久し振りですね。
■第一章 刑事誕生
■第二章 バス旅行にご用心
■第三章 ある囚人の帰還
■第四章 夢なら醒めないで
警察一家に生まれ、警視庁捜査一課で活躍する刑事の桜庭和馬には、人に言えない秘密がある… 彼の妻は、伝説の泥棒一家、”Lの一族”の娘・三雲華だ、、、
部下に配属された別嬪の新人刑事は京都の老舗探偵事務所に生まれた北条美雲、23歳… ドジで愛嬌があるが推理の天才!
バディを組んだふたりが直面したのは、華と娘の杏が巻き込まれたバスジャック事件だった… 新たに結成されたバディは、和馬の大切な二人を救えるのか!? 連続ドラマ化で話題沸騰の人気シリーズ新展開!
泥棒一家(Lの一族)・三雲家、警察一家・桜庭家に加え、本作からは探偵一家・北条家が登場する新展開… さらにパワーアップしつつ、読みやすさは相変わらずだったので、愉しく読めました、、、
桜庭和馬と北条美雲が担当する法務省エリート官僚の殺害事件や元検事の殺害事件が、華や杏が巻き込まれた保育園バスジャックと繋がる展開も面白い… 身代金を要求したバスジャック事件の真の目的や、その背後で事件を操る謎の人物の正体も意外性があって愉しめました。
事件が完結せず、続きがありそうな終わり方でしたねー でも、自宅の在庫は続篇を1冊飛ばした第4作の『ルパンの星』なんですよね、、、
まっ、仕方ないなー 三雲家の隠された事実が明るみになり、どう展開するのか気になるところですが… とりあえず次は『ルパンの星』を読もうと思います。 -
Posted by ブクログ
「横関大」の長篇ミステリ作品『偽りのシスター』を読みました。
『チェインギャングは忘れない』に続き、「横関大」作品です。
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麻薬密売の容疑者を射殺してしまった刑事の「楠見和也」。
しかし上長の指示で、後輩の「野口」に罪を被せることに。
同居する兄にも真実を言えず、「和也」は良心の呵責に苛まれる。
そこへ腹違いの妹と名乗る女「麻美」が現れた。
三人の歪な共同生活に戸惑う「和也」だったが、そんな中、「野口」が自殺、現場では何故か「麻美」の目撃証言が――。
〝妹〟の狙いは一体何なのか?
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2013年(平成25年)に刊行された作品です、、、
「横関大」らしさは相変わらず… 軽快なテンポで、サクサクっと愉しめるミステリ作品でした。
■プロローグ
■第一章 弟の苦悩
■第二章 兄の威厳
■第三章 妹の涙
■第四章 兄妹
■エピローグ
兄弟だからこそ、打ち明けられない秘密がある――
麻薬密売の容疑者で元警察官の「甲斐清二」を射殺してしまいながらも、後輩の「野口」を身代わりに立て、素知らぬふりをしなければならなかった、生真面目な刑事の「楠見和也」… そのことを誰にも話せず、良心の呵責に苛まれるが、ある時「野口」が自殺を図ってしまう、、、
一方、勤めていた自動車タイヤメーカーをリストラされたことを弟の「和也」に話せずにいる楽天家の兄「楠見太一」は、毎日公園で弁当を広げる生活を送っていた… そんな二人の前に突然、腹違いの妹を名乗る「麻美」という女がやってきた。
二人は困惑しながらも、天真爛漫な「麻美」に惹かれ、共に暮らし始める… 彼女の笑顔は、天使の微笑か、それとも悪魔の嘲笑か――。
だが「麻美」も、「太一」と「和也」に言えない秘密を抱えていた… 彼女の目的が明らかになった時、いくつもの事件が幕を開ける…。
会社をリストラされた兄「太一」と容疑者を射殺してしまった刑事の弟「和也」、腹違いの妹を名乗る謎の女「麻美」、「太一」が出勤するふりをして時間を潰していた公園で知り合った「甲斐清二」の息子「弘樹」… それぞれが抱える悩みや秘密、、、
そして、警察関係者が絡むと思われた連続銀行強盗事件の渦中に、四人の運命が絡まっていく… 事件と兄弟の想いが交錯し、驚愕の結末へと展開する、ノンストップミステリーでした。
そして、兄弟(&姉弟)愛の物語でもありましたね… 真犯人の正体や犯罪に手を染めることになっ動機、「麻美」の狙いや正体等、意外な結末が愉しめるし、ちょっと軽めの警察小説としても愉しめる、バランスの良い作品だと感じました。 -
Posted by ブクログ
「横関大」の長篇ミステリ作品『チェインギャングは忘れない』を読みました。
「横関大」作品は約3年前に読んだ『沈黙のエール』以来ですね。
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護送車が襲われ、五人の受刑囚が脱走した日、シングルマザーの「早苗」は記憶喪失の青年「修二」と出逢う。
母子は次第に彼に心を惹かれていく。
一方、池袋署の刑事たちは連続殺人鬼“サンタクロース”を追っていた。
二つの事件が交錯するとき、チェインギャングたちが動き出す。
過去と現在を繋ぐ爽快な真相とは。
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2011年(平成23年)に刊行された作品です、、、
意外な展開が愉しめるテンポの良いミステリ作品でした… 「修二」を始めとする、チェインギャングたちの行動を応援したくなり、感情移入しながら愉しく読めましたね。
■プロローグ
■第一章 名もなき者のサイン
■第二章 戦う者のサイン
■第三章 裏切り者のサイン
■第四章 信じる者のサイン
■エピローグ
護送車が襲撃され5人の男が脱走した… 脱走した男の一人である「大貫修二」は、記憶を失い停車中のトラックの前で眠っているところを、ドライバーの「早苗」に蹴り起こされた、、、
その頃、数日後に迫った連続殺人鬼「サンタクロース」対策配備の準備をしていた池袋署の「神崎」と「黒木」は、「修二」が脱走したという知らせを聞き、秘密裏に捜査をはじめる… 捜査を進めるうちに連続殺人鬼「サンタクロース」の行動と、脱走した「修二」が行動をともにしていた「早苗」の関係が交錯していく。
「修二」の記憶喪失は、「早苗」に近付くための嘘で、量刑が重くなるのを覚悟で脱走した「修二」の目的は、「早苗」を護ること… というのは、序盤から想定できていたのですが、、、
ホントの「修二」は誰か… という部分は、最後の最後まで判らず、うまーくミスリードさせられましたね。
そうじゃないと… 高校時代に憧れた相手であれば、さすがに「早苗」も気付きますよねー そこが違和感だったので、最後まで読んで納得しました、、、
「絆ってやつはさ、絶対に忘れちゃいけないものなんだよ」
このセリフ、カッコイイですよね… 印象的でした。
忘れた者、乗せた者、恋する者、探す者―― 無関係に見えた、さまざまな事実が繋がり、意外で、そして爽快な結末が愉しめましたね。