後宮女官の事件簿

藍川竜樹

凱国の後宮で不正を取り締まる宮正の魏蛍雪は、刑部令の祖父から皇帝の傍仕えを命じられた。大好きな捕り物のために女性武官に扮して後宮に入ってくるというのだ。渋々引き受けた蛍雪だったが、皇帝と対面したその日、早速事件が持ち込まれて……。ワケありコンビが不可解な事件の謎を追う！ 数々の事件の裏には、後宮の闇が!? 中華後宮ミステリー堂々開幕!!

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 光文社
• 掲載誌・レーベル: 光文社キャラクター文庫
• 電子版発売日: 2023年07月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

祖父からの命令は、やんごとなきお方の目付け役。

逆らえないのだから面倒起こすな、と
言いたくなる相手でした。
人が死んだことを喜んでいるのもちょっと…。
上の人だから、というのを踏まえても
どうかと思う喜びっぷり。
これが誰相手でも、というなら納得できましたが
顔見知りが死んだ途端、しょんぼり。
知り合い以外どうでもいい、というのが浮き彫りで
それはそれで分かりやすかったですが。

事件そのものはすごかったです。
最終犯人の思考回路もうわぁ…でしたが
まだ身分上の人よりは理解できたかと。

[みーお · ★★★☆☆]

タイトルに魅かれたけど

設定はアリだと思ったので読んでみたけど・・・中途半端感が否めず。
皇帝として後宮妃も皇后もちゃんとやることやってて、女装がバレないとでも？
読者として蛍雪の立場はどうなるのかな、とは思う。

＃切ない

[ブクログ · ★★★☆☆]

面白いような、面白くないような……？？
まあ、なんちゃって中華後宮ミステリーはだいぶお腹いっぱいなんで、最近買うことも少なくなったけど、皇帝が女装って帯に書いてあったからついわくわくして買ってしまった……。けど！　思ったほど女装が前面に出てないので、若干消化不良。なので、評価も微妙。