【感想・ネタバレ】日本赤軍とのわが「七年戦争」 ザ・ハイジャックのレビュー

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一部、らしくないなぁ〜

2020年08月28日

相変わらずの佐々節は爽快である。
でも、編集の際にらしさを失わせる直しが入ったかな?
っと感じる一冊。

佐々氏の言は今後も日本にとっては指針の一つとなるべき内容が多い。
島国日本にハト派は害を成す事の方が多い。
今の日本を見ても明らか。
もっと強い国にならんと。

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Posted by ブクログ 2017年04月16日

あさま山荘に比べるとやや内容が薄いような
それでも聞いたことはあっても、どんな事件か知らなかったので興味深く読めた
ハイジャック
三木武夫
超法規的措置
繰り返されるハイジャック

三木武夫が、どうしようもない
お花畑な人間でアメぽちでしかない
ということは分かりました

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Posted by ブクログ 2013年06月15日

 あさま山荘以来の氏の著書。若干大げさな言葉ながら、迫力ある記述はそのまま。細かい記録もすごい。他にもクライシスマネジメントのプロは何人もいるはずだが、断然氏の存在が目立っているのはなぜだろうか、とふと思った。これくらい迫るノンフィクションは珍しいので、もっと多くの著作が読みたい。
 ハイジャックは...続きを読む最近は国内ではきかないが、自分の生まれたころには示されるように多くの事件が起こっていたことを知る。この赤軍という集団も今となっては今ひとつピンとこないが、当時の雰囲気を知ることができた。読後の今は迫力にただ押されているだけだが、じっくりと他の本も読むなりして咀嚼していきたい。そう思える本。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

日本人にかかわる主なハイジャックの一覧や、普通の本ではあまり出てこない赤軍、ダッカ事件などの佐々なりの説明が出てくるので、このあたりの歴史をよく知らない世代は、読んでおくべきなのだろう。

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Posted by ブクログ 2017年08月18日

事件に呼ばれる男・佐々氏による日本ハイジャック史という
ところかな。

直接、氏が携わった事件ばかりではないので概要だけのものも
ある。その時々の政府や警察の対応は分かるのだが、少々讃美
的なのが気なるのはやはり著者が警察官僚だったからか。

海外で乗っ取り事件を起こし、要求した現金と共にテロ支援国...続きを読む
へ逃れた日本人が、また事件を繰り返すのだから堪らないね。

勿論、人命第一。しかし、みすみす犯人を逃してしまっては同じ
ような事件が繰り返されるだけ。「超法規的措置」っていうのも
いいんだか、悪いんだかな。

だからといって、人質がぎょうさんいるのにロシアのように強硬
突入。犯人も人質も死んじゃいましたじゃ嫌だけれど。

「よど号」事件の時、聖路加病院の日野原先生が同乗していた
ことは有名。人質に向け、長々とアジ演説をぶつ犯人。「質問
は?」と聞いたところ、ひとりの乗客が問う。

「ハイジャックってなんですか?どういう綴りですか」。答えられない
犯人。そこで日野原先生。「君も学生なら勉強しておきなさい。
ハイジャックというのは…」と説明し、スペルまで解説したそうだ。

また、後年、訪朝団として北朝鮮で「よど号」事件の犯人と面会
した政治家センセイは佐々氏に「日本に帰りたいと言っている。
事件はなかったことに出来ないか」。

海外逃亡中は時効に含まれません。当然のようにお断りしたら
憤慨されたとか。こんなのが日本の政治家なんだよな。もう実名
出しちゃえばいいのに。

上記のようなこぼれ話は面白いのだが、近年の著者の作品は
回想録の観が強い。安田講堂やあさま山荘のような臨場感に
欠けるのが残念。ミスター危機管理もお歳なのだよな。

尚、巻末には日本のハイジャック年表があるので資料として
はいかもしれない。

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