大川隆法のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マスコミに向けたメッセージが強いと感じる一冊。特に最終章がそうだから、全体の印象がそちらに引っ張られているのかも。
真実正当なる宗教とはどういうものか、正当なる民主主義とはどういうものか、ユートピアとはどういうものか。
その実現のために、弟子はどう在るべきか、僧団はどう在るべきか。
この地上における理想の実現と、それを支える組織論、人材論、富への考え方。
個人的には、2024年時点で最も重要な論点は、自己限定・自己満足に陥っていないか、という点かなと思いました。
現状に満足せず、過去の出来事で自己限定せず、もっともっと大きな理想を掲げて無限界の力を発揮していけるようになりたいものです。
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Posted by ブクログ
『常勝思考』や『ストロング・マインド』等、逆境を乗り越える系の他の書籍と比べると、やはりタイトルにある「不動心」の部分にこの書籍の個性があるのではないか。
特に、第一章と第二章の、基礎を作り続けること、蓄積することの大切さ。大樹だからと水分・養分を吸わなかったら枯れてしまう(大人になっても基礎づくりは必要)、氷山の水面下を蓄えることが安定感になる、無用のものと思えるものもあることで安心できる(無用の用:橋の太さが人の幅より太いわけ)など、想像しやすい例も多くわかりやすく、印象に残りやすかった。
また、少し縁遠いようにも思える第四章 悪霊の諸相・第五章 悪霊との対決も、メンタル不調≒霊障の観 -
Posted by ブクログ
「日本文明のはじまりには、天御祖神(あめのみおやがみ)様が宇宙からいらっしゃり、伝説的な富士王朝が実際にあった」という衝撃の事実が先んじて霊言などで明かされての、第一章の講演会だったかと思います。
改めて天御祖神様の教えとは何だったのかをお説きくださり、武士道にも流れていく「恥ずかしくない生き方をせよ」という教えが、ここから始まっているのだなと印象的でした。
第二章、第三章は、地球神や世界情勢、国家論等のお話などもありつつ、個人一人ひとりの日々の精進、祈りの姿勢、厳しい時代の心構えなどに触れられていて、普遍的内容もあり、学ぶべき内容の多い一冊でした。