大川隆法のレビュー一覧
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【本人が語る、釈迦の本当の教えとは】
本書は、「仏陀の証明」と同じく、生の釈迦の教えが記されています。仏陀の証明より少しやさしくて理解しやすいです。
例えば、「六波羅蜜多」「八正道」の教えが現代だとどのようになるか、例を交えて説明があります。
また、本書は「菩提樹下の悟り」として、王城を出て一人修業し、己心の魔と戦いながら釈迦が悟りを得る過程が記されています。
ここが私はとても気に入りました。途中釈迦がどのようなことを考えて修業したのか。大変な苦悩が記されていますが、そこから得られた悟りが、今なお私達を守り、育ててくれているのだ、と思うと深く感動しました。 -
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【霊的「生命」の真実とは】
本書は「生命」という切り口で説かれた法です。
最初のほうには「生きること」と「死ぬこと」について書かれており、最近多い自殺についても述べてあります。正しい人生観を持っていれば、自殺などできないはずである、ということがここを読めばわかります。
後半は、「生命」の真実について解き明かしてあります。
私達はなぜ生まれ変わるのでしょうか。
それは「生きとおしの生命」を何度も生まれ変わって、魂の経験を積むためです。
この世においては、たくさん苦しいことやつらいことが起こります。
しかし、あの世からは「こんな困難な問題は力がつくんだろうな」とみています。全て、私達の魂を磨い -
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【さわやかな仏法真理の本】
本書は、今まで大川隆法先生が講演会や著書で述べてきたことをピックアップし、要約して「心を軽くする」「結婚」「家庭」「成功」などいくつかのカテゴリーに分けて再編成したものです。
カバーや中の挿絵もさわやかですし、文字もそんなに多くないので、本が苦手な人でもすぐに読み終わることができます。
中身は簡単ながらも、その背後には「観の転回」「波長同通の法則」「愛の原理」など深い思想が見て取れます。
全27のトピックの中に、必ず今あなたの悩んでいることに対するヒントが書いてあるはずです。
法縁に触れるには最適の一冊であると思います。 -
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【真の教育は信仰心と結びついている】
ルソー、カント、シュタイナーという哲学の3巨人が登場です。
ルソーは、魂のすばらしさを壊さないようにして引き出すのが教育の使命である、という考えを述べます。また「一般意思」について唯物的な曲解がなされていることを厳しく批判します。
カントも同様に、「神様を否定したのだ」と曲解されておりますが、本人は「学問の発展のために、当時の教会の桎梏から学問を切り離す」点にあったと述べます。これは、教会が「天動説」を採っており、正当な学問の発達を妨げていた点に顕著でしょう。
そのうえでカント自身は「信仰心や神を否定してはいない、むしろよく信じていることが私の著書から読 -
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【今の日本は共産主義に傾こうとしている】
菅政権を知るために、菅直人首相の政治のルーツ「市川房江」と、尊敬する政治家「高杉晋作」の霊言が収録されています。
しかし、市川房江は自らが死んだことにも気付かず、「北朝鮮やソ連は理想の国家よ」と繰り返す始末。
高杉晋作は天国に帰ってはいるものの「奇兵隊内閣」のネーミングに対して「うれしいようなうれしくないような」と言葉を濁し、菅政権が要するに共産主義に傾いているという点に警鐘をならします。
共産主義のいう「平等」の考えにも、一片の真理はある。
しかし、それをあまりに激しく推し進めるがゆえに「資本家や権力者を悪とみる」思想に傾いてしまった共産主義は、 -
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【失敗から学ぶ】
本書は、地獄から「ルシフェル」「カクハン」を呼び出し、また天上界(裏側)から高橋信次を呼び出して霊言をとってまとめたものです。
前二者はいわゆる地獄に落ちた「悪魔」の総大将的な位置にあります。なぜ彼らを呼び出したのか。
それは、やはり「闇」の面を知っておくことによって、失敗から学ぶことにあると思いました。
高橋信次も、現在は天国にいるものの、自分が釈迦だと名乗り、教団を混乱に陥れた点を大川隆法先生から厳しく批判されております。
悪魔や天使が存在するかについては、様々な考えがありましょう。
しかし、本書やほかの本を読む限り厳然としてその者たちは存在していると思います。
そし