起家一子のレビュー一覧
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの13作目。
今回は、前巻の続きで南方のウルク帝国でのお話。最後そういう解決ってありなのか?? と思うような異母兄フリートヘルムのパワープレイと、その兄がしようとしていることが分かるレティの関係性にほっこり。ただそこまでは結構ハラハラというか、緊迫な展開も続く。レティが弱音を吐いたりもする。自称・伝説の軍師であるゼノンが引っ掻き回したりもする。それにしても、ウルクの皇子・カリムはものすごく拗れているのに、すごくしっかりしてる。内面が強い。国も立場も性別も違うけど、国民が笑顔 -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの12作目。
今回は、異母兄である第一王子フリートヘルムが、南方の大国・ウルク帝国の砂漠で消息不明となったことを聞き、レティが兄の行方を探しに向かう。その道中でレティたちも【奇妙な砂嵐】に遭って騎士達と離れ離れになったり、奇妙な連続通り魔事件があったり、流行病があったり、もうなんか色々おかしいことが起きている。ウルク帝国のカリム皇子のキャラが濃い。フリートヘルムがたくましすぎる。レティが無邪気に笑顔を見せるのかわいいし、レティの強引な侵入とカリムの扱いは愉快。レティの騎士の -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの11作目。
今回は、国内のミモザ祭りということでちょっと華やかな雰囲気? レティや騎士たちは準備などで大忙しだが(笑)
その間に、レティの婚約者候補だったマティアスの死の謎を調べていた没落貴族のメルディが、命を狙われ瀕死の重傷を負ってしまう。ノーザルツ国の銀狼公やシェラン(妹の方)や白き医師団のオスカーが久々に登場しつつ、かつての事件の悲しい真相が明らかになる。レティの切り札としての婚姻の覚悟と、メルディの騎士・軍師への覚悟が痛いくらい。あと詰め込まれすぎてるレティの力を -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの10作目。
今回は、責務が重なってめちゃくちゃ多忙なレティがようやく軍師役の検討へ。候補は2人。そのひとり・メルディは、没落貴族で出世の見込みもないと諦め癖がついている「凡人」。いや、こんな凡人がいてたまるか、って感じだけど、挫折した上で悩み葛藤もしてるとこは身近に感じられるし、レティと関わっていくうちに前を向き始めたのも好感。
候補のもうひとりはかつてのメルディの師である「天才」ゼノン。レティですらゼノンの掌の上で踊らされた感がありつつもゼノンにより引き起こされて想定さ -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの9作目。
今回は、未来の女王の欠かせない「夫」を探すため、有力候補のナパニア国の王子・ソレスに会いにナパニアへ。レティは客船で奔放なソレスと「劇的な出会い」をするのだけど、珍しくレティが振り回されてるっぽい感じになってる。ソレスかわいいなー(笑)
レティと騎士デュークは相変わらずで、他意なく「わたくしって、可愛い?」とデュークに聞くレティが可愛い。お互いが表に出さずに、似た場面を想像して同じこと考えてるのも微笑ましい。後半は人たらしが高じたかっこいいレティも見れる。
今回 -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの8作目。
今回は、次の専属騎士勧誘に向けて動く。2人の候補から同様の条件が出され、レティは危険を承知で身を危険に晒す潜入を敢行。偉そうなメイド姿のレティがかわいい。レティの決めたことに対する行動力と(いい意味での)しつこさは本当にすごい。
以前より登場していたロリコン伯爵子息ウィラードが、騎士デュークに惚気た恋人と登場するのだけど、この恋人アイリーチェが素敵な詩を詠むだけでなく、人の感情の例えも素敵という。スープに似ているは確かに。
『王達の会議の間』の面々の出番は少なめ -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの7作目。
今回は、キルフ帝国を舞台にした前巻の続き。行方不明だったキルフ帝国第四王子アルトールが劇的な登場。そしてレティを『神殺しの魔法陣』を使って、レティの騎士デュークとアストリッドの目の前でレティを拘束してしまう。獅子王の軍師の策に荒ぶるレティがちょっと可愛い(笑) 今回は前回以上に『王達の会議の間』の面々がいい仕事してる感じ。キャラも面白いしね。親バカとか(笑)
レティがいない中、デュークとアストリッドが頑張って動く。デュークが真面目な顔してこんな戦略立てるのもすご -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの6作目。
今回は、不審な招待状を持ってキルフ帝国へ。そこで皇帝に関するとんでもない噂を聞いたレティは真相を確かめるために色々動く。悪い女を演じた可愛いおねだりとか(笑) 騎士たちも軟派な感じになってたりね(笑)
これまでよりも『王達の会議の間』の場面は少なめな印象だが、新しい王が登場していい仕事してる。キルフの姫の婚約者であるイルストラ王子のヴィクトル、ノーザルツ公も。戦争を回避するためのレティの計画が痺れる。読み進めていく中ですごく高揚するのを実感した。あと、ノーザルツ -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの5作目。
今回は遠すぎる東の凌皇国から、"皇女"シェランが次期国王の花嫁になるために押しかけてくる。
デュークが変態趣味を持つ同期のウィラードにものすごく遠回しな恋愛相談をしていたり、第一王子フリートヘルムとウィラードが幼くくだらない喧嘩をしていたり、第二王子グイードのわかりにくい助言だったり、第三王子レオンが年相応だったり覚悟を持った姿がかっこ良かったり、クレイグの飄々ぶりにクスッとなったり、レティは初めから強いわけではなかったのねということが分かっ -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの4作目。
三カ国で領土争いをしているグラン山が燃えた今回、レティは次期女王である自分にしかできないことをするために、騎士のアストリッドを連れて王城に戻る。自分の騎士のデュークとクレイグは別の役目。クレイグののらりくらりっぷりと強かな感じがすごい(笑) 銀狼公が手のひらの上で転がされてる感じが面白い。レティは今回、罠にかけられて大怪我を負ったりもするが、自分にできることをと手を伸ばすレティはかっこいいと思う。
兄弟たちや、歴代王たちのやりとりもだんだん楽しみになってきた。最 -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできた王女レティの物語シリーズの3作目。
今回レティは、次期女王として初の外交(という名の従姉の結婚式)に出ることに。というのを口実に、現国王に色々使われる形で道中ではトラブルが発生。現地でもトラブルに巻き込まれる。ただ、歴代王の1人である失恋王ルートガーに「自分の願望を全て叶えてかっこいい」と言わせた(....言ってたよな....? うろ覚え....)流石のレティで、破天荒な力技も含めて解決+己の用事まで片付ける。今回は騎士デュークとは別行動も多く、その分、国境将軍と名高いクレイグがレティの傍に。渋いクレイグがレティにいいように使われてる様子は -
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化粧する漫画
昔の化粧って物によっては有害な化学物質だったりしないのかな、鉛とか
いくら見た目を良くしたところで健康を害するのは嫌だな… -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできた王女レティの物語シリーズの2作目。
大きな争いになるのを防ぐために、兄達ととっても仲が悪くなければならないレティと、レティを大事に思いながらもそんなそぶりを周囲に見せられない兄達。読み進めるほどに、兄妹たちがもっと仲睦まじく過ごせる日々を願いたくなる、素敵な兄妹だと思う。レティの同腹の弟・レオンと、レティの騎士になったデュークを含み、シスコンっぽさが滲み出る場面が所々あるのだけど、「シスコン」というワードが一切出てこないのもおもしろいと思う(笑)
今回は、次兄のグイードに、王宮内で起きる事件の犯人の疑いがかかる。結末はなかなか切ないものだっ -
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできた王女レティ。自分が将来女王になることを「知っていた」とか、歴代の王たちと意識上で会えていたりとか、設定はちょっと難しく感じたけれど、読み進めていく中で入り込んでそこまで気にならなくなった。レティは、めちゃくちゃ上からというか、高飛車で気が強い感じなんだけど、嫌な感じはほとんどなくて、広い視野で女王としての自覚をしっかり持っていて、護衛がいなくても大丈夫なくらい自身でも強い。たまにすごく心配になるところもあって、レティが声をかけている騎士デュークの目線と同じ感覚になりながら読んでいた。今すぐは難しいかもしれないけれど、仲良い兄弟たちをそのうち
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まだまだ序盤。
花街の化粧師のダイが、女王選出する候補となっている貴族へ雇われ奮闘する、4巻完結?(かな?)の物語。
まだまだ、明かになっていない部分が多くて、この先ダイはどう成長していくのかとても気になります。
2巻へ突入!