佐々淳行のレビュー一覧
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情けなかった民主党政権
今の2021年でも通じる日本の危機管理能力の低さは本当に情けない。
昨今の新型コロナウイルス蔓延での影響も差に非ず、何もかもが後手後手に廻ってる。
佐々氏が御存命であったなら何を思うであろうか?
日本が失うのは国土だけではなく国そのものかも知れない。 -
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当時リアルタイムで報道見てたな
あさま山荘事件関連の書籍を何冊も読んでるけど、一番読み応えのある1冊かと。
馴染みの佐々節も読み易かった。
バックグラウンドがバックグラウンドだけに、関係者との細かな話をなど、
当事者でしか知り得ない内容含め、興味深い内容だった。
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流石、佐々氏。
内容的に極一部だけ事実と異なる箇所があったけど、
流石佐々淳行さんと云うべき一冊。
亡くなられてから数年経つけど、今のこの時代にも日本には必要な存在だった。
官僚主義·事なかれ主義、その他諸々壊してほしかったなぁ。 -
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■危機管理
A.「何かになりたい人」より「何かをしたい人」になれ
B.官僚の世界では、何かをやったものが非難され何もしないものが滞りなく上に上っていくようなところがある。
C.ネガティヴ・リポート:異常なし報告など。
D.エレベーター・ブリーフィングで報告すべきは次の3つ:事実、情勢判断、意見具申。
E.オレがやらずに誰がやる。私はこれで、アメリカ人の勇敢さの源を豁然と理解した。
F.聞くところによる、「このごろの若いものはー」との言語の初出は、エジプトピラミッドにも彫られている言葉なのだそうだ。若者を理解しようとしないのは、大人たちの陥りやすり錯覚によるものらしい。 -
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○人に事業を命じ、その終わりたる報告を得たる時、その労を謝する事を忘るべからず。この場合において「ありがとう、ご苦労」の一言は最も廉にして(安上がり)、有効なるものなり(海軍次室士官心得)
○指導者の勇気は、部下をして水火も辞せさらしむるものなり。自ら陣頭指揮に立ちて進は武人の本領にして、勇なき武人は部下を統御しうるものにあらず。もし部下の面前にて勇気に欠くる行為あるときは、指揮者としての権威を失墜す。昔より、勇将の下に弱兵なし。武勇は武人の最も貴ぶべきもの・・・」(海軍次室士官心得)
○部下指導・・・率先躬行(実行)、部下を率い、次室士官は部下の模範たることが必要だ。物事をなすにも、常に先んじ、難事と見れば真っ先にこれに当たり、決して人後に遅れざるべし。また自分ができないからといって、部下に強制しないのは、良くない。部下の機嫌をとるがごときは、絶対禁物である。(海軍次室士官心得)
○平時は紳士たれ(アフターユー ※お先にどうぞ)、有事は武人たれ(フォローミー ※われに続け)(元防衛大学校長 土田国保)
○40歳を過ぎた人は、自分の顔つきに責任がある(リンカーン大統領)
○部下たちは指揮官の表情の変化によって、その時々の指揮官の精神状態を推測し、ときにはその意味を過大に評価して、一喜一憂しているものなのだ。だから指揮官は部下の前で感情を出さないように自制し、つねに平静な気持ちでいるように振舞って、部下を安心させなければいけない。
○私は徹底した、“能力主義”人事をやる。好きでも駄目な者は登用しないし、嫌いでもできる者は使う。(後藤田正晴)
○野戦で雨が降ってきたら、部下とともに濡れている。
○功は部下に譲り、部下の過ちは自ら負う。(西郷南州)
○後藤田正晴 訓示
・省益を忘れ、国益を想え
・嫌な事実、悪い報告をせよ
・勇気をもって意見具申せよ
・自分の仕事に非ずというなかれ、自分の仕事であるといって争え
・決定が下ったら従い、命令は直ちに実行せよ
○悲観的に準備し、楽観的に対処せよ
○現場指揮官は、みんなの意見を一応聞いたうえで、最後に自分の意見を述べ、そしてまとめる姿勢をとると良い。
○茹でたてのジャガイモを渡されたら、すぐに相手に投げ返せ(どこの組織にもいる一言居士や天邪鬼に公然と反対されたからといって激昂してはいけない。ケチをつけられたら、すぐに「貴方ならどうしますか?貴方の代案を聞かせてください。」と相手に教えを乞う形で、問題を相手に投げ返せばいい。)
○ガス抜き・・・烈しい不平不満を、わざと誘導して発言させ、悪口を沸騰させ、爆発寸前の“第一線症候群”(フロントライン・シンドローム)に捌け口を与え、意図的に爆発させて“ガス抜き”を図ることが、賢明な現場指揮官の会議目的の一つ。
※第一線の者は、後方上層部の人たちは“ふんぞり返っている”ものと信じ込んでいる。 -
Posted by ブクログ
危機管理の第一人者、というか「危機管理」という言葉自体の生みの親でもある佐々淳行氏の危機管理ノウハウ本。といっても危機管理だけでなくビジネスマンとして、そしてリーダーとして使える小ネタが分かりやすく書かれている。
著者の佐々淳行氏について簡単に書いておくと、警察庁の官僚出身で黙ってれば警察庁長官にもなれたらしいが、持ち前の”乱世の雄”気質のために警察庁にはいられなくなり、最後は初代内閣安全保障室長に流れ着き、ここで退官。ちなみに警察庁から防衛庁に不本意ながら出向させられる顛末について書いてあった。何とも呆れる内容だったが。。。で、警察庁時代には、「東大安田講堂事件」「連合赤軍浅間山荘事件」等の警備幕僚長も務めており、映画「突入せよ!「あさま山荘」事件」の原作者でもある。この映画もかなりオススメです。 -
Posted by ブクログ
リーダー、特に現場指揮官としてのあるべき姿を具体的な事例なども混ぜて提示する。
自分で読んだことのあるアメリカ海軍士官候補生読本『リーダーシップ』からの引用も多く、今世界で当たり前な組織のあり方の源流がひとつ(多分アングロサクソン)なんだろうから当たり前だが、リーダーシップの原則では世界で共通するものがあるんだなと感じた。
基本的な先憂後楽、部下への関心、能力主義などの部下との信頼の深め方、それから現場指揮官に必要な決断や士気の鼓舞、情報収集、報告などの技術、加えて計画の立て方や会議の行い方なども論じている。
それと付録として『部下から見た監督者論』とゆう戦後すぐのころに警察で作られたダメ上司レポートもついてる。
リーダー絡みの本を読んでいつも思うけど頭で理解してもしてなくても実践できてればいんだしできてなければダメなんである。これは肝に銘じておかねばね。 -
Posted by ブクログ
血なまぐさいイメージの強い事件で読むのに最初はとっかかりにくいのですが
事件当日以外の警察の裏話や当時存在した警察官についての小話も豊富に記載されています。
この著者:佐々淳行さんは当時の警視庁警備部警備一課の課長さんで
自称:メモ魔(笑)と言うだけあり東大事件で自分の体験した事を
事細かく説明しつつ多少の脚色も入れて書かれています。
この方の文章は面白いのでサクサク読み進められます。
それと同時に当時のお巡りさん達の人情味とかも伺い知れて
純粋に警察官が格好良く思える本です。
フィクションではなく全てがノンフィクション。
当時の闘争吹き荒れた、全ての人が熱かった時代の
奮闘する警察の頑張り様が見事に伝わります。 -
Posted by ブクログ
知育・徳育・体育。この3つが子供の教育に必要な要素だ。たった3つ、だけどこのたった3つをきちんと教え得る教師が今どれだけいるだろうか。 / そもそも、自分にはこの伊藤先生ほど「恩師」と呼べるような教師との出会いが無かったと思う。小学校時代の担任を全員思い出すのに苦労する始末。 / 卒業後50年以上経っても、生徒達が集まろうとするような教師、そんな教師や同級生に会えた佐々さんが羨ましい。 / それにしても、物を書くような人ってのは記憶の化け物か。山田風太郎もそうだけど、50年以上前の出来事を良くもまあここまで克明に覚えているもんだ。自分がどれだけボーッと生きているかを思い知らされる。 / 妹を失う場面では、涙が止められなかった。兄として妹を失った少年と、自分の娘を失った両親それぞれに感情移入をしてしまう。 / 戦時中、終戦直後の生活の描写も素晴らしく、またまた興味深く読めた。 / それにしても1クラス59人って、とんでもないな。金八なんて今25人しか生徒いないのに。 / 俺も伊藤先生に出会いたかった。