富永和子のレビュー一覧

  • 嗤う猿

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    罪な本、、。700ページもあるのに、止まらず2日で読むことに、、。たった4日の出来事、視点が変わるたびに目まぐるしい展開となり、お話を追わずにいられなくなります。最後の方は驚きの展開で、もう誰が誰やら、、。彼の日記で明かされる驚きの事実、登場人物がここに集結し、これから何が起きるのか否応なく期待が高まるのにここで終了。続編は秋!覚えていられるか不安ですが、覚えていなくては。いやはや、全く壮大な事件となりました。彼の生い立ちにとんでもない事実がありそう、そしてビショップとポーターには繋がりがあるんでしょうね。あと半年ほど先、日常の好転とともに終章を読める日を心待ちにします。しかし、完結編の一部を

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    2020年06月08日
  • 悪の猿

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    ちょっと間があきましたが、再開してからは一気読みでした。いやはや、大変にスリリングな展開です。すごい家庭に育ったものですねえ。最終的に極悪人成敗が目的だったようですが、それまでの犠牲者にもきっと意味があるのでしょう。ラストも非常に象徴的。そういうことを解き明かしてくれそうな続編、否応無く期待が高まります。そりゃもちろん母親を探したくなるでしょう。見届けたいですねえ。

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    2020年04月29日
  • 嗤う猿

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     猿のシリーズは三部作だったとは知らなかった。これは三部作の二作目なので、はっきり言って前作を読まずにこれだけ読んでも意味がわからないと思う。否、前作を読んでも本書の意味はわからないかもしれない。今秋に最終作が発表されるとのことで、巻末に最終話の最初の数ページがサービスで紹介されていたりもする。今の心境。このまま最終作を読むまで、本書で新たなに開示された謎を解くことができないことが辛い、の一言。

     本作では、第一作『悪の猿』に続く少女連続誘拐監禁事件を違うバージョンで見させられているイメージである。しかしどうも本作では、一作目の事件から四か月後、前作とは異なる種類の人間による内容の異なる連続

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    2020年04月18日
  • 悪の猿

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     そもそもが幽霊のルポなどもやっていた文字通りの「ゴースト・ライター」だった。魔女の小説を書いてブラム・ストーカー賞候補になったことでデビューした新進作家の作品である。デビュー二作目にして、怪談話ではなく、サイコ&バイオレンスな警察小説を描いた本書は、圧倒的な物語構築力がアメリカン・スリラー界の注目を集めたということである。

     帯にはジェフリー・ディーヴァー、ジェイムズ・パタースン、ジャック・ケッチャムなどのスリラー系作家による賛辞が並ぶ。いわゆる鳴り物入りの作品ということである。

     当時からの興奮覚めやらぬ読者の期待を一身に背負った続編『嗤う猿』が、この3月に登場したことで、ぼくのように

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    2020年04月13日
  • 悪の猿

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    若い女性ばかり殺す四猿。悪いことをしている者の娘などの耳を本人に送りつけて後に殺す。何年も未解決になっていたら、バスに自ら突っ込んで死んだ者の持ち物から切り取った耳が出てきた。送り先は大富豪。四猿が死んでしまったのか。富豪の非嫡子の娘が行方不明になっている。彼女はどこに?

    物凄く面白かった。大好物。

    事件と並行して描かれるのは死んだ容疑者四猿が遺した日記。子供の頃に異常な体験をしたことがじっくりと描写されてたて、怖くて面白い。

    二転三転するストーリーもいいし、続編「嗤う猿」へと繋がるラストもいい。サイコスリラー好きなら必読。文章のリズムなのか翻訳の巧さなのか、分厚いのにスラスラ読める。

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    2020年03月29日
  • 嗤う猿

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    J・D・バーカー『嗤う猿』ハーパーBOOKS 。

    最高に面白い。心して読むべし。

    サイコ・ミステリー三部作の第二作。前作の『悪の猿』で大暴れした連続殺人犯『四猿』ことアンソン・ビショップが再び我々に狂気と恐怖を見せる。前作よりもストーリーが格段に面白く、ミステリー色も強くなっている。勿体無さのあまり、久し振りに約1週間を掛けて少しずつ読み進めた。この秋に刊行予定の第三作の完結編が非常に楽しみだ。

    日光の『見ざる、聞かざる、言わざる』に準え、被害者の耳、眼、舌を切り取り、家族に送り付け、最後には殺害するという残酷な犯行を繰り返す連続殺人犯『四猿(4MK)』が忽然と姿を消してから4ヶ月後……

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    2020年03月25日
  • 悪の猿

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     ジェフリー・ディーヴァーらからの賛辞とあったけど、間違いなくそれにふさわしい面白さだった。一気読みに近い感じで読んだ。
     日光東照宮の三猿をモチーフにはしているけど、意味は違ってる。そこは日本人ならわかってくれるはず?これが正しいと思われたら嫌だな。
     主人公の奥さんのことは最初から違和感はあった。
     それにしてもひどい家庭環境だと思った。母親が恐ろしすぎる。バリー・ライガの作品を思い出したけど、それに輪をかけてすごい。
     犯人が捕まってないのにあまりイヤーな感じてはないのが不思議。最後なんかむしろやるじゃんなどと思ってしまった。
     続きあるんですかね?

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    2019年10月14日
  • 悪の猿

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     まず最初に書いておきたいのですが、この作品すっごく面白いです。 少しでも興味があるなら読むのをおすすめしたい!
     約600ページとボリュームがありますが視点の移動が激しいからか途中でダレたりすることもなく最後まで読めてしまいます。視点がコロコロ変わると、「えっ、主人公はどうなっちゃうの?」とか焦らされてしまうように思うかもしれませんが、むしろどの視点も続きが気になって仕方なくなってしまうので心配はいりません。どんどん読めちゃいます。
    キャラクターもそれぞれ役割を持たされており、みなが物語に彩りを添えてくれるところが海外ドラマのようで楽しめました。
    なかでも特に作者の気合の入りようを感じたの

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    2019年01月11日
  • 悪の猿

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    ネタバレ

    何といっても犯人の邪悪さ、狂気と不気味さ、恐怖に圧倒されてしまう。そして作中に出てくる日記の内容の異常さ。読むことすら嫌になるような描写がたくさんあるのに読むことをやめられない。抜群に面白い。犯人の造形と同様に警察側の造形もよくて魅力的。時間との戦い、先の見えない捜査、焦りと絶望感。次々展開されていく猟奇的な事件。こんな物語は読みたくないけど読んでしまうし一気読みの面白さ。

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    2018年08月29日
  • 悪の猿

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    J・D・バーカー『悪の猿』ハーパーBOOKS。

    大昔の扶桑社の海外ミステリーを思わせるようなサイコ・ミステリー大作。連続殺人犯『四猿』の狂気を最後まで見事に描き切っている。

    日光の『見ざる、聞かざる、言わざる』に準え、被害者の耳、眼、舌を切り取り、家族に送り付け、最後には殺害するという残酷な犯行を繰り返す連続殺人犯『四猿』……長年、この事件を捜査している刑事のポーターは『四猿』とおぼしき人物の死を知るが……

    ポーターの捜査状況と『四猿』により拉致監禁された少女エモリーの過酷な運命、『四猿』の恐ろしい日記が交互に描かれ、少しずつ事件の核心が見えてくる。

    久し振りに物凄いサイコ・ミステリ

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    2018年08月28日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    著書が読者に語りかけてくるタイプのミステリーは初めて読んだので、自分にとっては斬新だった。ただそういった語りかけ(メタ発言とでもいうのだろうか)がちょこちょこ挟まるので、そのたびに物語の世界から引き戻される感じがしたのは気になった。
    それに海外もので登場人物が多いと途中で誰が誰だか分からなくなる(自分だけかもしれないが…)のに、話が入り組んでるので少し混乱する。
    とは言えストーリーは面白かったし、犯人も意外な人物で楽しめた(ただ、父親は何故強盗に入ったのかがよく分からなかった)。

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    2026年05月24日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    ネタバレ

    主人公であり作者でもあるアーネストは、犯罪小説の書き方について執筆しているだけあって、ノックスの十戒を守る、信頼できる語り手である、と断言する、
    謎解き要素高めで楽しめる作品だと思う。

    ブラック・タングという殺人鬼、殺害方法が独創的で良い

    ビンゴカードの出番思ったより少なかったなぁ

    大型バスが来て、警察車両が来ない時点でかなり警官怪しいとは思ってた、しかしその正体までは予想できずだったなぁ
    じゃあ母親は人殺しではないじゃん、その時はそう思っていたという言い訳は苦し紛れな気もする

    家族というのは血の繋がった呪いのようなものだが、そこに愛があれば何より強固なものになるだろうと感じた

    思っ

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    2026年05月22日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    主人公でもあるストーリーテラーは「私は嘘をつかない」と言い切り、「推理小説の十戎」を守るときた!
    高まる期待。読者の思考を先回りするようなストーリーテラーの物言いに「そんなものには惑わされないぞっ!」と思いつつ、翻弄されてしまうこの至福の時。2作目も楽しみです。
    訳者の日本語が難しすぎて、読みやすくはないです。

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    2026年05月17日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    ネタバレ

    ミステリだった。雪山!
    盛りだくさんなのと、著者はスタンダップ・コメディアンでもあるそうで軽妙な語りが面白かった。
    続きもあるらしい。読みたい!

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    2026年04月20日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    あー...愚かなアーニー...
    と思いながら途中まで読んでましたが、とても面白く半日ですっきり読むことができました。
    2、3度振り回され、犯人の目星を途中で付けてたにも関わらず忘れて謎解きタイムを迎える。
    今度は前作を読んでまた再読したいと思います。

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    2026年04月19日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    登場人物が多すぎて把握しにくく、その多さゆえに巧みな伏線として機能し、いつどこで誰が死ぬのかページ番号まで明記されているにも関わらず、次に何が起こるのか、犯人は誰なのか、全く分からず最後まで翻弄され続けました。

    ‘Family isn’t about whose blood runs in your veins, it’s who you’d spill it for.’ 「家族というのは、同じ血が流れていること が重要なんじゃなくて、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことなのよ」

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    2026年03月25日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    面白かった。のだけれど、作中の時間経過(一週間もない、三、四日間くらい?)に対して、自分は空き時間にちびちび読み進めると時間をかけてしまったため、体感する時間が合わなくて、今ひとつのめりこめなかった……勿体無いことをしてしまった!

    作家である主人公による一人称視点、メタ的な要素も感じられた。

    クライマックスの本から始まる『崩壊』の描写、その後492〜494ページは、はっきりと速さとスローモーションのある映像で見えて、思わずゾクっとした。




    “家族は重力だ。…………家族とは同じ血が流れている者を意味するのではない、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことだ、という言葉の意味を

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    2026年03月24日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    ネタバレ

    タイトル買い。
    タイトルで買ったせいであらすじ全然読んでなくて、それぞれの殺人を振り返る系やとおもったらまさかのミステリー。

    綺麗に騙されすぎて、犯人も死ぬ人も伏線も何もわからなかった!笑
    見事に最後までえ⁈え⁈ってなったし最後の最後はえー!!!!って声出してた。
    振り回されて楽しく読めて満足

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    2026年03月23日
  • 完璧な家【新装版】

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    恐怖でした。
    グレースにはダウン症の17歳年下の妹がいます。
    妹も受け入れてくれて妹の学費も出してくれるという、弁護士のジャックにプロポーズされ結婚します。
    お金持ちで素敵な家があって優しくて、、
    ああ絶対怪しい、、
    予想はしたけれど想像以上にサイコパスな夫で、
    読んでいて本当に怖かったです。
    最後はグレースに希望が見えたけれど、グレースと妹のミリーには幸せになってほしいです。

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    2026年02月24日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    徹底的にフェアであろうとするミステリーでとても楽しく読めた。この作風だと読み辛い文体になりがちだがサクサク読み進められた。

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    2026年02月18日