有坂あこのレビュー一覧
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「ゲート」シリーズの著者、柳内たくみ氏の著作。ゲートよりも短いので終わりのほうでは読み終えてしまうのが寂しくなるほどであった。それだけ登場人物たちに感情移入していたということ。終わり方もさわやかで、感動もし、笑えて読み終えた。もっと読んでいたかったと思える小説。
内容は第二次大戦直前の、フィンラン...続きを読むPosted by ブクログ -
予想外に面白かった!
最初は「なんじゃこりゃ?」的感覚で読んでたけど、
読めば読む程に味の出る旨い珍味並みに面白く興味のそそる作品だった。
意外や意外。
さて2巻。 -
これで完結なのは実に勿体無い。確かにラノベとしては毛色が違うけど、表現力·文章力は巧い。
もっと読みたいので機会がああれば書籍化して欲しい -
2学期に転校してきた中学生の立花 岬が、1学期から始まっている謎のネットのいじめで不登校になっている生徒達を救うために、いじめに隠された真のストーリーを解き明かす!!
この本は少し怖いところもありますが、いじめの怖さについてよく書かれた本です。
ぜひ読んでみてください。Posted by ブクログ -
最近自分が非常に気に入っているシリーズの最新刊。
後書きでは打ち切りを匂わせるような言葉が並んでいたけど、Twitterを見る限りどうやら無事続刊は出るようで
今回は表紙にもなっている灰エルフのギルセリオンが割とメインになっている
カレルとセシリアが見る夢のせいで灰エルフには凶悪なイメージしかなか...続きを読むPosted by ブクログ -
読んでいて此処までワクワク出来る戦記物ってなかなか無い。それでいてどの人物も非常に魅力的に描かれているのだから堪らない
今回登場したキャラクターの中では主要人物というわけではないが、幼い少女でありながら戦場を一変させるきっかけを作ったヴィルは驚きのキャラクターだった。
最愛の父親と別れて泣きじゃくっ...続きを読むPosted by ブクログ -
バンドをやっている男子高校生が天才的な歌声を持つ、でもひきこもりの少女に出会って、コンテストに出ようとする話。
うん、題名そのまんまですね(笑)
設定も展開もどこかで見たことのあるようないわゆる定番で、読んでいて予想通りで驚かされるようなことは少しもなかった。
では面白くなかったか? というと、そ...続きを読むPosted by ブクログ -
俺ガイルをはっきり連想させる内容だけどだからこそ設定等が変わりながら似た内容を読みたい人は楽しく読めるし、思ったより最後は爽やかで読書後は良い気分になりました。これで終わりは残念、続きが読みたいかな。
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扱われる事件はそこまで凄惨なものではないと思いました。でも、ライバル関係のようでありながら切磋琢磨していく二人の関係を窺ったりできたので、ノッキンオン・ロックドドアの世界を、少し知ることができたと思います。
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実在の人物と戦争をモデルに描いたライトノベル小説。
既に出ている伝記?とは違って軽く読みやすかった。また、シモヘイヘの狙撃手としての凄さも描かれていて、クルッカのかわいらしいところも好感が持てる。ミリタリーものであるためか、敵見方関係なく次々になくなっていくが暗すぎることなく、描かれていた。戦争で汚...続きを読むPosted by ブクログ -
隣国との戦争、内乱、灰エルフ防衛戦と来て今回は他国への侵入展開。元々魔王復活が2年後と明言されているから、どうしたってクライマックスを感じさせる展開をこの時点で匂わせるのは無理だと判っちゃいるが、それでも対魔王戦がまだまだ先の話と思うと流石に色々と思わなくもない
それでも個々の戦闘・戦術シーンは面白...続きを読むPosted by ブクログ -
実在の戦争と人物を元にしたフィクションの小説。
既に出ている伝記のほうとは違い硬派ではなく、単純に面白いライトノベル風味。
シモ・ヘイヘの超人ぶりが遺憾なく発揮されている。また主人公クルッカも、可愛らしくてぐっど。
ただし、味方も、敵も、容赦なく死ぬ。気の良い男も、性悪な男も平等に死ぬ。
...続きを読むPosted by ブクログ -
いや、なんと言うか、いろいろツッコミどころ満点なんだけど、思ってたよりも面白かった。
スクールカーストに革命を起こそうとするマルクス主義のヒロインと下層民(笑)の主人公の話。
ゲバラやマルクス主義やら言葉のチョイスは確かに活動家のヤバイ感じなんだけど、やってることは特に普通だよなあ(笑)。
ヒロイ...続きを読むPosted by ブクログ -
師走トオル先生最新作。
師走先生の「火の国、風の国物語」は自分の中で戦記ファンタジーモノとして最高峰に位置しているのも有って同先生による再びの戦記ファンタジー開幕は楽しみで仕方なかった。
本作の舞台設定は198年前に魔王が居たが英雄たちによって倒されある程度平和が保たれている世界。そして主人公のカ...続きを読むPosted by ブクログ -
久々にラノベを読んだ
大まかに、登場人物の関係性だけを見ると、
完全に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」に一致する
細かな内容としては面白く読めた
たまに分からない世界史の用語が出てくるけど雰囲気で笑えた
ラブコメロマンスになりかけな部分をあちこちに置いてあるのは、全く王道で、良い
ラ...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙&タイトル買いのアルファポリス文庫。
作家さんは『ゲート』の作者、柳内たくみ氏。
つまりはミリタリー物。
1939年のフィンランド、ソビエト間で行われた冬戦争をべースに、
実在した《白い死神》シモ・ヘイヘと、主人公クルッカの物語。
射撃に才「のあるクルッカは、
男装してクルック・サムライネン...続きを読むPosted by ブクログ