平坂読のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これはなんと言えばいいのか、適切な表現を捻り出してみると、「しっちゃかめっちゃか」だろうか。
夜空の復活巻というか、吹っ切れ巻なのだが、そこには止まらない後半のゴタゴタは何とも言い難い。
良し悪しすら判断しかねる。評価は次の巻を見てから出すべきなのだろう。
というわけで、次は早くに出してもらいたいものである。(様々な事情があるのだろうが、正直、先の巻から間が空きすぎで関係性を思い出すのに苦労した)
小説としては大変楽しくて、良いジェットコースターだった。
さすがに見せ場の夜空が文語的過ぎたのと、小鷹が頭悪すぎた(口調という点で)ので、それも加味して星四つ半と評価したい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『はがない』の短編集。
主人公は小鷹目線ではなく、その周り。
一番手は夜空から。
『タカとソラ』と呼び合ってた仲だった子供の頃。
全く思い出さない転校生小鷹にイラつく夜空が可愛い。
マリアを脅し、部室と顧問を手に入れて小鷹との楽しい部活を謳歌するつもりだったが…
思いも寄らぬ新入部員が現れる。
二番手は星奈。
思いもよらない新入部員は星奈。
天馬さんと隼人(羽瀬川)との流れ。
合コンとして天馬とノエル。隼人とアイリ。
生粋のイギリス人。流石小鳩の母アイリ。中二病。
天馬とノエルは…秘密の関係。
そこで出来てしまった子供はステラ。
星奈の異母姉妹である。
15年後、ステラは天馬の家で働き始める。
雪村も登場。
小鳩の転校した時の様子。
同クラスの男子目線から。夜空も出て来ます。
てか、夜空の家って母子家庭だったんだね。
マリアとケイトの浴室での大騒ぎ。
理科が6歳の頃から両親に怖がられて(嫌われて)。
昔は自分の事を『僕』と一人称で呼んでいた事も判明。
人前でキャラを変える事がアイデンティティーとなっている理科。
そんな理科視点での物語。
隣人部、水着で部活。馬魔人登場の経緯。
星奈が他人との興味を示すのをステラ視点から。
何気にステラの気苦労が伺える…
幸村の出生が明らかになると共に『性同一性障害』と勘違いされたままの残念な話し。
学際が終って星奈の爆弾発言後、理科の仕掛けた喧嘩。
小鷹を隣人部へ取り戻すために敢えて悪役を自ら引き受ける。
理科と小鷹の大喧嘩を見て、発言を聞いて涙してみを惹く夜空。
何故身を引く必要性があるのか判らないのだけど。
表紙が実は若かりし頃の母と幼い小鳩というあり得ない組み合わせとなっているとあとがきであります。
確かに。星奈じゃないな。 -
Posted by ブクログ
1月からアニメ2期も始まる「はがない」の最新刊。数字が入っていないけれども、基本的には8巻のあとに読むことが、あとがきにて推奨されている外伝的な内容。
とはいえ完全なスピンオフ的な内容ばかりでもなく、小鷹以外の視点で描かれる既存シーンも多々あり、8巻前の内容を作者の意図としての正解を理解する上でも重要な巻といえる。
正直、あまり読む前は期待していなかったのだけれども、予想に反して一気に読み終えてしまった。それくらいの面白さがある。ただまぁ、「はがない」のアホなノリみたいなのはあまりなくて、どちらかといえばシリアスモードな描写ばかりなので、感情で感じる楽しさというよりは、頭を使う楽しさみたいな内容だったかなと思う。
特に理科の話などは、小難しい、ある種の中二病的な部分があるんだけども、これはMF文庫Jのターゲット層に良さが分かるんだろうかと、少しばかり心配してしまうような小難しさ。いやまぁ、小難しいだけで、難しくはないのだけども。「天才」と「超人」の話はなかなか面白かったと思う。
あとステラさんが妙にフィーチャーされているので、ステラさん好きは買うしかないでしょう。逆にケイトさんの出番が少な過ぎたので、平坂先生はもう一発、外伝を書いてください。お願いします。