黒野伸一のレビュー一覧

  • 限界集落株式会社

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    うちの実家は大丈夫かなぁ、というコミュニティのあり方と、自分はどのように生きていくのかなぁ、という個人をあり方を少し考えてしまった。
    まぁフィクションとして楽しむのが正しい本なんだろうけど、無視しきれない話なのでつい現実と少し結びついてしまう。

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    2024年11月20日
  • 脱・限界集落株式会社

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    前作の面々は登場少なめ。
    優さんに至っては、ほぼジョーカー。強すぎ(笑)

    そんなに上手く行かないやろ〜とは思うけど


    おもしろぃ!!!

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    2024年10月23日
  • 限界集落株式会社

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    続編を見つけたから再読。
    やっぱりおもしろいね!
    (*^^*)

    行き当たりバッチリ過ぎるような気がするけど…。

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    2024年10月12日
  • 限界集落株式会社

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    限界集落は日本全国で1万カ所以上あるんだって。。
    そんな限界集落の一つ祖父の家がある止村を東京から来たエリート多岐川優が、農業で村おこしをしようと奮闘する話。

    経営は玄人だけど農業に関してはど素人の優と、農業に関しては玄人の地元の人たち、そして都会から就農研修に来ている若者3人。
    登場人物皆個性的でしかもワケアリ(笑)
    交通の便も悪く年寄りばかりの限界集落など見捨てて、麓に統合してしまいたい自治体とのやり合いもあってすごくリアルだった。

    食べるために大切な農業が廃れていくのはなぜなのかなぁ難しい。
    個人的には綺麗な形の野菜にこだわりすぎてるが故の食品ロスも多いと思う、、
    日本は食料自給率が

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    2024年06月16日
  • 万寿子さんの庭

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    年齢差のある友情の話
    京子の打算的でない真心が良好な人間関係を築いたのだろう。一歩間違えるとお節介や犯罪になりそうな世知辛い世の中には心温まる話だった。

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    2024年03月05日
  • 万寿子さんの庭

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    嫌だなと思う人が少しのきっかけで馬が合う、そんなお話でした。
    主人公はまだ20歳。そんな彼女は変わり者と言われるおばあさんと不思議な友情が生まれます。
    年を取る事は若かった頃、子供の頃の自分が無くなるわけではない事を教えてくれます。
    お互いがなくてはならない存在になれる出会いは羨ましいです。
    けどやっぱり最初からおばあさんは彼女の事と話したいと思っていたのではないかと。
    でなければずーっと馬が合わないままだったような気もします。

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    2024年01月13日
  • 脱・限界集落株式会社

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    最初はたくさん出てくる登場人物の名前が覚えられずに困惑していたが、この本は続編だったらしく過去作の登場人物をファンサービス的に出しただけだったかな?
    (ベジタ坊の作者や佐藤の両親など、それ以降はあまり登場しない登場人物も多かった)

    章が進むごとに主任の正体や多岐川優の内面性などあえて明かされなかった部分が明かされていくのは楽しかった。
    そして何より、多岐川優を元に商店街が活気を取り戻していく様は納得感があった。
    よくあるご都合展開ではなく、「あーたしかに」って思うことばかりだった。

    ただラストが唐突というか、あっけなく終わった感じはある。
    勝手に自滅するなら、仮に今まで何もしてなくても計画

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    2023年07月22日
  • AI(アイ)のある家族計画

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    数年前に読んでいたらファンタジーな話だと感じていたかもしれない。最近出現したAIチャット技術が進化して世間に浸透していけば、近い将来本当にAIアンドロイドに人間が支配されていく世界が現実に起こり得るのではと想像した。ストーリーとしては、話の展開が予測出来るような普通の内容だと思ったが、人間が作り上げたものが人間を支配するという皮肉を込めたメッセージ性のある良い作品だと思った。

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    2023年04月29日
  • あさ美さんの家さがし 試し読み増量版

    購入済み

    「家」を媒体にした物語

    ストーリーの真ん中に「家」をおいているが、実際にこの作者が描きたかったことは、登場人物たちの生活 家族関係 人間関係なのだと思う。「家」はあくまで媒体の一つにすぎないと感じた。いろいろな社会問題を取り上げながらも、それほど暗く深刻にならない語り口はいいと思う。

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    2023年01月04日
  • アイ・アム まきもと

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    ネタバレ

    主人公の牧本は、周りと協力して何かを成し遂げるわけではないが、自分の大切にしていることに従って生きることによって周りの心を動かした稀有な人物として描かれる。自分の大切にしていること以外に、ついては何を言われても暖簾に腕押しだが、大切にしていることを否定されると断固として拒否し行動することで結果を出すという、とても極端な人物ではあるが素直にすごいなと感じた。最後は死を迎えるがもう少し報われても良かったのではないかと感じる。

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    2022年12月13日
  • 万寿子さんの庭

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    ネタバレ

    先の展開が読めず、気になってしまい一気に読んでしまった。
    帯に「感涙」というキーワードがあったので、後半に向かって構えて読んだが、私は涙はなかった。
    私の知る「介護」の壮絶さの共感が感情を上回ってしまい、涙はなかった。
    それよりも、万寿子さんと京子さん。
    二人の「自分という芯の強さ」に感動した。
    京子さんは俗に言う優良物件の男性2人との永久就職も選択肢もありながら、迷いながらも最後はそちらに行かず自分の足で歩いていくことを選択する。
    万寿子さんは、ご主人が亡くなった後、自立した生活をし続け、最期は自分の最期を手紙にしたためた。
    私自身、何かの選択で迷うことがあって、周りに意見は聞いても決めるの

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    2022年12月10日
  • 万寿子さんの庭

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    20歳の京子と78歳の万寿子さんの歳の離れた友情。万寿子さんと庭の花や木の世話をする事でゆうじょを育む。万寿子さんは京子に亡き妹の面影を見ていた。離れた親族より近所の他人と言うように、万寿子さんが認知症を発症しても放っておけず世話を焼く。
    後半は涙なしでは読めず。読後は爽やかな風が吹いた。

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    2022年12月03日
  • 幸せまねき

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    コーギーと猫が寄り添っている表紙に惹かれて購入。
    それぞれ困ったことを抱えている家族だけど、自分も含めてみんなのことが大好きなコーギーがたまらなく愛おしくなりました。ほのぼのだけじゃない、生き物としての悩みもあり事件もあり、先が気になり一気読み。

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    2022年10月26日
  • 万寿子さんの庭

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    年齢を超えた友情物語。
    二十歳の京子が引っ越しした隣の家に住んでいる老女。
    その万寿子さんは七十八歳。
    普通は祖母と孫のような関係になるんだろうけど、それが友情という関係になっていく。
    その展開がなんとも面白いというか、ほのぼのするというか、とても良い関係なのに驚く。
    すごく良い作品だと思う。

    2022.9.19

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    2022年09月20日
  • 万寿子さんの庭

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    面倒なばあさんだな。
    どこかで気が合えば、お付き合いできるのかもしれないけれど。ご近所さんだし完全無視ってわけにはいかないよね。
    ここまで付き合えるようになるなんて思ってもみなかったけど。

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    2022年05月02日
  • 万寿子さんの庭

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     半世紀以上の年の差がある二人の不思議な関係。方や斜視にコンプレックスをもつ二十歳の女子会社員。方や一人暮らしの偏屈な七十八歳のお婆さん。
     お婆さんから嫌がらせを受けながらも、次第に二人の距離が縮まっていきます。交流が微笑ましく感じるのは、思いやりやケアなどと言う意識を超越した友達としての対等さなのでしょう。
     静かな感動がじわじわと溢れてくる物語との出会いに感謝です。

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    2022年04月23日
  • 限界集落株式会社

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    地方の廃村間近の止村を東京のエリートが、経営力を駆使して救うお話。

    農業の様子と、収益化を図るためにさまざまなアイディアを出す主人公を読んでいて活力が出てきた。

    農業ではないけど、将来同じような境遇になるので背筋を伸ばさなきゃな…と痛感しました。
    何事も勉強!資金力、そしてビジネスへの愛情が必要だと思いました。

    村の人々の人間模様も個性のある野菜のくずたちのようで楽しかったです!

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    2022年03月10日
  • あさ美さんの家さがし

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    面白かった。あさ美の周りの人たちのお話で、世間は狭いものなのかもと思えた。最終的にはみんなハッピーエンドの予感で心が温まるお話でした。

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    2021年09月12日
  • 脱・限界集落株式会社

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    多岐川と美穂の結婚から三年。止村には多岐川の盟友がコンサルトして関わった大型商業施設ができる。ますます幕悦は賑わうが、止村の今後をめぐって、夫婦の意見は対立。美穂は上元商店街に身を寄せる。しかしそこにも再開発の波が押し寄せる。田舎は都市化されるべきなのか?グローバリゼーションvs田舎魂、楽しく読めた。

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    2021年06月15日
  • 限界集落株式会社

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    亡き祖父の暮らした過疎化した寒村に、ほんの骨休みのつもりで帰って来た、アメリカ留学や大手銀行に勤めた経験のあるエリート多岐川が、村を再び豊かにしようと、村全体を農業法人化していく話。食えない、儲からない農業をいかに儲けて、若者に魅力あるものにするのか。その工程も面白く、また登場する人々もワケアリなので、どんどん読める。ドラマ見てから読んだけど、設定以外全然違った!

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    2021年06月14日