村上しいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『うたうとは小さないのちひろいあげ』の続きですが、今回は業平が視点人物。
うーん、いと先輩が卒業しちゃうとなあ…清らが部長かあ…。というぼんやりとした頼りなさと、業平ァ…もうちょっとこう!もうちょっとこう!というじれったさにもやもやしてしまいました。
1巻は友情、2巻は恋愛ということでしょうか。友情は、いいものだなあと気持ちよくなれるけど、恋愛はなかなか楽しいだけには終われないよなあ、青春は難しい…と思っていましたが……やはり短歌は……すごいな。うたに想いをこめることで、動き出すなあ…。
二戦目のあの展開は思わず笑い出してしまいましたが、同時にちょっと泣いてしまいました。うむ、恋愛も、よいもの -
Posted by ブクログ
ことばがほら,想いを伝えるから。
高校一年生の桃子は,通学時に出会った関西弁の先輩・清らから「うた部」に勧誘される。クールな恋愛の達人・いと先輩,理屈的で水泳部の業平先輩,ちょっぴり情けない難波江先生。しかし桃子にはなかなか踏み出せない理由が。それは不登校中の友人・綾美の存在。新たなクラスメイト・彩の干渉も気になる中,桃子は歌を詠み始める。
青春小説である。挟み込まれている短歌がまたそれぞれの登場人物を描き,桃子の変化,綾美の変化を感じさせる。綾美に関しては,ブログも。ことばというのは,ただ発するだけでなく,伝えなくては力を発揮しないのだ,と。生の表現から,その感動を伝えられることばにする -
Posted by ブクログ
ネタバレ短歌青春小説
中学校でのいじめが原因でひきこもりになり高校にも通えない親友と短歌部を通して再生する話
エロ部長がよかった
いとさんカッコイイしうたもすてき
業平くんも理屈っぽいうたがいいなーー
挫折をしってる大人な高校生
かっこいいかこいい
業平くんに恋してる恥ずかしいポイントがいちいちウブな清らさんもいいな
ひきこもりブログがいたいたしいけどリアルっちゃリアル・・・
出てくるうたがいちいちイイ
先生もイイ
おもしろかった!
うたうとは小さないのちひろいあげ
宇宙へ返すぬくもりをそえ
っていいなーいいうた
じーんとした
たんかすきなのでつくりたいけど文才がない
無意識に生き -
Posted by ブクログ
近ごろの日本の児童書、YAは、本当にいじめ、不登校がらみのものが多く、それは書き手である大人にも、読み手である子どもにも、日常化した、リアルな問題なのだろうとは思う。が、あんまり多いので「またか」という感じだし、よほど出来が良くないと、感心も感動もできない。
で、これは、物語自体はたいしたことなく、市川朔久子の『よるの美容院』なんかの方が、よほど上手くて面白いのだが、なんと言っても短歌がきちんと書かれているところが素晴らしい。
ちゃんと詠み手のキャラクターを考えて作ってあるだけでなく、だんだん上手くなっていく様子も表現されている。
先日読んだ『ぱりぱり』など、主人公が高校生デビューした天才詩人