あらすじ
死んだ人間の約1割が言葉も交わせる<ゴースト>としてよみがえる時代。ある日、悠紀は幼なじみの深春に告白されるが、深春はその直後に事故で死んでしまう。遺体にすがって泣いた悠紀だったが、深春はゴーストになって蘇り、二人は「お付き合い」することに。触れ合うことができないゴーストとじゃ、あんなコトもこんなコトもできない、と悠紀は嘆くが、深春は幸せそう。トラブルは多いものの、それなりに楽しい毎日だった。しかし、ひょんなことから後輩・ひかりが二人の間に割り込んできて……!?
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Posted by ブクログ
3分の1ほど読んだところで「あっ。この主人公は『戯言遣い』だ。」と気づく。
玖渚友に出会わず、天才たちとも付き合いのない、普通の高校生になった「ぼく」という感じ。
この本は平坂読のデビュー作であり、むろん西尾維新ほど緻密でも多量の情報量も持っていないが、なんとなくキャラのつくりの目指したベクトルは同じかなと思ったしだい
まあ、世界観や文体は普通のライトノベルなんですけれどね
Posted by ブクログ
ライトノベルというものを掴むための参考資料として読んだ。
くだけた文体とふざけた一人称に好感。
が、刺激という意味ではやはり優れた文芸に比して物足りない。
読む価値は多分にある。
Posted by ブクログ
なんだ、これ!
今まで読んだこともない作風にただ唖然とさせられた。
毒のある文章をたいへん楽しめさせてもらった。
それにしてもどのキャラも濃すぎる。
Posted by ブクログ
全4巻完結。
自身、平坂読作品では『ねくろま』の次に読んだ話。死者が甦る設定は同じだが娯楽性は『ねくろま』が上。
本作はデビュー作だから色々実験した感じ。例えば第3巻とか。
色々なところで予想を裏切ってくれたのが面白かった。
Posted by ブクログ
捻くれものの主人公が、幼馴染と幽霊と事件に巻き込まれていく感じ。
最後あたりに、幽霊に対してした言葉が、冗談だと思ったら2巻で本当だとわかってビックリした。