感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2011年05月15日
3分の1ほど読んだところで「あっ。この主人公は『戯言遣い』だ。」と気づく。
玖渚友に出会わず、天才たちとも付き合いのない、普通の高校生になった「ぼく」という感じ。
この本は平坂読のデビュー作であり、むろん西尾維新ほど緻密でも多量の情報量も持っていないが、なんとなくキャラのつくりの目指したベクトルは同...続きを読むじかなと思ったしだい
まあ、世界観や文体は普通のライトノベルなんですけれどね
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ライトノベルというものを掴むための参考資料として読んだ。
くだけた文体とふざけた一人称に好感。
が、刺激という意味ではやはり優れた文芸に比して物足りない。
読む価値は多分にある。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
なんだ、これ!
今まで読んだこともない作風にただ唖然とさせられた。
毒のある文章をたいへん楽しめさせてもらった。
それにしてもどのキャラも濃すぎる。
Posted by ブクログ 2014年07月30日
全4巻完結。
自身、平坂読作品では『ねくろま』の次に読んだ話。死者が甦る設定は同じだが娯楽性は『ねくろま』が上。
本作はデビュー作だから色々実験した感じ。例えば第3巻とか。
色々なところで予想を裏切ってくれたのが面白かった。
Posted by ブクログ 2013年10月02日
捻くれものの主人公が、幼馴染と幽霊と事件に巻き込まれていく感じ。
最後あたりに、幽霊に対してした言葉が、冗談だと思ったら2巻で本当だとわかってビックリした。
Posted by ブクログ 2012年12月15日
「はがない」で有名になった平坂読のデビュー作。読む人を選ぶだろう作品。最強ババアに、口を開けば怒涛のゴミ虫語を喋る美少女、明るく元気な幼なじみの幽霊とライトノベル的無茶設定キャラが揃っているのに、やっていることはラブコメにシリアス。ギャグも多大に含む。それらが天秤の上でなんとかバランスをとっているイ...続きを読むメージ。ふと我にかえると滑稽に思えてしまうリスクがある。妙に気概のある謎の哲学など、芯があることはこのデビュー作からも感じ取れる。一般向け、間口を広くしていったのが「ラノベ部」であり「はがない」なのだろう。