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Posted by ブクログ 2010年03月07日
血なまぐさいイメージの強い事件で読むのに最初はとっかかりにくいのですが
事件当日以外の警察の裏話や当時存在した警察官についての小話も豊富に記載されています。
この著者:佐々淳行さんは当時の警視庁警備部警備一課の課長さんで
自称:メモ魔(笑)と言うだけあり東大事件で自分の体験した事を
事細かく説明し...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月28日
歴史上の出来事としてしか知らない東大安田講堂闘争の記録を読んでみた。
本書は機動隊の指揮官だった著者の立場で記されたレポで、現場第一線の記録ならではの生々しさと緊迫感があり、戦争小説のような興奮とスリルがある。
全共闘組織、大学当局、警察組織、どの組織も問題だらけだったことが浮き彫りになっている。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月25日
●またまた面白すぎる一冊。
●迫力ではあさま山荘の方が上回るが、警察内部事情がよくわかるので、これはこれでよい。
●やはり当時の大学生は大人に甘えていたとしか言いようがない。ただ、あれだけ暴れるエネルギーは見上げたものだ。もっと上手く使えないものか。
●絶対に死者を出さないという警察の気概は立派なも...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月01日
佐々淳行氏がなくなった。
もと警察官僚として危機管理問題についてTVでコメントする姿になじみがあるが、退官後の本業は作家。全共闘の安田講堂占拠事件を扱った本作を大学時代に読んで今も印象に残っている(以下、うろ覚えの記憶で書く)。
反安保闘争が吹き荒れた年、学問の自由を守れ、警察権力をキャンパスに入...続きを読む
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