藍川竜樹のレビュー一覧

ひみつの陰陽師4 よっつ、黄泉姫は愛を願う

藍川竜樹 / みずのもと

「さすがは紀伊、都とは規模がちがうな」には真澄と同じく「もういいから(笑)」と内心つっこみました。
今回の巻も面白かったです。ちょっと都を離れてのお祓いだったのですがいつもの都の宮廷話と雰囲気が違いました。さすがは紀伊……。
荒ぶる妖、黄泉童子と悲しい巫女の伝説。日本神話をベースにした内容もすごく楽しめました。
不器用な玲雅がかわいすぎる。

ひみつの陰陽師2 ふたつ、不運な姫君は百花の陰に鬼を飼う【電子版限定・書き下ろしつき】

藍川竜樹 / みずのもと

陰陽師としての能力は、人並み以上の玲雅と真澄だが、人の心の機微には、まだまだ疎い二人。
でも、後宮のどろどろした人間関係にもまれて成長してゆくのが楽しみ。

ひみつの陰陽師3 みっつ、三日夜の餅をあなたと

藍川竜樹 / みずのもと

中流貴族からの縁談を控えた姫の周りにはびこる妖をなんとかしてほしいと依頼をうけることから話が始まります。
今回の見どころは玲雅の熱弁と神様の演技するシーンでしょうか(笑)

ひみつの陰陽師1 ひとつ、秘め事だらけの宮廷絵巻【電子版限定・書き下ろしつき】

藍川竜樹 / みずのもと

私、こういう話、好き（笑）。
実は、あまり期待していなかったのだけど、結構楽しめた。似たようなのは乱立しているけど、最近新たに始まった中ではこれが一番だと思う。
ただし、真面目な陰陽師ものを期待してはいけない。基本的にはラブコメ。でも、そのミックス具合が私的に絶妙でツボ。

神戸北野 僕とサボテンの女神様

藍川竜樹

頼まれたミニチュアを作るために、と頼まれた店には
サボテンに愛情を注ぐ店長がいた。

連続短編で、推察するのは店長と主人公本人。
そして最後に絡んでくるのは、お店の権利。
それに関して、の主人公の従兄が面白かったです。
という事は、主人公の存在は
はまったく歯牙にかけてない？ｗ

市の名前や店の名前が出てくるので、近くに住んでいたり
知っている地域だったりすると
非常に面白いかと。

後宮女官の事件簿

藍川竜樹

祖父からの命令は、やんごとなきお方の目付け役。

逆らえないのだから面倒起こすな、と
言いたくなる相手でした。
人が死んだことを喜んでいるのもちょっと…。
上の人だから、というのを踏まえても
どうかと思う喜びっぷり。
これが誰相手でも、というなら納得できましたが
顔見知りが死んだ途端、しょんぼり。
知り合い以外どうでもいい、というのが浮き彫りで
それはそれで分かりやすかったですが。

事件そのものはすごかったです。
最終犯人の思考回路もうわぁ…でしたが
まだ身分上の人よりは理解できたかと。

どうぶつ寺のもふもふ事件簿

藍川竜樹 / くにみつ

怪談から落ちて、気が付いたら幽体離脱。

視える人、に付きまとっている状態ですが
相手からしたら、いい加減にしてくれ、な
存在の主人公です。
まったく相手の事を考えてない状態なので
接触する度、微妙な気持ちになってきます。
考えてこれ、と言われても…に。
相手がいい人で良かった、の一言です。

一途に飼い主を愛する彼らの行動に
ぐっとくるものがあります。
そんなふわもこ生活から一転して、な主人公の方。
まさかの現実に驚きですが、突き通そうとしての犯罪。
危ない状態でした。

孤高の悪女は堅物旦那様に甘やかされたい ―悪妻ですがあなたのことが大好きです―【特典SS付】

藍川竜樹 / くまの柚子

彼女は悪女じゃなかった
ただ誠実な旦那様に愛されたかっただけだ
奥向き夫人が自分が育てたタチアナと旦那が相思相愛で離婚出来ないからとさも悪女として徹底的にイビリ倒してた
それを1年もかけてやっと気付いた旦那はどれだけ彼女を見ていなかったのか
1年前は1人で魔物と戦い酷い亡くなり方をしたが死に戻りで戻ってきたからには何とか結末を変えようと奮闘
最後は相思相愛の夫婦になれて良かった

孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい: 3【電子限定描き下ろしカラーイラスト付き】

青井リオカ / 藍川竜樹 / くまの柚子

[蓮]

どんな展開だよ
衝撃的すぎた
嫉妬と妬みからこんな結末になるとは
ウシュガルルと関係があったやつもネタバレされることなく終わった
そこが知りたいのになー

＃ダーク ＃切ない ＃怖い

後宮女官の事件簿

藍川竜樹

[みーお]

タイトルに魅かれたけど

設定はアリだと思ったので読んでみたけど・・・中途半端感が否めず。
皇帝として後宮妃も皇后もちゃんとやることやってて、女装がバレないとでも？
読者として蛍雪の立場はどうなるのかな、とは思う。

＃切ない

古器旧物保存方つくも神蒐集録 ～わけあって交渉人の助手になりました～

藍川竜樹 / 條

諸事情でバイトをして、その上司（？）と
一緒に暮らすことに。

付喪神のために…な仕事のバイト。
何故親元離れて？　ですが、離れてよかったかと。
今まであの親の下にいたことの方が精神的に
非常にストレスでしたし。

連続短編で、色々な付喪神、色々な家族、色々な関係。
結局的にはまとまって、いい状態で終了していますが
おかげで最終では、ここまで読んでの端々にある
微妙な疑問が解決できました。
人様が向ける情熱、間違うと、ただただ恐ろしい…。

鬼愛づる姫の謎解き絵巻～小野篁の娘と死に戻りの公達～

藍川竜樹

恋愛小説かなと読み進めてましたが、確かにそのジャンルですが最後は思ったよりもオチがある感じ。サッパリしてて逆に読みやすかった。

鬼愛づる姫の謎解き絵巻～小野篁の娘と死に戻りの公達～

藍川竜樹

異母妹の後始末をするため、現世に行く事に。

鬼の妊娠期間長いな、と。
たどり着いた途端、衣食住が手に入った主人公は
結構運河いい、ような？？
今までを考えるとあれですが。
そもそも義母を考えるとあれですが。
さらにいうなら、父親がちょっと…ですが。

色々なあの世での決まり事を挟みつつ
屋敷の主の仕事を手伝いつつ
目的の男を探しつつ。
屋敷の主の背景が分かるにつれ、語られるにつれ
もしかして？　というのが出てきたり。

最後の落ちは落ちで笑えました。
そんなつもりでは…なのに、そうなっている人がｗ

目が覚めると百年後の後宮でした～後宮侍女紅玉～

藍川竜樹

[みーお]

不完全燃焼かな

好みだと思いますが・・・この作家さんの物語の終わらせ方に若干う～ん。ちゃんと相関図まであるのにもったいないと思います。

１００年後の世界に飛ばされて目覚めても後宮から出られない設定、までは面白かったんですが。

紅玉のために、皇帝との関係をキレイに仕上げてほしいな～とモヤモヤする最終章でした。

かなり残念。

＃じれったい

孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい: 3【電子限定描き下ろしカラーイラスト付き】

青井リオカ / 藍川竜樹 / くまの柚子

[サマ]

うーん

晴れてめでたくハッピーエンドって感じではなかったです。事件自体は解決し、黒幕も罰せられ憂いもないような感じですがモヤモヤしてしまいます。もとから呪いやら生贄やら出てきた話しなのでスッコーンと解決！ってわけではないですね。一応ヒーローとヒロインは無事にくっついたことがまだ救いでした。しかし最後なのでキャラの強いヒロイン家族を見たかった。

孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい: 2【電子限定描き下ろしイラスト付き】

青井リオカ / 藍川竜樹 / くまの柚子

[サマ]

もぉやだ

魔導貴族として皆から疎まれているヒロイン。早く王子と幸せになってほしいのですが、事件につぐ事件。しかもかつての友人は眼の前で亡くなり、弟は毒を盛られ、王子との結婚は呪いを受けるための役割のためと知る。
もう可哀想すぎて。王子はヒロインへの気持ちをきちんと自覚し、父王の思惑を防ごうとしてますが、どうなることやら。次の巻では早くヒロインに幸せになってもらいたいです。

後宮女官の事件簿

藍川竜樹

面白いような、面白くないような……？？
まあ、なんちゃって中華後宮ミステリーはだいぶお腹いっぱいなんで、最近買うことも少なくなったけど、皇帝が女装って帯に書いてあったからついわくわくして買ってしまった……。けど！　思ったほど女装が前面に出てないので、若干消化不良。なので、評価も微妙。

孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい 【連載版】: 3

青井リオカ / 藍川竜樹 / くまの柚子

[mahotyaro]

話には引き込まれてるので先も読みたいです。
他の方も指摘されてる―神官の横顔に過去に嫌な記憶のある令嬢を重ねるシーンは確かに意図がわかりにくい・・。
王子が素敵でほんと品のある王子様イメージそのものなので癒されますね。
個人的には使役の魔物ちゃん達のデザインがあまり好みじゃないのが残念。

孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい 【連載版】: 2

青井リオカ / 藍川竜樹 / くまの柚子

[mahotyaro]

家名のせいで色眼鏡で見られる主人公は可哀そう、緊張しいの氷の微笑がイタイ、痛ましいです。
けれども王子が表に見えるぎこちなさは気にせず普通に接してくれる人で良かった。
礼をするときにはじめてドレスこんなに可愛らしかったんだと気づきました。

＃癒やされる

孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい 【連載版】: 3

青井リオカ / 藍川竜樹 / くまの柚子

[kaiinntouroku2018]

ちょっと状況がわかりにくいです。神官に面影を重ねていた女性が誰なのか、わざと謎にしているんだろうけど、それにしてもわかりにくいです。