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年齢差を超えた友情を描く、感涙の物語。
「あなたがお隣に引っ越してきてから、わたしの人生はまた乙女時代に戻ったかのような活況を取り戻しました」
竹本京子、20歳。右目の斜視にコンプレックスを抱く彼女が、就職を機に引っ越した先で、変わり者のおばあさん、杉田万寿子(ますこ)に出逢った。
万寿子からさまざまないやがらせを受け、怒り心頭の京子。しかし、このおかしなやりとりを通じて、意外にも2人の間に、友情ともいうべき感情が流れ始めるのだった。
半世紀の年齢差を超えた友情が、互いの人生に影響を与えていく様を温かな筆致で描く感涙の物語。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
想像以上に良かった…。感動で胸がいっぱいになりました。
優しさと友情がつまった本書。素敵な作品を読み終えた後の余韻が心地いい。
京子と隣人の独居老人・万寿子さんとの友情の物語。
繰り広げられる大人げない悪口の応酬。大の大人の子どもみたいなやり取りに笑ってしまう。
仲が良いんだか悪いんだか…。
ケンカしながら少しずつ絆を深めていく二人。
だけど万寿子さんに認知症の症状が出始めて…。
二人でお酒を飲みながらバカ笑いするシーン。
意地を張り合う二人。
当たり前の光景となった二人が万寿子さんの庭いじりをするシーン。
読んでるうちに全部が愛おしく感じました。
誰しも向き合う“老い”についても考えさせられる作品でした。
意地悪婆さんを彷彿とさせる万寿子さんと京子ちゃんの友情に心が温まります。
切なくも優しい感動のストーリー。
Posted by ブクログ
引っ越し先のアパートのお隣に住むおばあさん。
しゃんと姿勢の良い立ち姿に、何となく好感を持っていた京子だけれど、勇気を持って挨拶した彼女から帰ってきた言葉は「寄り目」。
斜視である事を気にしていた京子にとって、とても傷つく言葉。
そんな出会いにもかかわらず、そして祖母と孫程年の離れた2人であるにもかかわらず、京子とおばあさん(万寿子さん)は、遠慮のなくものが言い合える女友達として、深い友情で結ばれていく。
けれど、万寿子さんは時々、深い目をしてぼんやりする事が増えていって…。
少し切ないけれど、オドオドと自信がなかった京子が、万寿子さんと過ごすうちに少しずつ逞しくなっていく様子は清々しく、読後感はとてもよかったです。
関係ないですが、読み終わってから作者が男性と気づいてかなりびっくりしました。
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