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  • ひきこもり姫を歌わせたいっ!
    5.0
    1巻671円 (税込)
    青春は歌うことと見つけたり! 高校三年生の蒼山礼人(あおやまらいと)には夢がある。ロックバンドの甲子園で優勝し、世界的なボーカリスト、そしてソングライターになること。しかし、彼には致命的な弱点があった。それはバンドメンバーにもあきれられ、ライブハウスからは出禁をくらうレベルの下手すぎる歌……。 そんな状況にも腐らず、練習の日々を送る礼人は、ある日『ひきこもり姫』と呼ばれている少女、灯坂遙奈(ともさかはるかな)と出会う。過去のトラウマから周囲との交流を避けるひきこもりの少女。しかし、彼女にはある長所があった。それは礼人の胸を打ち、きっとこの世の誰をも魅了する魔法の歌声。 必死の勧誘もむなしく、はっきりと断られてしまう礼人だったが、それでも諦めず、遙奈に声をかけ続ける。 「灯坂が歌ってくれたら、絶対すげぇライブができる」 「……本気で言ってますか?」 「本気も本気だけど――俺はさ、人間はなりたいものになれるって思うんだ」 ゲスト審査員に「BLACK LAGOON」の広江礼威先生を迎えた、第11回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞を受賞! 何者でもない少年少女たちが叫ぶ、不器用だけどまっすぐな青春ロックバンドストーリー開演! ※「ガ報」付き! ※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

ユーザーレビュー

  • ひきこもり姫を歌わせたいっ!

    Posted by ブクログ

    バンドをやっている男子高校生が天才的な歌声を持つ、でもひきこもりの少女に出会って、コンテストに出ようとする話。
    うん、題名そのまんまですね(笑)

    設定も展開もどこかで見たことのあるようないわゆる定番で、読んでいて予想通りで驚かされるようなことは少しもなかった。
    では面白くなかったか? というと、そんなことはない。
    うん、面白かった。
    だって、この物語には確かに感動がある。

    ひきこもりの少女が少しづつそれを克服していく姿も。
    締め切りギリギリにプロモビデオをみんなで創りあげる楽しさも。
    音楽プロデューサーに才能がないと言われた時の落ち込みも。
    それでも、なにかに成ろうとして逃げずに挑んだ先に

    0
    2017年10月17日

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