佐々淳行のレビュー一覧

  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    あさま山荘事件を警察側の視点で(過激派左翼の事件史も踏まえながら)、事件の実状を描いている。いまでは考えられないほど日本情勢が乱れていて、「総括」のような恐ろしいことが行われていたと思うとゾッとした。日本を良くするためのはずが、どうして暴力も辞さない「革命」に転換してしまったのか?約50年前の事件だがいろいろと考えさせられた。

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    2024年03月24日
  • 重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相

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    そういやこんな事件あったよな。

    戦後、平和平穏だったと言われるが、いや、ムッチャヤバい事件が山ほどあった。うん、子供ではあったがなんとなく覚えてる。

    著者はその事件の大半に噛み込んで来てわけで。若干、自慢ぽいのと過去の本の紹介が入るのがうざいんだが、まあそれでもすごい。

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    2021年06月03日
  • 平時の指揮官 有事の指揮官 あなたは部下に見られている

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    現場指揮官に求められる資質、”有事”と”平時”での振舞のモードの切り替えはどうするべきか、について警察庁元幹部である著者の経験をもとに、多くの具体例を挙げつつ解説した1冊です。
    ”平時”には「After you」、”有事”には「Follow me」が基本であり、普段は控えめにふるまって部下をたて、しかし、いざ事が起こったときは先頭に立って事態の収束にむけて動くべき、との事。その辺りは私も他の本でよく似た事を読んだ記憶もありますが、「なるほど!」と感じたのは本書3章の「非常事態での情報伝達の基本」について述べられた部分です。”平時”の情報伝達、情報の承認プロセスに拘り過ぎて、決定権のある指揮官に

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    2021年06月01日
  • 私を通りすぎた政治家たち

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    いろんな政治家をバッサリ。
    褒められる人もいいが、切られる方がやっぱり面白い。菅直人はやられてたが、鳩山由紀夫がなかったのは、気になんなかったのかな。

    あと、加藤紘一が大嫌い(笑

    外から見てると、割と好印象だったのだが、全然違うのな。もうちょっとちゃんと政治を見とけばよかった。

    ただ後半、石破茂と小泉進次郎と橋下徹を褒めてるんだが、今存命中であったなら、果たしてなんとおっしゃったか。

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    2021年05月23日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    最初のほうは著者のエリート意識みたいなものがあちこちに見えてちょっと抵抗があったが、それ以外は国家の未曽有の事件に対して著者のいう「危機管理」が現場においてどれだけ大切かということがわかった。やっぱり組織は大きくなればなるほど、よっぽどうまく回していかないといろんなところでうまく機能しなくなるものなのだ。298ページ、人質の確保という一番の目的達成という場面でも、この人質が本当に本人なのか、赤軍メンバーではないのか、との思いを巡らせて確認にかかるというところは感心した。そもそもは連合赤軍側でなぜあのようなことになってしまったのかというところに興味があったわけで、本書も警察側からの視点なのでその

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    2020年08月17日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    あさま山荘事件に、警備責任者として派遣された著者の目から見た同事件。
    説得のためお母さんを乗せたヘリに発砲するのを見て、激怒したくだりが印象的。

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    2019年06月17日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    映画を見て赤軍の実態が知りたくて読むことに。
    あさま山荘事件について詳しく書かれています。

    そして、赤軍のこれまでの活動(過激なことがほとんどですが)が書かれていて何となく掴めたかなと思います。
    テロだとか銀行強盗だとかが立て続けに同じ組織の手によって行われていたことは、今の日本では考えられない。
    これも歴史として日本人の記憶に残しておくべき。
    今の日本は平和ボケしていると思うが、世界のどこかではこれと類似したことが起こっていて、いつまたこの目に合うか分からない。

    日本でも今海外で起こっているようなことが起きていたということを知っておかなければ。

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    2019年05月06日
  • 私を通りすぎた政治家たち

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    (ミーハーで申し訳ないが)佐々さんというとテレビで右的こわもてご意見番の印象が強い。

    元警察官で「東大安田講堂事件」や「あさま山荘事件」で采配を振るわれた方とは知っているが、その後、政府機関の危機管理関係に携わったのち、危機管理関係の個人事業に独立されてTVや講演や著作活をなさっていらしたのである。(まあ、そうだったのね オイオイ)

    政治をつかさどる人を「「政治家(ステーツマン)」と「政治屋(ポリティシャン)」とに分ける言い方があるらしい。
    佐々さんは『権力に付随する責任を自覚している人が「政治家」権力に付随する利益や京楽を求めてしまう人は「政治屋」と呼ぶことにしている』と定義してい

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    2019年03月10日
  • 東大落城 安田講堂攻防七十二時間

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    昭和44年、大学紛争が勃発する時代。全共闘の過激派学生たちは東大の安田講堂を占拠し、機動隊と衝突。当時の著者は警察官僚の中間管理職。現場の隊員と上層部に挟まれながら、催涙ガス弾の使用を発案し、マスコミ向けの対応や弁当を手配、時には個人で借金をしてまでも現場経費を作り出す。時にジョークを言い合いながら団結する機動隊の努力や苦悩は本書から痛いほど伝わってくる。

    で、彼らの戦場となった学園紛争とは一体何だったのか、誰が何の目的で行い、何が残されたのか。今の時代となっては理解されにくい。著者にとっても理解されていないというわだかまりがあるのだろう。が、その敵対する相手、全共闘が何を考えていたのかがよ

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    2019年01月16日
  • 重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相

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    戦後さまざまな事件がありましたが、本書で佐々淳行氏が取り上げている事件の内、1949年(昭和24年)生まれの私の記憶に強く残っているのは:①浅沼稲次郎暗殺事件(1960.10.12)②三島由紀夫事件(1970.11.25)③連合赤軍あさま山荘事件(1972.2.19~2.28)④地下鉄サリン事件(1995.3.20)です。 明治、大正、昭和、平成、あと半年後には新しい年号に。次の時代は穏やかで平和な時代であることを願っています。普通に働けば普通に生活できる、そんな国であって欲しいです。

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    2018年11月01日
  • 重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相

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    氏の本をかなり読みましたが、「昭和史」まで広くしてしまうと蘊蓄の箇所が薄くなりあまり面白くないですね。

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    2018年09月02日
  • 日本赤軍とのわが「七年戦争」 ザ・ハイジャック

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    事件に呼ばれる男・佐々氏による日本ハイジャック史という
    ところかな。

    直接、氏が携わった事件ばかりではないので概要だけのものも
    ある。その時々の政府や警察の対応は分かるのだが、少々讃美
    的なのが気なるのはやはり著者が警察官僚だったからか。

    海外で乗っ取り事件を起こし、要求した現金と共にテロ支援国家
    へ逃れた日本人が、また事件を繰り返すのだから堪らないね。

    勿論、人命第一。しかし、みすみす犯人を逃してしまっては同じ
    ような事件が繰り返されるだけ。「超法規的措置」っていうのも
    いいんだか、悪いんだかな。

    だからといって、人質がぎょうさんいるのにロシアのように強硬
    突入。犯人も人質も死んじゃ

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    2017年08月18日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    当時報道をも賑わせた連合赤軍事件を当時指揮を執った佐々淳行氏が描いたノンフィクション。内側からしかわからない内容も詳細に描かれ、小さいながらにテレビの前で見ていた光景の裏側を思い知らされた。ドラマチックな演出がない分、盛り上がりはないが当時を知るひとにとっては文字以上のものを感じる一冊と感じた。佐々じ

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    2017年02月15日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    ネタバレ

    1972年に連合赤軍が人質を取り立てこもった「あさま山荘」事件を解決するため、長野県警と警視庁の初の共同組織、いわゆる日本版FBIを著者が指揮した歴史を記している。

    テレビ史上視聴率調査以来最大の89%を超え、高い国民の関心の中、警察のセクショナリズムや、マスコミへの対応、厳しい寒さ、犯人との度重なる銃撃戦、1名の民間人犠牲者、2名の警察官殉職者を経て、無事人質を救出するまでの過程が生々しく描かれている。

    死を厭わず、家族を顧みず、薄給の中で、国家安全のため闘った、当時の警察のサムライ魂は、平和慣れした現在の日本人にとって考えさせられるものがあると思います。

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    2014年06月02日
  • 平時の指揮官 有事の指揮官 あなたは部下に見られている

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    佐々さんといえばあさま山荘の役所広司。は、さておき。

    指揮官とは。という理想論めいたものを自らの経験を踏まえて文章にしたためた本。

    指揮官になるつもりも予定もない、一会社員として上司部下の立場におきかえれば参考のな事例がてんこもり。時代が違うし。と、思うところもないわけではないが。一本芯を通せ。というの不変かもしらん。

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    2014年02月17日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    社会を震撼させたあさま山荘事件で現場の指揮をとった著者が、当時の状況を語ったノンフィクション。

    同じ著者の『東大落城』(文春文庫)に続く本ですが、前著ではどこか、学生たちの甘えから発した社会に対する不満を、厳しくも温かく見るようなまなざしが感じられたのですが、今回は2人の機動隊員が殉職する凄惨な事件ということもあってか、前著よりも重苦しいと感じました。

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    2014年02月14日
  • 「国土」喪失。 なぜ日本は領土を守れないのか

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    佐々氏らしく国家危機管理の必要性を
    アメリカの管理能力の高さと比べて
    日本の脆弱性を強く指摘している。

    「スリ・ミニッツ・レポート」という情報報告の迅速性や
    「ワン・ボイス」という情報報告の一元化というルールが
    日本には整備されていないことも、国家の危機管理上も
    重要な要素と述べている。

    政権交代以前に執筆されたものではあるが、現政権にも
    当てはまると思う。

    流し読みしたが、一読されてはどうでしょうか。

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    2013年02月23日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    私にとっては「浅間山荘事件」は歴史教科書上の出来事で、その時代を生きてきたわけではないので、どんなに勉強しても知識では当時を生きた人には勝てない。この本は事件のドキュメントであるが、やや偏っている感があり、他の本も併せて読むといい。

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    2012年07月13日
  • 連合赤軍「あさま山荘」事件

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    昭和47年に起きた『あさま山荘事件』を警察側から見たノンフィクション。
    読む前は淡々と客観的に書かれているのかと思っていたが、『あさま山荘事件』に至るまでの回想などはコメディ?と思うぐらい。
    しかし、銃撃戦では手に汗握る展開で、この事件の解決に関わった警察官の姿に頭が下がる思いだった。

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    2012年04月10日
  • 平時の指揮官 有事の指揮官 あなたは部下に見られている

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    危機にあたるリーダーとはどうあるべきか、がテーマ。筆者は、かつて警察庁で、「あさま山荘」「東大安田講堂」の現場で指揮をとった経験をもつ。そのため、筆者の描くリーダー像は、そういう現場を前提としている。すなわち、軍隊や部隊を組織する、自衛隊や警察の部隊長のような。たしかに、事件事故の現場での警察機動隊や自衛隊の指揮命令系統は毅然としていて、乱れがない。だけどそれは、命令を受けて動ける部下の存在や、装備(準備)あってこそ。リーダーは、危機下だけでなく普段から危機を見据えて、部下を動かしていかなければいけないのだ。

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    2011年09月02日