藍川竜樹のレビュー一覧

  • 死にかけ聖女と皇帝の帰還

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    前作の世界観の続きだけど、別カップルの話なので読んでなくてもあまり問題はない。
    前作より死にかけではなかったけど、死にたがりな印象はあったかも。
    ヒロインのストーリーが深すぎて若干ヒーローの影が薄い感じはするけど、前作を読んでいるとヒーローの背景が補完されてそうなので気にならないかもしれない。

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    2017年01月25日
  • 死にかけ花嫁と革命の鐘

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    死にかけヒロインのごり押しがとにかくすごい。
    1冊でサラッと読める本が好きなので読みやすかった。
    ヒーローが終始かっこいいので満足。
    うっかり続編というか、その後の世界観の本から読んでしまったので、ラストの展開はほぼ予想できてしまったのが勿体なかったかな。

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    2017年01月25日
  • 死にかけ花嫁と革命の鐘

    ネタバレ 購入済み

    おもしろい!

    病弱ヒロイン強し!真面目なヒーローを翻弄しているところもまたいい(笑)戦闘力はゼロなのに、強いヒロインが魅力的!ストーリーも血なまぐさいシーンは比較的控えめだったけど、ちゃんと革命に奮闘しているところがよかった。

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    2016年09月16日
  • 偽姫 血族の花嫁と捕食者たち

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    ネタバレ

    ティナがいくら血族とはいえ、なんでグリュンドルと契約できたのか疑問だったのですが、ラストの方で明かされました。

    ただ、ティナの血筋が正当なものだったら、いくら狙われるとはいえ、お嬢様として生活できていたのが侍女として生きてきたっていうのは、ちょっとかわいそうかなって思いました。(本人は幸せそうですが)

    レギオンの持つ守護獣の位からしても、公爵閣下はティナとレギオンをくっつけようとしてますよね。
    二人の子ならかなり最強の守護獣を持ちそうですし。

    レギオンの兄とか出てきてないし、リリアも眠ったままで、たぶん次巻でそこらが出てきそうです。


    藍川さんの作品、中だるみすることが多いけど、これは

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    2016年07月15日
  • 花酔夢 ―皇帝の一途でいじわるな寵愛―

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    一気に読めた。
    適度に煌びやか。
    傍からみればどう考えても両思いな2人が
    ぐるぐる両方片思いしているお話。
    まあ、当然ななりゆきにきゅんきゅんにまにま。

    え?12歳の少女を誘拐監禁、さらに4年も養育!?
    いや、光源氏やろっ!
    とゆーつっこみも、当人が三拍子どころか5、6拍子そろってるイケメンくんなので許されるのです。
    いやーここが少女ライト小説のお約束。
    それに光源氏ちゃんはさっさと手を出してますが、
    こっちは一応当人の了解得るだけの自律心はあるようなので
    断然いい男ですね。

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    2016年03月25日
  • 偽姫 乙女の選択と下剋上な猟犬たち

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    シリーズ2巻目。リリアを護るため守護獣と契約を交わし、伯爵令嬢であるリリアとして天空城にやってきたティナ。並み居る求婚者たちをなんとか交わしつつ社交界デビューを果たすことが出来たが、そこでレギオンが婚約者にと勧める兄ルーファスと出会う。その上、王都襲撃の計画が何者かによって進行していることを知ってしまい…。

    無自覚なドーベルマンが1巻よりもさらに過保護になっている2巻目(笑)彼もやはり肉食系。強靭な理性で何とか抑えてはいるんでしょうが、2巻ラストであぁなったからには今後どうなるやらwwリリアやレギオンの兄、隣国の皇子とか、諸々のことが解決してないので是非とも続刊が出て欲しいな〜と思います。逆

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    2015年08月16日
  • 聖櫃の癒し手-Restauro-

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    すがはらりゅうさんのイラストに惹かれて購入。
    「堕天の徒」の能力の影響からなのか、成長があまりよくないエリスですが、ちまちましてがんばり屋さんで、かわいいです。

    一方「福音の徒」の能力を持つカルヴァンもかっこいいし、他人に興味がなくて、気を遣わない言動でひんしゅくものだったのがエリスと出逢って学習して、最後ではかなりエリスに惹かれているのはにんまりどころ。

    これから、各地の依頼を受けて、カルヴァン+エリスチームが解決していくのかなぁって思いますが、エリスの「堕天の徒」の能力をばらした少年とかも出てくるんですよね。ちょっと気になったけど、この巻では出てこなかったし。

    次巻も楽しみ。

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    2015年06月14日
  • 偽姫 血族の花嫁と捕食者たち

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    ネタバレ

    意図せず強力な守護獣と契約してしまった草食系兎ヒロインが、肉食系バリバリの血族の男たちに迫られまくる、という逆ハーもの?けれど、当の本人がそれを望んでいなければキツイ環境だよね(笑)まぁ、そんな兎ヒロインを守るドーベルマン的立ち位置の教官殿が側で目を光らせているから大丈夫でしょうwwお互い恋心には気づいてないのに相手が気になって仕方ない感じはジリジリさせられます(笑)主役カップル以外のキャラクターも魅力的。主人公の生い立ちなどは予想通りでしたが、今後彼女がどのように成長していくのか楽しみです。続編出たら嬉しいな。イラストも綺麗だし。

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    2015年05月01日
  • 覆面竜女1 巫女は紡ぐ、聖なる天衣【ミニ小説つき】

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    自分を醜女と思い込んで覆面代りに袋をかぶっているって、最初はちょっと無理があるんじゃないのと思ったのだが、読み進めるに従って結構うまくストーリーに絡んでいてなかなかよかった。

    織物の技術はすばらしいのに美的感覚が残念なヒロインとか、クールでイケメンなヒーローがツッコミ担当とか、重くなりそうな展開をコミカルな笑いをちりばめる事でうまく救っていると感じた。

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    2013年12月22日
  • ひみつの陰陽師1 ひとつ、秘め事だらけの宮廷絵巻【電子版限定・書き下ろしつき】

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    雑誌コバルト・ロマン大賞2011受賞作。
    読みやすい文体に個性のあるキャラクターでさくさく読めました。
    内容的にはある意味少女小説の王道。ちゃんと陰陽師のシステム、平安の時代的葛藤が表現されていて良かったです。
    イチオシは覗き魔ですw

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    2013年12月05日
  • 覆面竜女2 巫女は暴く、双なる仮面【ミニ小説つき】

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    ネタバレ

    シリーズ2巻目。

    竜女候補として陵王・蒼翔と共に都に行くことになった竜娘の蓉華。一向は陵の国を旅立ち、途中で蒼翔の叔父が治める鳥の国に立ち寄ることになった。ここで鳥の竜女候補と合流し共に都に行くためだ。鳥王・亥苅(いがい)は学者肌の変わり者で底知れない思惑を隠した謎の青年で蒼翔は亥苅を警戒し、そうそうに鳥を離れようとしていた。けれど、鳥で出会った少数民族の民に特殊な魍魎退治を依頼され・・・。

    お蝶様けっこう好き(笑)あそこまで清々しいキャラだと逆に憎めませんww蒼翔の叔父・亥苅は途中からもう真っ黒で(笑)こいつかなり性格悪い怖い奴だなぁ~と読み進めていたら、やっぱり最後まで黒かったというw

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    2013年11月13日
  • ひみつの陰陽師7 ななつ、泣く子も黙る嵐の予兆!?【電子版限定・書き下ろしつき】

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    最終巻手前!
    いよいよ、本当の黒幕が誰なのか、真澄が女とバラすのか、玲雅がなぜ強力な力を発揮できるのかひみつが明かされてきました。ものすごーく最初の方で既に真澄が女とばれていたのに、すごく焦らしますね(笑)でも、隠しきれてない面もあるので、そこは自然でした。あとがきにもありますが確かにいちゃいちゃしている巻でしたけど、その分、シリアス度も高い!

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    2013年11月10日
  • ひみつの陰陽師8 やっつ、やっとのことで大団円【電子版限定・書き下ろしつき】

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    とうとう天つ神と国つ神の争いにまで発展してしまった『ひみつの陰陽師』。
    今回だけはギャグ要員の人たちも持てる能力をフル活用してシリアスに決めていた。

    まあ、大団円と銘打っているだけあって、丸く収まってよかったのだが、ツンデレ先輩が、天然タラシの真澄にブンブン振り回されるのをもう読めないのはとても残念だ。

    この作者は、他者を愛おしく思う気持ちの描写がうまいと常々思っていたが、最終巻でやっと玲雅と真澄が己の思いに素直になれてその真価も発揮できたというものだ。

    まんがとか、後日談とかいろいろおまけつきでなかなか楽しめる。
    特に、『鬼舞』とのコラボがあったのには驚いた。
    『鬼舞』のアイドル《畳》

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    2013年10月30日
  • 覆面竜女1 巫女は紡ぐ、聖なる天衣【ミニ小説つき】

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    ネタバレ

    あまり期待しないで読み始めたんだけど、結構面白かったかも。
    勘違いヒロインも暴走と言うほどでもなく、可愛い部類。最近多い勘違い系ヒロインは少し苦手なので、このくらいが可愛くて読みやすいかな。そして、残念系ヒーローは私の好みです。でも腹黒。

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    2013年10月22日
  • ひみつの陰陽師5 いつつ、色にでにけり我が恋は【電子版限定・書き下ろしつき】

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    いやあ、玲雅ってこんな人だったっけ?
    どんどん甘々な、恋は盲目っていう感じに突入していくけど大丈夫なのか?
    真澄との関係もとうとう抜き差しならないところまできた感がある。

    神様やら過去の亡霊やらを巻き込んでの二人の大恋愛はどうなるのか。ますます、目が離せない。

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    2013年11月14日
  • ひみつの陰陽師7 ななつ、泣く子も黙る嵐の予兆!?【電子版限定・書き下ろしつき】

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    ネタバレ

    最終巻まであと1冊ということで、一応、実光の件とか小鷹丸の件とかは解決して、ラスボス一歩手前まで進みました。

    7巻にしてやっと真澄は玲雅に女であることを伝えることができ、賀茂家の皆さまも真澄=真子であることがばれても好意的で、このあたりは最終巻で陰陽師の方々も納得してって流れになるのかなぁ。玲雅のホモ疑惑が晴れるといいです。

    玲雅の素性もなんとなく予想がついてましたけど、ああいう展開になっちゃうとは意外。河伯の思惑も気になりますし、ラスボスの宮様も気になります。なんとなく玲雅と容姿が似てる感じがしますけど・・・。

    次巻は京と諏訪で別れ別れになってるところから話が進むと思いますが、ハッピー

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    2013年03月14日
  • ひみつの陰陽師1 ひとつ、秘め事だらけの宮廷絵巻【電子版限定・書き下ろしつき】

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    2011年ロマン大賞受賞作。
    楽しかった!もっと早く読んでおけばよかった!もう6作か7作目まで出てるよ、追っかけようか迷うなあ。
    選評の内容にも照らし合わせられるし、新人賞受賞作はすべて読むべきだなあ、と肝に命じました。
    今作は選評見ると、受賞時から少し改稿してるみたいだけども、それも参考になるし。

    日本ものを書くのは初めてとのことですが、すごくよく書けてると思う。陰陽道の考え方も面白いし、数にこだわるっていうのもいいな。数って古今東西、神秘なものだし。

    キャラがいろいろよかったな。玲雅さんはカタブツな感じ、蘇芳は従者枠として及第点、覗き魔ちゃんはアホでかわいいし、立花ないしのかみは楽しい

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    2013年02月21日
  • ひみつの陰陽師4 よっつ、黄泉姫は愛を願う

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    今回は都を離れ紀伊へ妖退治へ。

    生まれて初めての旅に心を踊らせる真澄。その一方で、今度こそ真澄との距離を縮めようと意気込む玲雅だったのだが…。

    自分が女だということは、ばれていないと思い込んでいる真澄に対してどうアプローチしていいのか悩む玲雅がなんだか気の毒で。

    しかし、あんなに鼻息が荒いとお子様の真澄は引くでしょう。

    そんなこんなはあったけれど、さらに二人の関係は進展したようなしなかったようなといったところか?

    河伯の明かす玲雅の素性が謎めいていて気になる。

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    2013年01月28日
  • ひみつの陰陽師5 いつつ、色にでにけり我が恋は【電子版限定・書き下ろしつき】

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    真澄(真子の方か)に縁談、しかも相手は正直! で、玲雅が偽装の恋人役にお願いするんだけど、彼は彼で実や婚約者がいたことがわかり……プライベートもドタバタでしたが都の結界の歪み編、安定のおもしろさでした。

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    2012年11月25日
  • ひみつの陰陽師3 みっつ、三日夜の餅をあなたと

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    ひみつの陰陽師第三巻。
    今回は、縁談を控えた貴族の姫の周囲に現れる妖退治のお話。

    今では、玲雅も真澄に対する好意を隠すこともなくなってしまって、これでいいのか。
    真澄が、天然すぎて全く気がつかないからいいのだろう。
    覗き魔さんが、〈家政婦は見た〉みたいになっててかわいい。

    最後にちょっと心をかよわせた二人だけど、まだまだ困難は多そうである。

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    2012年10月03日