黒野伸一のレビュー一覧

  • 女子は、一日にしてならず

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    おデブで性格も悪い女性がすったもんだあって太って痩せようとする話

    内面が悪いから外面も悪くなるのか、外面が悪いから内面も悪くなるのか
    どっちなのかね?
    でもまぁ外面良くても内面が悪い人もいるし、どうとも言い切れないんだろうなぁ

    痩せる決意をするまでが長いよ(笑)

    とりあえず、読むと自分も痩せなきゃなとは思う
    でもまぁ、タイトルの通り、一日一日の積み重ねで痩せるし、逆に太ってしまうんだよね

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    2016年06月29日
  • 本日は遺言日和

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    「遺言ツアー」という、何とも妙な二泊三日のセミナーを企画し、任されたプランニング会社の新米社員が主人公のお仕事小説。
    解説によると、こういうツアーが現実にあったそうだ。終活が流行りになっている現代なら、これもありか。
    小説では、主人公が個性的な参加者に振り回されながらの騒動が、「ハートフル」に描かれている。
    『限界集落株式会社』の著者らしい、作品といっていいか。

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    2016年01月21日
  • 女子は、一日にしてならず

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    とにかく奈美江がなかなか痩せない。
    これでもか!というくらい食べ続け、男にはだまされ、なんかさんざんな道を転がり落ちていくのに、「あーあ( ̄▽ ̄;)」とは思っても、そこまで哀れに見えなかったのは、やっぱり奈美江が、しっかりと、自分はこういう人間!っていう芯を持っていたからこそだと思う。
    読んでる間中ずっと、続きが気になって仕方なかった。

    男言葉で鋭いツッコミ(毎回笑えた!)を入れる奈美江が好きだったけど、
    後半に、奈美江が自分のことを省みはじめたときに、
    今までの奈美江の性格に対して、特に嫌悪感を抱かなかった自分も、性格悪いのかなーと思ったり、、、
    こんなに欠点だらけなのに強い主人公はなかな

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    2015年09月10日
  • 万寿子さんの庭

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    斜視の女の子の話から、恋愛へと。
    このまま恋愛話に突入するのかと思いきや、仕事も恋も放り投げて、万寿子さんの元へいく京子ちゃんは清々しい。

    終盤はとても辛く、私だったら耐えられるか・・・と不安や恐怖を覚えた。
    もっと周りの人に相談すればいいのに、など思うところがあったものの、「戻ってきてよ」と叫ぶ京子ちゃんの言葉に胸が熱くなり、よいエンディングを迎えてくれたな、と思った。

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    2015年08月28日
  • 経済特区自由村

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    エコや自給自足には憧れるけれど、どこか違和感も感じ続けてきた。その違和感を考えさせてくれたのがこのお話。エコってオシャレのためにするものではないのだ。あえて不便なことを選ぶことでもないのだ。こなたおばあちゃんが痛快!ぐるぐる考えながら読んでいたのに、最後の展開が何これ~?!って感じで、蛇足な気がした。

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    2015年06月24日
  • 経済特区自由村

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    「限界集落・・・」とは一味違った、過疎の山間地帯を舞台にした作品。東日本大震災にオマージュを受けた作品であることは間違いない。二つの物語が最後に一つになる、そんな感じで。個人的には、秩序のない集団は失敗する。そんなイメージはあります。

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    2015年06月11日
  • 女子は、一日にしてならず

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    「読みたい本」に入れていた。ブック○フで見つけて「やった!」と思って買った。読み始めたら…前に読んでいた。しかも、その後ブック○フに買い取ってもらったのであった。…もしかして、また我が家に戻ってきたのかこの本。
     やはり☆3かな…。後半があっけない感じがします。

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    2014年11月02日
  • 万寿子さんの庭

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    個人的にとても好きな物語でした。
    社会人になったばかりの少しコンプレックスを抱く、京子と、孤独な老人万寿子さん。
    友情に年の差なんて関係なくて
    フェアな立場で物事を言い合える。
    そんな関係、凄く難しいと思うけど
    憧れてしまう。
    また、読み返したくなる日が来るんだろうな。

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    2014年08月07日
  • 格闘美神(ミューズ)

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    『格闘女子』の続編、書下ろし。ラウンドガールから女子格闘技選手に転身した浅田美麗のその後を描く。所属団体ジュリアスの親会社が変わり、アメリカの女子バーリトゥードの選手が参入する。闘いの場は、リングからオクタゴンへ。

    なかなか浅田美麗の試合が描かれず、ヤキモキ。試合よりも井上選手と浅田美麗の恋愛描写が多く、格闘技ファンには物足りない作品。しかし、前作が尻切れとんぼだっただけにスッキリ感はある。

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    2013年07月12日
  • 格闘女子

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    『ジョシカク!』の改題。総合格闘技のラウンドガールを務める売れないモデルの浅田美麗が総合格闘技界にのめり込んでいく。

    打撃、投げ、関節技のあるハードな女子の総合格闘技界でモデル出身の浅田美麗が大成するのか興味があったのだが、結末は…どうにも尻切れとんぼといった感じ。

    もう少し浅田美麗の活躍を描いてくれると楽しめたと思う。

    『限界集落株式会社』がブレイクした作家だけに期待は高かったのだが…

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    2013年05月07日
  • 坂本ミキ、14歳。

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    坂本家はサザエさんちと同じ7人家族。ニートの父「源一郎」、息子を溺愛する母「美香」、サプリ漬けの祖母、大仏似で短大生の長女「ナナコ姐」、美人系不思議ちゃんで高一次女「マミちゃん」、秀才の中一長男「源五郎」、そしてしっかり者の三女「ミキ」、以上の7人だ。

    サザエさんちと同じ7人家族と言いながらも、そこにはお魚咥えたどら猫を追いかける人はいないし(やりそうなのはキャラ的にナナコ姐な気がするが)、「ばっかもーん!!」と息子を説教する頑固親父もいない(本書に登場するのはダメ親父です)。サザエさんちは何不自由ない幸せな家庭と言うことができるだろうが、坂本家はちょっと違う。色々な問題が起こって家族の絆が

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    2012年07月09日
  • 女子は、一日にしてならず

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    少々マンガ的ではあるけれど、
    女子の心を鋭く突いていておもしろかった。

    特別太ってなくたって、
    女子のココロは、みんな似たようなもの。

    途中で投げ出してしまうことさえしなければ、
    ホントにみんな、キレイになれるんだよ。・・・ホントにみんな。

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    2012年01月31日
  • 女子は、一日にしてならず

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    ダイエット・エンタテインメント、って煽り文句はちょっとそぐわない気がするけど、まあまあ良かった。食べ物の表現が美味しそう。私もがんばって進まなきゃ、って思った。

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    2011年12月08日
  • 女子は、一日にしてならず

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    太ることなんて気にしない、暴飲暴食を繰り返すOLの奈美恵が、ひょんなことから“太っているのは美しい”と標榜する会に入会する。暴飲暴食から私生活も暴走していく。
    奈美恵の暴走と周囲の人の歯に衣着せぬ言い方が、おもしろかったです。態度とはうらはらな、恋する一面もあり可愛らしいです。
    減量後、どう変ったのかがもう少し読みたかったので★3つです。

    タイトルが女子向けですが、女性だけでなく男性も楽しめます。

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    2011年10月24日
  • 幸せまねき

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    平凡なんだけど、ネコ目線、犬目線で見るから、伝えたい人に伝わらないもどかしさが、もしかしたら普段何気なく横を通り過ぎるネコ達にもあるのかな・・・?

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    2010年03月27日
  • 幸せまねき

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     崩壊しそうな家族をネコと犬のペット達が救う・・・。そんな帯を読んで,わくわくするおとぎばなし風な作品を想像して購入した。
     しかしその期待はかなり外れたものとなった。なんとなく不思議なのは,外れて特別がっかりしたわけでも,逆にとってもうれしい感じでもないということだ。
     パパとママと高校生の姉と小学生の弟・・・。それぞれがそれぞれの生活の中で,ちょっと素直に口に出せないような気持ちを悶々と抱えている。そしてそれをなんなとく気恥ずかしかったり,面倒くさかったりという気持ちから,家族にも誰にも言わないまま抱えてすごすうち,悪意や故意があるわけではないのに,次第にそれぞれの気持ちはずれていく。
     

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    2010年03月09日
  • 幸せまねき

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    「万寿子さんの庭」が良くて注目していました。

    この作家さんは、ストーリーが進んでも、
    登場人物の性格にブレがなくて、それがよい。

    突拍子もない感じなことが起こるんだけど、
    それがなじんでる感じが自然で、
    小絵さんは、こんな事しそうだったし
    穣ちゃんも、やっぱり納得。

    ただちょっとだれちゃったな、読んでて。

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    2010年02月24日
  • あさ美さんの家さがし 試し読み増量版

    匿名

    購入済み

    人間模様

    こういうおはなしはしんみりしてじんわりするからとても良いと思います。さまざまな人間模様が描かれていて奥深い。

    #シュール

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    2023年04月03日