【感想・ネタバレ】おこぼれ姫と円卓の騎士 7 皇帝の誕生のレビュー

あらすじ

「騎士王、貴女こそが皇帝に相応しい」―己の秘密を知る“誰か”の存在により、キルフ帝国後継者争いに巻き込まれたレティーツィア。そこへ、ずっと行方不明だったキルフ帝国第四王子・アルトールが姿を現した! なんと彼は『神殺しの魔法陣』を使ってレティを拘束。目の前で主君を奪われたデュークは、アストリッドと共にレティを助け出そうとするが……!? 最強女王伝説、強敵現わる第7弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第7弾。
前回でアナスタシア姫が好きだなと思ったのですが、
今回でさらに好きになりました。
決断した姿はとても素敵でした。
レティさんと2人の絆も感じられ、
素敵な関係だと心があたたかくなりました。


ヴィクトルさんも好きで、
乗馬のシーンと挿絵がお気に入りです。

「王は国のために結婚」
というのは切ないなと思いますが、
どうか少しでもみんなが幸せに過ごせられたら
嬉しいです。

そしてラストはレティさんとデュークさんの
恋愛模様が動き出しそうな展開にどきどきで、
いろいろ大変なことがあった巻でしたが、
とても好きな巻です。

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2022年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻から間があいたので、ちょっと忘れそうでしたけど、そうそう、アナスタシアのお話でした。キルフ帝国をひっかきまわす黒幕のアルトールが登場し、レティを拘束しちゃいますが、そのアルトールの中には別の人物が・・・。

国が変わって、レティの騎士王の話から離れたかな?って思ったら、ちゃんとつながってて、今回カールハインツ王のイラストもあったのはうれしかったかも。一度、各王様のイラストと系譜も欲しいなあって思いました。
(サイトとかに置いてくれないだろうか)

レティか捕らわれて、デュークとアストリッドが救出になりましたけど、デュークの考えがレティっぽくなってて驚き。成長したんですね。

あんまり甘い感じがないこのシリーズですけど、最後にちゃんと入れておいてくれました。狸寝入りしているレティの元でデュークが言った言葉に、「デュークのことを考えないようにしていた」レティがデュークのことばかり考えてます。

自制しているデュークが、レティの様子を別のことを考えてるっていう風に勘違いして先に進まない感じはしますが、ここはノーザルツ公にレティの様子に気付いてもらって、デュークにちょっかいかけたり、レティに言いよってもらったりして、当て馬ぶりを発揮して欲しいなぁって思います。どうしてもアストリッドでは当て馬にならないし。。。

キルフ帝国の話は一段落したし、次巻はちょっとそっち方面にすすんでもらったらうれしいかな。

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2013年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ7巻目。
差出人不明の招待状を受け、キルフ帝国を訪れているレティ一行。そんな中、戴冠式のいざこざに巻き込まれ、紛失したと聞かされた次の皇帝を書き記した紙が入ったインペリアル・エッグが何故かレティの部屋に。しかも中に書かれていた言葉はレティが騎士王だと知っている者が書いたもの。一体誰がこの言葉を書いたのか。そしてキルフ帝国の次の皇帝は誰になるのか。様々なことが動き出す7巻。

いつもはレティが中心になって事件を解決、収束してしまうので今回のように彼女の騎士たちが頑張る様子が新鮮でとても面白かったです。特にデューク。いつもは機動力に優れたアストリッドが動いてしまうので、デュークは若干後ろに控える護衛的立場が多くて、もっと活躍を見たいと思っていました。最初の騎士なのにね(笑)レティと同レベルの知力(レティ的にはまだまだですが(笑))に剣を握らせても最強とか言うことなしじゃないですか。そんな彼のレティに対する想いが切ないです。でも、すべてを分かった上でレティを主人と仰ぐ彼の気概にグッときます。
新しい皇帝も予想通りというか、あの人しかいないというか(笑)新皇帝の決意と国を思う強い気持ちに胸を打たれました。彼女のこれからに幸あれ。
巻末でデュークの自分への想いを知ったレティが次巻からどう行動するのか、どういう展開になるのか気になります。恋愛的展開も好きですが、このシリーズの陰謀や事件を巡る展開も好きなので迷う。でもどっちみち楽しみなことに変わりはないのですが(笑)

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2013年12月04日

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