横関大のレビュー一覧

  • ホームズの娘

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    ネタバレ

    ルパンの帰還の続編。北条美雲が主人公。
    前作が中途半端な終わり方をしたので、期待この上なかった。華の兄のケビン田中との恋模様も気になるところだったが・・・

    面白く読めた。だが、あまりにも安易で不自然な設定や強引な展開が多く、小説としてはいただけないと思った。
    前作でも書いたが、このシリーズはとにかく設定が素晴らしい。が、今作品はそれ以外何もなくなってしまった・・・。

    とはいえ、まだまだ続きそうなシリーズ、次作が出たらまた読むだろう(が買っては読まない)

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    2020年01月15日
  • ルパンの帰還

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    ネタバレ

    時間がないので第一章だけ読むつもりが、どんどん読み進めてしまった。ドラマから入ったので、前作からの登場人物の個性は頭の中に入っている。また今回初登場のホームズの娘・北条美雲の設定も面白い。
    ストーリー展開もテンポがよく面白いが、とにかくこの小説の面白さは設定の素晴らしさに尽きると思う。
    ただし、終わり方が中途半端でえっ???と言う感じ。続編があるとしても、一つの小説としては成り立たない終わり方ではないか。続編と合わせて一つの小説なら前後編にすれば良いのだから、こんな尻切れとんぼは読後感がよくない。

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    2020年01月08日
  • ルパンの帰還

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    久々に読んだ小説。
    テレビのイメージがものすごく強くて、文章を読んでいると、頭の中で登場人物が男優さん女優さんに変換された。


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    2019年12月25日
  • ホームズの娘

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    ルパンの娘の続編、第三弾。前作・ルパンの帰還で登場する北条美雲が三雲家長男の渉に一目惚れ…なんとお互いに…さらにこれも前作から登場、三雲家の闇・尊の姉で華の伯母にあたる三雲玲がモリアーティと名乗り、殺人事件を計画、次々に事件を起こさせ、和馬と美雲が翻弄される。物語の主役が華から美雲に移り、渉との新生活が次作で描かれているのを楽しみにしたい。

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    2019年12月11日
  • ホームズの娘

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    ルパンの娘シリーズ3作目。
    タイトル通り、主役が前作に出てきた探偵一家の娘、三雲に引き継がれています。
    北条一家もだいぶ良いキャラしているなあ。
    最後はあっさりまとまりましたが、またシリーズ物として続きそうな雰囲気。

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    2019年11月22日
  • ルパンの帰還

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    ルパンの娘の続編。三雲華と桜庭和馬は入籍こそしてないが3歳になる娘と3人で幸せに暮らしているようだ。和馬の元にある部下が配属される。京都出身、老舗探偵事務所の一人娘・北条美雲だ。新人刑事だか、天才肌で名推理で華と娘の杏が巻き込まれたバスジャックでも活躍する。ラスト、美雲が出会ったのは華の兄の渉?続編ではこの二人がどうなるのかも楽しみ。

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    2019年11月10日
  • ルパンの帰還

    ネタバレ 購入済み

    探偵一家と警察一家は役割が被ってる。
    そのせいで桜庭家の警察一家という設定が死んでしまい、ただの常識人の集まりに成り下がってしまった。
    もちろん、横関先生の作品なので面白いのは確かなんだけど、どうにも設定を活かしきれてない印象。
    ドラマは設定だけ活かして内容はがらっとコミカルに変わるみたいだけど、正直それで正解だと思う。

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    2019年08月01日
  • 再会

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    ネタバレ

    再会/横関大:第56回大賞受賞。2010年。
    応募しまくっていたのは知っている。ようやく大賞だね。とおめでとうと思う気持ち。
    小学校の同級生。秘密を共有しつつ、それぞれの場所で大人になる。再会後、事件。
    一緒に遊んでくれた友人のお父さんの殺死体など見ちゃったらトラウマ。そのうえ、その犯人を自分が撃ったと思っていたらトラウマ以上。それぞれ、心に闇をかかえつつ生きてきた。
    うんうんわかるわかるー、それでそれで?と思いつつ、さくさく読み進められる。真犯人が予定調和すぎ。

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    2019年04月14日
  • 再会

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    息子の万引きで脅迫してきた男が、銃で撃たれて殺された。
    その銃は主人公たち4人が小さい頃に起きた、
    ある事件をきっかけで手に入れ、密かに埋めていたはずのものだった。
    大人になった4人は事件をきっかけに再会するが、
    それぞれ秘密をかかえていた。

    4人の過去や秘密が徐々に暴かれていく展開は
    スピーディで、わかっていながらも実は……という展開が
    続くため思わず一気読みしてしまった。

    それぞれが隠している秘密は、今だったり過去だったり、
    それでも深い所では皆が皆を心配し、助けようとしていた。
    最後に暴かれる過去と未来の真実はもちろん
    良い結果ではなかったけれど、ちょっとだけ爽やかな風が
    吹いている

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    2018年06月27日
  • グッバイ・ヒーロー

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    立て篭もり現場にピザを届けることになったバンドのリーダー、伊庭亮太。だがそこにいたのは、腰の低いおっさんだった。託されたメッセージ。奇しくも今夜は大切なライブの日。だけど困っている人がいたら助けなければならない。おっさんと亮太の長い一日が始まる。次々くり出される意外な展開が止まらない!

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    2018年06月17日
  • スマイルメイカー

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    面白かったけど、ちょっと期待はずれかなぁ~。作者の意図がとても透けて見えてる気がして、心のそこから楽しめなかったのが残念。

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    2018年04月18日
  • グッバイ・ヒーロー

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    物語のスピード感、躍動感は抜群で、スラっと読めてしまうエンタメ作品だと思うが、ところどころ、何で?って思わされる状況も。

    ヒーローの一人である亮太が、「困っている人を見過ごせない」という思いだけで、どんどん巻き込まれてしまうのも、どう?

    そういう状況も、エンタメなんだから、まっ、いいっか。

    仲間と組んでいるアマチュアバンドでリーダーをつとめる伊庭亮太。

    昼は宅配ピザ店「ピザ・アルバトロス」で配達のバイトをしている。

    ある日、亮太を配達人に指定したピザの注文が入った。
    届けた先には刑事がいっぱい。

    向かいのビルで人質をとった立てこもり事件が発生しているというのだが、そこへピザを配達し

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    2018年03月26日
  • グッバイ・ヒーロー

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     ピザ配達のバイトをしながら、バンドでのデビューを夢見る伊庭亮太。そんな彼のモットーは、困っている人は助けなければいけない、ということ。

     いつも通りアルバイトをしていた亮太は、自分に配達の指名が入ったことを聞かされる。そして亮太が配達場所に向かうと、そこは立てこもり事件が起こっている現場で……。

     こうくるか! と感心したところと、粗さや雑さが見えるところがいろいろある作品でした。

     まずうーんとなったところから。

     主人公のお節介っぷりにまず違和感を感じました。配達先で夫婦喧嘩が起こっていたら、勝手に家に上がり込んで仲裁し、
    女子大生が困っていたら、バイト中にもかかわらず、水道管の

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    2017年12月04日
  • グッバイ・ヒーロー

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    面白くて読みやすい。しかも、読んだ後が爽やかであったかくなる。ピザの配達員の亮太とおっさんとのやり取りが面白いし、ぐッと来る。第2部で遥香も加わりおっさんとのやり取りに深みが出る。

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    2017年10月05日
  • 沈黙のエール

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    帯の「号泣ミステリーの大本命!」につられて読んでみましたが、残念ながら号泣しませんでした。
    というか、涙も出なかったような....(-ω-;)ウーン

    いつも思うんですが、「帯」煽り過ぎじゃありません?

    ミステリーの部分よりも、家族との絆、仲間との絆、自分達の周りを取り巻く人々の温かさ、なぜかそういう所に目がいく作品でした。

    これはこれで悪くないのですが、個人的には、もう少しパンチが効いたミステリーの方が好みかな。

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    2017年07月07日
  • 再会

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    あらすじ(背表紙より)
    小学校卒業の直前、悲しい記憶とともに拳銃をタイムカプセルに封じ込めた幼なじみ四人組。23年後、各々の道を歩んでいた彼らはある殺人事件をきっかけに再会する。わかっていることは一つだけ。四人の中に、拳銃を掘り出した人間がいる。繋がった過去と現在の事件の真相とは。第56回江戸川乱歩賞受賞作。

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    2017年03月10日
  • 再会

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    江戸川乱歩賞受賞といっても開催回によって作品のレベルは大きく違う。
    「再会」はその中では良くもなく悪くもなくと感じた。
    タイムカプセルに封じ込めた過去は何者かによって暴かれていた。
    殺された人間は、周囲の人にとって死んでもまったく問題のない人物だった。
    だが、殺害に使われた拳銃は、幼なじみ4人にとっては忘れたくても忘れられない封印した過去につながっていた。
    誰が犯人でもおかしくない状況が延々と続いていく。
    読みやすさはあるけれど、それぞれの人物が浅いような・・・。
    とくに重要な場面となる容疑者が逃亡してからの展開が残念すぎる。
    ご都合主義と言われてもしかたのないような偶然性。
    もう少し工夫でき

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    2017年03月09日
  • 偽りのシスター

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    リストラをされた兄
    犯人を射殺してしまった警察官の弟
    腹違いの妹だと言いやってきた女
    サクッと読める物語だった。
    人の良さそうなお兄ちゃん。リストラのことは同居する弟には言えず毎日公園に通う日々。
    そこで知り合う高校生の少年。
    突然家にやって来た腹違いの妹は何者なのか。
    ふんわりした中に、ピリッとした感じのあるお話だった。

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    2017年01月15日
  • 再会

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    乱歩賞受賞作でデビュー作。
    4人の小学生が
    タイムカプセルに入れた拳銃で
    23年後に殺人事件が起きる。

    犯人は4人のうちの誰か。

    面白かったなぁ。

    今の事件と
    23年前の事件がうまく交錯していて
    気持ちよく読み進めた。

    内容は決して気持ちよくないけれど。

    幼い頃の友達関係は優しくもあり切なくもある。

    大人になった4人の関係もまたいろいろ。


    まだ、そんなに読んでないけど、
    今の横関さんとは少し違う感じがして、新鮮だった。

    「再会」横関大

    乱歩賞受賞作でデビュー作。
    4人の小学生が
    タイムカプセルに入れた拳銃で
    23年後に殺人事件が起きる。

    犯人は4人のうちの誰か。

    面白か

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    2016年12月10日
  • チェインギャングは忘れない

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    護送車襲撃による囚人脱走事件とクリスマスの連続殺人事件。二つの事件を人の絆が解決する、ノンストップ・サスペンス。
    ページをめくる度にテンションが上がってくる。自由自在に動く登場人物たちがとても魅力的だ。特に、神崎・黒木の両刑事の会話と推理がいい感じである。このメンバーで、再び大きな事件を解決してほしい。

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    2016年01月26日