横関大のレビュー一覧
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ネタバレ相撲部が活動停止になってしまい、そこに元プロ野球選手で薬物違反の疑いで引退した小尾を監督として相撲部が野球部として甲子園を目指す話。小尾を野球部の監督として任命した校長が常に嵐の中心にいてみんなを振り回している。相撲部なだけあって一人一人が重量級のバッターではあるが逆に普通のヒットで走力が足りずアウトになってしまうため全員がホームランを狙っている乱打戦をメインとする試合の運び方をしていく。練習より相撲部のメンバーの日常に焦点を当てていて、少しずつ野球を楽しんでいっているのを感じることができた。ただ、小尾の薬物の事実判明の点が余りしっくりこなかったというか釈然としなかったのが残念だった。
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深田恭子、どうしてるんだろうな。
しばらく休業した後、去年の秋にはこの本のカバーにもなっている映画の宣伝に出まくっていたけれど、それからまたパタッとを見なくなった。
どこかのお金持ちと結婚するみたいだし、まあ、いいけど。
さて、シリーズ4作目。
小学2年生になって元気に遊びまわる娘の杏とそれを見守る華。変わらず捜査一課で活躍する和馬。渉と別れて蒲田署で立ち直れないまま勤務する美雲。
それぞれの話が入れ替わり小ネタも挟みながら進む話は相変わらずテンポが良い。
蒲田署の管轄で起きた殺人事件を追って和馬と美雲が再びコンビを組むが、事件を追う話としては展開、伏線や種明かしはかなり強引。
まあ、このシ -
Posted by ブクログ
ネタバレ★3.5
長男、かなりヤバいやつだと思ってたけど、不器用過ぎるだけだった。
日菜の息子、陽介は父親のエゴに振り回されて、そんな時に朝宮1家に出会って変わっていく。
里奈も、亡き姉日菜の忘れ形見、陽介に出会って、変わっていく。
お父さんが遺したシュークリームを、お父さんの店で作って、お父さんの葬式で配る、長男の想いがラストで一気に解明されて、胸が熱くなった...泣いた...
長男名前忘れたけど笑、不器用すぎるよー!沈黙のエールって題名が心に響きますね。
いつか里奈が日本に帰ってきて、お父さんのシュークリームを、陽介のマーケティングで販売されるのが楽しみ -
Posted by ブクログ
「あの時、ああしてさえいれば!と思って読んでいたけど、結局そこを変えたからといってどうしようもなかった、とわかって、結局どうしようもなかったのか…と後味が悪かった…」という感想とともに紹介された本。
なんというか、職場の危機管理的な研修を受けたばかりの身につまされる。まあ、たしかにね?バッチリな対応ではなかったと思うけどね?しゃーないやん?いや、がんばったと思うよ、うん!って感じと言いますか。
読後、タイトルを見返して納得したりすることがあるけれど、今回は「もうちょっと情状酌量っていうか~、勘弁してくださいよ~」と頼みたくなる感じ。
考えてみると、「妥当(ざまあみろ枠)」、「微妙(大衆に晒せば -
Posted by ブクログ
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横関大さん初読
3年前、自称オタクの星谷が推す地下アイドル
グループのひとみんが殺される。
星谷は何故ひとみんが殺されなければ
ならなかったのか、この3年間
ずっとずっとずっと考えていた。
事件の関係者である元市役所職員の佑美、
担当した刑事の源田、
星谷を含めたひとみん推しのグループメンバー4人、
メンバーは揃い殺人事件の再検証が始まった。
物語は、関係者の当時置かれた状況や心境が
時間を明示し当人の視点から語られる。
ひとみんが殺された本当の理由は何か、
単なる地下アイドルの殺人事件に留まらない
事件が起こった因果関係の真相が解き明かされる。
推しのファンが事件の根本解明