ヨルゲン・ブレッケの作品一覧
「ヨルゲン・ブレッケ」の「ポー殺人事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ヨルゲン・ブレッケ」の「ポー殺人事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
期待したほどポーとの関連性はなかったけど、面白かった。
原題はそのまま訳すと『ポー殺人事件』ではないだろうから、キャッチーだとおもってこのタイトルに変えたのかなとはおもう。
実在の人物や歴史も織り混ぜながら、皮膚を剥がされる連続殺人が起きるという内容で先が気になってどんどん読めた。
序盤は時代や場所がポンポン飛ぶことになれず、読みづらさを感じたけど、後半になってくるとそれにも慣れてくるし謎も解けてくるのでだいぶ読みやすくなった。
展開も終盤はスピード感があってよかった。
犯人を隠すのがとても上手で、よく読んでよく考えればこいつ怪しいかなと思えるポイントもある。
サイコな殺人鬼を『神格化する
Posted by ブクログ
うーん消化不良。陰惨な事件はあっという間に片付いたが、それまでに沢山の人が死んでしまう。死んでしまい過ぎ。そしてエドガー•アラン•ポー自身との関わりがイマイチ分からなかった。彼の蒐集物であった?「ヨハンネスの書」がらみの事件ということか。シリという女性の立ち位置もよく分からないし、シルヴィアも途中から出てきて、あの最後はないだろう。ただ捕まるだけでも良かったのに。そしてヒロインと思われるフェリシアは、なぜくたびれた中年オッドに惹かれたのか分からない。そんな要素どこにもなかったでしょ笑。
ただノルウェーでは9月の気温が22度だと暑くてたまらないらしい、というのは分かった。
Posted by ブクログ
エドガー・アラン・ポー博物館の稀覯本をきっかけとして、残忍な殺人事件が発生する…という、導入としては興味をそそられる展開。
ただ、作家としてのポーとの関わりは、単にポー博物館に関わる人物が殺されたという点のみで、ポーの作品とか人生とかとは一向に関係がないので、原題がどんなだったか分からないけど邦題としてはもう少し何とかならなかったのかなと思う。
あと、事件の残虐性と猟奇性の割にはその真相がインパクトに見合う内容の濃さを備えていないというか、「なんだ、そんなことで?」的な、若干肩透かしを食らう結末なのも否めない。
出てくる主要登場人物はチャーミングな人が多いし、アメリカとノルウェーにまたが