富永和子のレビュー一覧

  • 悪の猿

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    視点を変えつつ、テンポよく物語が進むのはいい。
    ただ、最初から見込み捜査を行い、犯人に手玉に取られる捜査陣はあまりにもお粗末。
    視点の切り替えも、映画なら頻繁でも良いが、本だとたいして変化もない視点も描かれてかえって緊迫感が薄れてしまった。
    それでも、一気に読ませる筆力はあるので、次回作に期待。
    映画化には最適では?

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    2023年04月16日
  • 猿の罰

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    ネタバレ

    三部作の完結編。

    今回は特に二転三転が多く、主人公だと思っていたサムが実は4MK?と思わせる展開で、なにを信じたら…状態で読みすすめた

    中盤辺り(病院のシーンなど)ちょっとこれにページさきすぎじゃない?と思う場面もあったけど、ラストは怒涛の展開でバタバタっとまとまった感じ。
    被害者の数がやたらと多いので、誰だったのか、なんだったのかは全部は説明されないけど、この量の伏線を一気にまとめてきたのはすごいなぁと。

    ビショップらは被害者であると同時に、もう庇いきれないほどの加害者でもあるわけで、こんな幸せな感じで終わっちゃっていいのか…?とラスト手前でモヤモヤしたけど、最後はさらにまさかの展開

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    2023年04月03日
  • 嗤う猿

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    ネタバレ

    三部作の二作目ということで、三作目への伏線を大量に残して終了。
    今回の事件自体はそんなに難しくなさそうだったのに700ページもあったので、次作への伏線を入れるにしてももう少し削れたんじゃないかな…?とも思わないでもなかった。
    それでも面白く、あっという間に読めた。
    最後の方は、えっ!?この人も!?この人も!?という怒涛の展開だった。
    この辺のことは三作目を読むまでに忘れないようにしないと…。

    四猿がなにをしたいのか、本当に過去にあったこととはなんなのか…そのへんが全て三作目で明かされるだろうから楽しみ。

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    2023年03月24日
  • 悪の猿

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    ネタバレ

    面白かった。
    良くも悪くも、ザ・サイコサスペンスみたいなところはあったし、犯人も結構すぐ気づけてしまうけど、とにかく先が気になる展開で600ページをあっという間に読み終えた。
    現代の事件と、四猿の過去の日記が交互になっているので、飽きがきにくくテンポ良く読めるのかなと。
    ずっとハラハラ感がある。

    とくに日記は面白かった。
    結構グロめで拷問なので苦手な人もいるとは思う。
    それといくらなんでもこんなぶっ飛んだ家庭環境ある??みたいなことは思ったし、最後の方は勢いありすぎて怖いというよりかは若干笑えてしまったけど。

    ラストの贈り物は良かった。
    紳士ぶったサイコパス殺人鬼がお気に入りの人間相手にや

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    2023年02月28日
  • 嗤う猿

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    うーーーん 微妙。
    前作ほどの引き込まれ方はしなくなってきた。
    少し難解になったからか、それぞれが交わらない部分が増えてきて枝が幾つにも分かれたからか…。
    詳細まで作り込まれているのだからできたらもうすこしシンプルに読みたかったなぁという感想。

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    2022年03月31日
  • 猿の罰

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    ネタバレ

    ビショップをさっさと殺せばいいのに…せめて言いなりにならなきゃいいのに、いちいち全部言うこと聞いてて、そのせいで被害者は増え続け…とモヤモヤ。
    ビショップが嘘つきすぎて最後の最後まで何が本当かわからなかった。途中はプールが主人公みたいになって、肝心のサム・ポーターがややぽんこつになってしまったのもすっきりできない。
    せめて日記だけは嘘なく書くか、嘘の部分は父親の死んだとこだけと明言してほしかったな…。
    エモリーコナーズに頼ったあたりも都合良すぎた。アップチャーチの自分勝手さもひどすぎるし、、結局何が目的なのかさらっとしか読み取れなかった。
    「悪をしざる」って訳もスッキリしない。
    3部作、面白さ

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    2022年03月13日
  • 悪の猿

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    サイコキラー系ミステリー
    全体のストーリーや恐怖シチュエーションは、以前読んだ「その少女アレックス」と似ていて新鮮味がなかったが、突然の犯人明かしで不意を突かれ、全く予想していない人物だったのが良かった。
    程よい爽快感を感じられるラストも好き。
    結構長くて読むのに根気がいった。

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    2021年10月10日
  • 猿の罰

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    ネタバレ

    翻弄された。
    でもその翻弄されている自分を楽しみながら、堪能して読めた。本当に読み応えありました。
    記憶の欠如したサムをあやしむ展開になったけど、ナッシュやクレアの一途に信じる姿を見ながら私も信じていた。助けてくれたエモリーの存在も考えるとサムには正義であって欲しかったのでそこだけは報われた気持ちがする。
    「善であろうと悪であろうと、人が人生の障害に打ち勝てるのはその精神があるからだ。」

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    2021年09月06日
  • ポー殺人事件

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    ネタバレ

    期待したほどポーとの関連性はなかったけど、面白かった。
    原題はそのまま訳すと『ポー殺人事件』ではないだろうから、キャッチーだとおもってこのタイトルに変えたのかなとはおもう。

    実在の人物や歴史も織り混ぜながら、皮膚を剥がされる連続殺人が起きるという内容で先が気になってどんどん読めた。

    序盤は時代や場所がポンポン飛ぶことになれず、読みづらさを感じたけど、後半になってくるとそれにも慣れてくるし謎も解けてくるのでだいぶ読みやすくなった。
    展開も終盤はスピード感があってよかった。
    犯人を隠すのがとても上手で、よく読んでよく考えればこいつ怪しいかなと思えるポイントもある。
    サイコな殺人鬼を『神格化する

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    2021年09月06日
  • ポー殺人事件

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    こういう歴史的事実がベースになると盛り上がりますね!現代と1500年代のストーリーが交錯して、重厚!動機に疑問が湧きまくっても、それを凌駕するものがあります。これいる?と思うようなエピソードも、しっかりお話に絡んできていて唸らされました。ラストは駆け足的な印象ありましたが、ページをめくる手が止まりませんでした。場面が目に浮かぶ、ザ・エンタメと言える作品。実に映像向きです。次作が楽しみです。昔なにかの映画で解剖劇場見たなあ、、とその時のひんやりした記憶が蘇りました。

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    2021年08月27日
  • 嗤う猿

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    予想を超えた展開にえ?え?と翻弄されているうちに終わってしまった。なんてことでしょうか。どうなってるの?どうなるの?早く続きを読みたいです。

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    2021年08月10日
  • 猿の罰

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    Speechless. 言葉もないよ…といいつつ語るが、3部作堂々の完結、緻密に張り巡らされた虚々実々の物語を、あらゆるミスリードと伏線に足をとられつつ、ラストにたどり着いてみれば驚愕の地平…いや水平線かな…呆然と眺めたよ。こんな広がった話をどうたたむのと思っていたが、力技ではなく、本当に丁寧にカチリカチリとパズルがはまり、あたかもピタゴラスイッチ…いや、何の話だ。
    これ、1作目で読みやめるならそれでよし。その先行くなら3部作一気読みに限るね。
    極上のミステリーであり、また善と悪はどこでどう分かれるのかを考えさせられる読書体験。どちらにも、誰にも大切な人があり、奪われれば復讐せずにいられないし

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    2021年01月29日
  • 嗤う猿

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    マージーかー。これは意表を突かれた。そして、このままシリーズ第3弾にして完結作につながるので、発売時に読んだ方にはさぞストレスだったことでしょうw
    大ボリュームだし、同時進行のエピソードが多いので混乱しそうになるけど、すごい牽引力に引っ張られる。
    この前の3冊目にいくぞー

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    2021年01月24日
  • 悪の猿

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    なぜ今まで読まずにいたのか?が謎なほど好みの要素が詰まった一冊。舞台はシカゴ、主人公であるポーター刑事の愛車はダッジチャージャー、同僚も魅力的でこれからの群像劇としての発展も見込める。
    「刑事さんにはドーナツが良かったわね」みたいなクリシェも好みだよ。
    本筋のスピード感ある謎解き、終盤の驚きの展開、途中に挟まれる犯人の日記の不気味さ、すべてバランス良くまとまっている。三部作であることがうれしいな。4.0

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    2021年01月23日
  • 悪の猿

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    これは傑作。勧めてくれた友に感謝。なぜ見逃していた。
    いま誘拐・監禁されている少女を探す本筋と、犯人・四猿が幼少期を綴る日記が並行して描かれるが、どちらもスリリングで先が知りたくてページを繰る手が止まらない。シカゴのタフ刑事主人公も魅力があるが、連続殺人鬼のキャラが素晴らしい。自分(だけ)の倫理で人を罰する洗練の手口、高い知能…ハニバル博士にも比しうるなあ。
    シリーズ3作このまま読みまーす。

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    2021年01月16日
  • 猿の罰

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    シリーズ最終巻。楽しみにしてた。が、もはや、誰が主人公か、何を信じれば良いか、自身の胸の内で七転八倒。真実の犯人探しもだが、ストーリーを追うのも疑いながらで、えーっ?と何度声を上げたのが数え切れないほど。長いけど場面の切り替わりが早いから読み易い。

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    2020年12月13日
  • 嗤う猿

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    ネタバレ

    「悪の猿」に続く3部作の2作目。やっと読めた。
    真冬のシカゴは寒いんですねぇ。

    前作の評価がとても難しく、面白いけどグロすぎるし、読むのが結構辛いところがあり、なかなか自信を持ってオススメできなかったのですが、
    今回は何故かとても読みやすく、あれよあれよと言っているうちに700ページ一気読みしてしまいました。(監禁慣れしたのかも)
    もっと話題になってよいのでは?

    しかもここで終わってしまうとは!
    秋の完結編が待ち遠しい。

    1作目必読。

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    2020年08月16日
  • 嗤う猿

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    ひどーい!この終わり方ってあり?上下巻ならともかく、この続きを11月まで待つの?そう言う意味でもびっくりな終わり方。内容はリンカーンライムシリーズを彷彿とさせる。何せ犯人が強くて賢い。今回は犯人の幼少時代にも言及。次作が楽しみ。

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    2020年06月02日
  • 悪の猿

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    色んな有名作品を思い出すような小説。
    〈日記〉がある時から急転直下の展開をみせて、そこから時間を忘れて読めた。

    ジェフリー・ディーヴァーの『石の猿』からタイトルを思いついたのか?
    日本人には非常に馴染み深い日光の三猿をこんな風に使うとは。

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    2020年05月28日
  • 嗤う猿

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    J・D・バーカー『嗤う猿』(ハーパーBOOKS)。「捜査パートはディーヴァー、殺人鬼パートはケッチャム」みたいな評があった前作『悪の猿』の続編。同じ主人公が違う事件を捜査する的なシリーズ作ではなく直接的な続編なので前作読んでないと駄目。
    前作の詳細を忘れてたのでざっと再読してから本作に取りかかったんだが、再読しといてよかった。けっこう細かいところがいくつも伏線となってて驚いた。

    前作の感想で「90年代中盤頃のサイコサスペンス映画を見たい気分のときにはちょうどいい一冊」と書いたが、続編での事件規模と“因縁”の拡大はどちらかというと映画よりもドラマ的。『あなただけ見えない』とか『沙粧妙子 最後の

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    2020年05月27日