藍川竜樹のレビュー一覧
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購入済み
甘い(*^_^*)
甘い‼ 秘密を打ち明けた訳でも想いが通じあった訳でも無いのに、この甘さは何⁉
本筋のお話も素敵でした。沢山の新顔さん達も活々or不穏で次も楽しみです^_^ -
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ネタバレ美的感覚が普通の人と真逆な主人公・蓉華は聖なる力を持つ布を織ることのできる竜娘。けれど、独特の美的センスのため、蓉華の織った布はまったく売れない。その上、借金のカタに身売りされてしまう。身売りされた先はなんと陵王府。そこで彼女は絶世の美男子(蓉華には残念な顔に見える)・蒼翔に出会い、「竜女」にさせられることに・・・。
生まれた村の村人たちが皆お顔が残念で、その上、その人たちに「お前は不細工だ、化け物だ」と言われて育ったら確かに美的感覚が変になるよね(笑)美女なのに自分のことを醜女だと思い込んでいる蓉華にとっては美男子の蒼翔だって残念な顔だwwでも蒼翔は自分の顔にコンプレックスを抱えているから -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価がよさそうだったんで、買ってみましたが、正解でした。
絶世の美女なのに、自分を絶世の醜女と思い込んで、覆面をかぶっている蓉華。人の美醜だけでなく、センスも最悪なところがなんともいえませんが、嫌味な感じがなく、かわいいです。
ちょっと腹黒の陵王蒼翔も絶対に覆面を取ったときとのギャップにやられたんだろうと思いますけど、王としての立場と蓉華への気持ちに揺れ動いて、結局最後は蓉華を手に入れるために皇帝を目指すことになって、続きが読みたい終わり方でした。
あと、やっぱりサカノ景子さんのイラストによるものも大きいかな。絶世の美女っていう設定で、あんまりかわいくないと、うーんってなりますけど、サカノ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は、左大臣の依頼で紀伊へお泊まりですが、真澄への気持ちを自覚した玲雅が、ものすごく真澄に構って独占欲をむき出しにしてて、ニヤニヤしっぱなしです。
同じ部屋に二人とか、おいしいシチュエーションなのにヘタレ玲雅はそれをいかせず、もったいないですけど、あんなにくっついてて、周りは真澄を女性って気付かないんですかね。ばれなければそれはそれで、男色家って噂されそうなほど、くっついてます。
玲雅と真澄の仲も気になりますけど、爛王が最後に言った言葉も気になります。玲雅の出生の秘密ですけど、それだと彼はいったいなんでしょうね。
次巻も楽しみにしてます。 -
Posted by ブクログ
コバルトロマン大賞受賞作。
兄に成り代わって〈男装〉して陰陽寮に出仕した〈真澄〉。
先輩陰陽師の玲雅とともに、後宮の物の怪退治をするのだけれど――。
というのが大まかな流れですね。
帯に「ちょいエロ陰陽師コメディ」ってあって、えー(・д・;)となっていたのですが。
そんなことありませんでした!
むしろ私の想像力がひどかった\(^o^)/<……。
おもしろかったです。
〈真澄〉の前向きなところとか、玲雅の負けず嫌いなところなど、魅力的なキャラがいっぱいです。
覗き魔がいい味出してます(笑)
まさかあの人があんなことをしでかすとは思いもせず……。
いや、そういう「まさかあの人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ魑魅魍魎と隣り合わせな平安時代(風)、複雑な生まれから地獄に育った娘と高貴な生まれの検非違使との不思議な縁の物語。
人物の一つ一つの言動に、ちゃんと紐付けされてる動機や理由が明確なので、ノリと勢いと衝動で物語が動いてない安心感が凄い。
展開に無理がなく、物語に没頭できて一気読みでした。
面白かった!
多分、父や義母、義妹は主要人物にもなり得るけど、端役に徹して描かれているから、こんなに読みやすく、綺麗に一巻完結にまとめられているんだと思う。
そこが素晴らしい。
最近は伏線残しまくってるのに続刊があるのかないのかすら不明な、モヤモヤが残る作品が多いので、そこも評価したいです。 -
購入済み
悪女偏も読みましたが、聖女も苦労が一杯ですね。それでも、みんな素敵な騎士が側に寄り添い、羨ましい限りです。聖女が幸せなら、奇跡を連発しなくても国は安泰なんでは無いでしょうか。