【感想・ネタバレ】おこぼれ姫と円卓の騎士 7 皇帝の誕生のレビュー

あらすじ

「騎士王、貴女こそが皇帝に相応しい」―己の秘密を知る“誰か”の存在により、キルフ帝国後継者争いに巻き込まれたレティーツィア。そこへ、ずっと行方不明だったキルフ帝国第四王子・アルトールが姿を現した! なんと彼は『神殺しの魔法陣』を使ってレティを拘束。目の前で主君を奪われたデュークは、アストリッドと共にレティを助け出そうとするが……!? 最強女王伝説、強敵現わる第7弾!

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色々あったけれど…

今回の主役はレティではなく、お友達の姫って感じだったけれど、何に一番驚いたかって、黒幕の正体。
騎士王の軍師だった、本来ならば騎士王の生まれ変わりであるレティの味方であったはずの人物(の念)。彼の実年齢に、レティと共に本気で驚いた(笑)

#切ない #感動する #ドキドキハラハラ

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第7弾。
前回でアナスタシア姫が好きだなと思ったのですが、
今回でさらに好きになりました。
決断した姿はとても素敵でした。
レティさんと2人の絆も感じられ、
素敵な関係だと心があたたかくなりました。


ヴィクトルさんも好きで、
乗馬のシーンと挿絵がお気に入りです。

「王は国のために結婚」
というのは切ないなと思いますが、
どうか少しでもみんなが幸せに過ごせられたら
嬉しいです。

そしてラストはレティさんとデュークさんの
恋愛模様が動き出しそうな展開にどきどきで、
いろいろ大変なことがあった巻でしたが、
とても好きな巻です。

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2022年03月29日

購入済み

久しぶりにワクワクできます!

騎士物の王道と言えば王道のような話なのですが、主人公が女性ということと、魅力的な登場人物が次々に出てきて、作者の文章がきれいで上手く物語に破綻がないので、続きが気になって次々に読み進めたくなります。
あと、時々切なくなったり笑えたり、登場人物も完全ではなく、いろいろ悩んだり悲しい過去があったりしますが、乗り越えて問題を解決し成長していくので、盛りだくさんでも読後感がよいです。恋愛要素は、少ないかも。
円卓の騎士や三銃士などがお好きだった方は是非!

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2021年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻から間があいたので、ちょっと忘れそうでしたけど、そうそう、アナスタシアのお話でした。キルフ帝国をひっかきまわす黒幕のアルトールが登場し、レティを拘束しちゃいますが、そのアルトールの中には別の人物が・・・。

国が変わって、レティの騎士王の話から離れたかな?って思ったら、ちゃんとつながってて、今回カールハインツ王のイラストもあったのはうれしかったかも。一度、各王様のイラストと系譜も欲しいなあって思いました。
(サイトとかに置いてくれないだろうか)

レティか捕らわれて、デュークとアストリッドが救出になりましたけど、デュークの考えがレティっぽくなってて驚き。成長したんですね。

あんまり甘い感じがないこのシリーズですけど、最後にちゃんと入れておいてくれました。狸寝入りしているレティの元でデュークが言った言葉に、「デュークのことを考えないようにしていた」レティがデュークのことばかり考えてます。

自制しているデュークが、レティの様子を別のことを考えてるっていう風に勘違いして先に進まない感じはしますが、ここはノーザルツ公にレティの様子に気付いてもらって、デュークにちょっかいかけたり、レティに言いよってもらったりして、当て馬ぶりを発揮して欲しいなぁって思います。どうしてもアストリッドでは当て馬にならないし。。。

キルフ帝国の話は一段落したし、次巻はちょっとそっち方面にすすんでもらったらうれしいかな。

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2013年09月21日

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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの7作目。
今回は、キルフ帝国を舞台にした前巻の続き。行方不明だったキルフ帝国第四王子アルトールが劇的な登場。そしてレティを『神殺しの魔法陣』を使って、レティの騎士デュークとアストリッドの目の前でレティを拘束してしまう。獅子王の軍師の策に荒ぶるレティがちょっと可愛い(笑) 今回は前回以上に『王達の会議の間』の面々がいい仕事してる感じ。キャラも面白いしね。親バカとか(笑)
レティがいない中、デュークとアストリッドが頑張って動く。デュークが真面目な顔してこんな戦略立てるのもすごいし、文句言いながらそれを実行する面々もすごい。茶番感もすごいけど(笑) レティの言葉をきっかけに色々考えるようになったキルフのアナスタシア姫の決断はかっこよかった。
デュークの独り言をレティが聞いてしまうとか、ノーザルツ公とレティの際どいやりとりとか、愛人王の諡的にこれからが気になる場面もあって、広く楽しめた。

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2023年03月21日

Posted by ブクログ

キルフ国での話の続き。行方不明だったアルトール皇子が劇的な現れ方をするが、「神殺しの魔法陣」を駆使してレティーツィアを拘束してしまう。どうもアルトール皇子の中に別の者がいるのだ。今回は、レティーツィアのわずかな言葉でその真意と、置かれた状況を読みとり、デュークが的確な行動を取っていく。理想的な君子の関係になって来たのか。しかし、二人の関係はこのままでは済みそうもない空気も出てきた。君子と私人との思いの中で、これから悩んでいくのかもしれない。それはキルフ王国のアナスタシア皇女も同じである。孤独な彼女は、レティという友を得たが、皇族という立場で悩んでいくことだろう。両者とも先行きは山あり谷ありだろうが、必ずややってくれると思わざるを得ない。つまり、応援してるんですよ。

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2022年01月03日

Posted by ブクログ

今回はレティさん以外の人達の活躍にスポットライトが当てられていていつもとは違う面白さだった。アナスタシア姫の決断にレティさんとはまた違うかっこよさを感じたのが良かった。

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2021年08月09日

Posted by ブクログ

前回から続いていた話の決着編。
今回は最近出番が少なかったデュークの活躍や心情が少しうかがえるので、そういう面では進展のあるお話。

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2014年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ7巻目。
差出人不明の招待状を受け、キルフ帝国を訪れているレティ一行。そんな中、戴冠式のいざこざに巻き込まれ、紛失したと聞かされた次の皇帝を書き記した紙が入ったインペリアル・エッグが何故かレティの部屋に。しかも中に書かれていた言葉はレティが騎士王だと知っている者が書いたもの。一体誰がこの言葉を書いたのか。そしてキルフ帝国の次の皇帝は誰になるのか。様々なことが動き出す7巻。

いつもはレティが中心になって事件を解決、収束してしまうので今回のように彼女の騎士たちが頑張る様子が新鮮でとても面白かったです。特にデューク。いつもは機動力に優れたアストリッドが動いてしまうので、デュークは若干後ろに控える護衛的立場が多くて、もっと活躍を見たいと思っていました。最初の騎士なのにね(笑)レティと同レベルの知力(レティ的にはまだまだですが(笑))に剣を握らせても最強とか言うことなしじゃないですか。そんな彼のレティに対する想いが切ないです。でも、すべてを分かった上でレティを主人と仰ぐ彼の気概にグッときます。
新しい皇帝も予想通りというか、あの人しかいないというか(笑)新皇帝の決意と国を思う強い気持ちに胸を打たれました。彼女のこれからに幸あれ。
巻末でデュークの自分への想いを知ったレティが次巻からどう行動するのか、どういう展開になるのか気になります。恋愛的展開も好きですが、このシリーズの陰謀や事件を巡る展開も好きなので迷う。でもどっちみち楽しみなことに変わりはないのですが(笑)

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2013年12月04日

Posted by ブクログ

己の秘密を知る“誰か"の存在により、キルフ帝国後継者争いに巻き込まれたレティーツィア。
そこへ、ずっと行方不明だったアルトールが現れ、レティを拘束する。

4ヶ月、長かった!
アナスタシアとヴィクトルはよい夫婦となりそうで楽しみだったのですが、残念。でも、アナスタシアの決断は素敵です。
ティもついに恋愛モードかと嬉しい反面、さみしくもあり。あの知略で突き進んでいくところがおもしろいので、恋愛一色になってしまうとさみしいです。
二ヶ月連続刊行やってくれないかなぁ……。

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2013年09月14日

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