平坂読のレビュー一覧
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ネタバレネタバレですが、やはり後半の修羅場が感動的。変わり得ない星奈の性格はその啖呵に多用される「あたし・あんた」を含めて美しいし、夜空が動く最後の切っ掛けになったおそらく夜空の思考回路を奪ったであろうセリフは何だったかは、あまりに夜空の性格を映していまして、つい涙が。そして一連の流れを締めるべく運命に向かい合う彼はかっこいい(笑)そうだよお前の舞台を用意するために小鷹はポリシーを捨てたんだよ!たぶん!・・・しかしその小鷹はこの折角の修羅場をいかにも勝手でハイ納得な説明と理性的な立ち回りで解消しようとしてていささか興ざめな存在ではあるのですが、まぁ小鷹だし。
その後の二人の語らいも素敵でした。夜空 -
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オンラインゲーム「オカルトメイデン」の世界を舞台にしたコミック。ゲーム未プレイです。
主人公はオリジナルキャラの女子高生・笠松妙。ゲームからは倉橋六花、土御門千影・悠宇。他にも出てるかもしれないけどゲーム未プレイなのでごめんなさい。
軽く読めるアクション漫画です。重厚な物語を期待する方は読まない方がいいかも。でも私は好きです!!
友人をアラミタマによって奪われた主人公が、葛藤を経て立ち向かう道を選んでいく。少年漫画の王道っぽいです。主人公が一生懸命で、ちょっと抜けたところがあるのも親しみが湧いていいですね。
ゲームの世界から言えば脇役の子が、この物語では主人公。どこまで活躍できるのか、続 -
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やや悩んだが、星五つの評価とした。内容的に不足があるわけではなく、悩んだポイントは章構成が煩雑なのと、この手のコメディ作品は星五つ評価が相応しいものではないという観点からである。
内容は実に濃かった。
重松清さんの季節風シリーズを一つ読んでいるが、読んだ手触りはそれに近い。ライトノベルのシリーズでああした短編集を扱うなら、おそらくこうした内容になるだろう。
それぞれの世代の登場人物を、情緒豊かに、多彩に描いている。やはり描ける人だなと再認識させられた。
特に、カムパネルラには脱帽である。この短編には作者の実力をまざまざと感じさせられた。 -
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Posted by ブクログ
「僕は友達が少ない CONNECT」
小鷹以外の人物達によって綴られる、一つの奇跡へと続いていく、煌めく奇跡達の軌跡。
このシリーズを読んだことの無い人にどんな話なのかを説明するのは簡単です。表題が全て。そう、友達が少ない僕(羽瀬川小鷹)が友達を作っていく物語です。友達を作る訳だから、他にも登場人物はいます。彼らは黒髪、金髪、眼鏡っ子、僕っ子の女の子であり、皆様容姿端麗。はい、ここら辺で、「あ、ライトノーベルだ!」と声を上げる方は続出でしょう。
そして、こう思われるかも知れません。「主人公を可憐な女の子達がSっ気満載で蔑んだり罵倒したりするんでしょ?でも、それは本心なんかじゃなくて、主 -
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