藍川竜樹のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
おもしろい!
病弱ヒロイン強し!真面目なヒーローを翻弄しているところもまたいい(笑)戦闘力はゼロなのに、強いヒロインが魅力的!ストーリーも血なまぐさいシーンは比較的控えめだったけど、ちゃんと革命に奮闘しているところがよかった。
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ネタバレティナがいくら血族とはいえ、なんでグリュンドルと契約できたのか疑問だったのですが、ラストの方で明かされました。
ただ、ティナの血筋が正当なものだったら、いくら狙われるとはいえ、お嬢様として生活できていたのが侍女として生きてきたっていうのは、ちょっとかわいそうかなって思いました。(本人は幸せそうですが)
レギオンの持つ守護獣の位からしても、公爵閣下はティナとレギオンをくっつけようとしてますよね。
二人の子ならかなり最強の守護獣を持ちそうですし。
レギオンの兄とか出てきてないし、リリアも眠ったままで、たぶん次巻でそこらが出てきそうです。
藍川さんの作品、中だるみすることが多いけど、これは -
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シリーズ2巻目。リリアを護るため守護獣と契約を交わし、伯爵令嬢であるリリアとして天空城にやってきたティナ。並み居る求婚者たちをなんとか交わしつつ社交界デビューを果たすことが出来たが、そこでレギオンが婚約者にと勧める兄ルーファスと出会う。その上、王都襲撃の計画が何者かによって進行していることを知ってしまい…。
無自覚なドーベルマンが1巻よりもさらに過保護になっている2巻目(笑)彼もやはり肉食系。強靭な理性で何とか抑えてはいるんでしょうが、2巻ラストであぁなったからには今後どうなるやらwwリリアやレギオンの兄、隣国の皇子とか、諸々のことが解決してないので是非とも続刊が出て欲しいな〜と思います。逆 -
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すがはらりゅうさんのイラストに惹かれて購入。
「堕天の徒」の能力の影響からなのか、成長があまりよくないエリスですが、ちまちましてがんばり屋さんで、かわいいです。
一方「福音の徒」の能力を持つカルヴァンもかっこいいし、他人に興味がなくて、気を遣わない言動でひんしゅくものだったのがエリスと出逢って学習して、最後ではかなりエリスに惹かれているのはにんまりどころ。
これから、各地の依頼を受けて、カルヴァン+エリスチームが解決していくのかなぁって思いますが、エリスの「堕天の徒」の能力をばらした少年とかも出てくるんですよね。ちょっと気になったけど、この巻では出てこなかったし。
次巻も楽しみ。 -
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ネタバレ意図せず強力な守護獣と契約してしまった草食系兎ヒロインが、肉食系バリバリの血族の男たちに迫られまくる、という逆ハーもの?けれど、当の本人がそれを望んでいなければキツイ環境だよね(笑)まぁ、そんな兎ヒロインを守るドーベルマン的立ち位置の教官殿が側で目を光らせているから大丈夫でしょうwwお互い恋心には気づいてないのに相手が気になって仕方ない感じはジリジリさせられます(笑)主役カップル以外のキャラクターも魅力的。主人公の生い立ちなどは予想通りでしたが、今後彼女がどのように成長していくのか楽しみです。続編出たら嬉しいな。イラストも綺麗だし。
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ネタバレシリーズ2巻目。
竜女候補として陵王・蒼翔と共に都に行くことになった竜娘の蓉華。一向は陵の国を旅立ち、途中で蒼翔の叔父が治める鳥の国に立ち寄ることになった。ここで鳥の竜女候補と合流し共に都に行くためだ。鳥王・亥苅(いがい)は学者肌の変わり者で底知れない思惑を隠した謎の青年で蒼翔は亥苅を警戒し、そうそうに鳥を離れようとしていた。けれど、鳥で出会った少数民族の民に特殊な魍魎退治を依頼され・・・。
お蝶様けっこう好き(笑)あそこまで清々しいキャラだと逆に憎めませんww蒼翔の叔父・亥苅は途中からもう真っ黒で(笑)こいつかなり性格悪い怖い奴だなぁ~と読み進めていたら、やっぱり最後まで黒かったというw -
Posted by ブクログ
とうとう天つ神と国つ神の争いにまで発展してしまった『ひみつの陰陽師』。
今回だけはギャグ要員の人たちも持てる能力をフル活用してシリアスに決めていた。
まあ、大団円と銘打っているだけあって、丸く収まってよかったのだが、ツンデレ先輩が、天然タラシの真澄にブンブン振り回されるのをもう読めないのはとても残念だ。
この作者は、他者を愛おしく思う気持ちの描写がうまいと常々思っていたが、最終巻でやっと玲雅と真澄が己の思いに素直になれてその真価も発揮できたというものだ。
まんがとか、後日談とかいろいろおまけつきでなかなか楽しめる。
特に、『鬼舞』とのコラボがあったのには驚いた。
『鬼舞』のアイドル《畳》 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻まであと1冊ということで、一応、実光の件とか小鷹丸の件とかは解決して、ラスボス一歩手前まで進みました。
7巻にしてやっと真澄は玲雅に女であることを伝えることができ、賀茂家の皆さまも真澄=真子であることがばれても好意的で、このあたりは最終巻で陰陽師の方々も納得してって流れになるのかなぁ。玲雅のホモ疑惑が晴れるといいです。
玲雅の素性もなんとなく予想がついてましたけど、ああいう展開になっちゃうとは意外。河伯の思惑も気になりますし、ラスボスの宮様も気になります。なんとなく玲雅と容姿が似てる感じがしますけど・・・。
次巻は京と諏訪で別れ別れになってるところから話が進むと思いますが、ハッピー -
Posted by ブクログ
2011年ロマン大賞受賞作。
楽しかった!もっと早く読んでおけばよかった!もう6作か7作目まで出てるよ、追っかけようか迷うなあ。
選評の内容にも照らし合わせられるし、新人賞受賞作はすべて読むべきだなあ、と肝に命じました。
今作は選評見ると、受賞時から少し改稿してるみたいだけども、それも参考になるし。
日本ものを書くのは初めてとのことですが、すごくよく書けてると思う。陰陽道の考え方も面白いし、数にこだわるっていうのもいいな。数って古今東西、神秘なものだし。
キャラがいろいろよかったな。玲雅さんはカタブツな感じ、蘇芳は従者枠として及第点、覗き魔ちゃんはアホでかわいいし、立花ないしのかみは楽しい