無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
ベストセラー地域活性エンタメ、待望の続編。
東京からきた多岐川優の活躍で、存続すら危ぶまれていた止村は窮地を脱した。あれから三年。麓にはモールができ、止村も活況が続いている。そこへ麓の町の駅前開発計画がもちあがり、世論は二分される。その争いは多岐川家の夫婦間にもおよび、美穂は家を飛び出し、住民投票の劣勢が予想される側である駅前商店街保存に奮闘する。現状維持か、都市開発なのか。日本のそこかしこで直面している問題に切り込む、地域活性エンタテインメント!!
この作品は『脱・限界集落株式会社』文庫版を底本とした電子版となります。重複購入とならないようご確認下さい。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2017年03月08日
やっと文庫版が出てる!
本屋で見つけたときの喜びったら。
前作を読んだあと、これ絶対に続編書いてほしいなぁと思ってからようやくです。
そしてなぜ本作が【続】でなく【脱】なのか、
読んでみてなるほど!でした。
すべてを利便化、最先端にすることが
地域活性化になるとは限らない。
古き良きはきれいすぎな言...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月22日
最初はたくさん出てくる登場人物の名前が覚えられずに困惑していたが、この本は続編だったらしく過去作の登場人物をファンサービス的に出しただけだったかな?
(ベジタ坊の作者や佐藤の両親など、それ以降はあまり登場しない登場人物も多かった)
章が進むごとに主任の正体や多岐川優の内面性などあえて明かされなかっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月15日
多岐川と美穂の結婚から三年。止村には多岐川の盟友がコンサルトして関わった大型商業施設ができる。ますます幕悦は賑わうが、止村の今後をめぐって、夫婦の意見は対立。美穂は上元商店街に身を寄せる。しかしそこにも再開発の波が押し寄せる。田舎は都市化されるべきなのか?グローバリゼーションvs田舎魂、楽しく読めた...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月28日
脱—を読んだよ。
これ、限界集落株式会社を先に読むべきでは?
どこもかしこも、今や似たようなお店ばかりだもんね。コンビニや大手スーパーとかさ。田舎に住んでいるのに、田舎だと思うのは家の近所の田んぼや畑をみているときくらいのもんよ。市街地に出たら、似たようなお店ばかり。
だから、余計に個人で特徴的な商...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月19日
前作以上にヒリヒリする書き出しだった。TODOMEモール21という表記にも違和感が表現されている。都会から逃げてきてシェアハウスで暮らす若者たち。今回の主役はやる気なし、目標なしの健太だろう。彼の変わっていく姿に惹きつけられていく。そして主軸は、地域コミュニティの充実をコンセプトにする商店街と、外資...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月20日
前作は日本の農政の歴史なんてのにも踏み込む話でしたが、今回は地方行政、ハコモノ行政なんてものに踏み込む。
過疎が進んでいる地方都市、近くには前作の舞台となった止村も。
そんなところに大型ショッピングセンターが出来て、たくさんのお客さんが集まる。
地元の商店街は閑古鳥が鳴いてるが、ひっそりとお年寄りの...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。