池田雅之のレビュー一覧

  • 新編 日本の面影

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    何度でも何度でも読み返したくなる。
    特に夏「盆踊り」のあたりをまたもや...
    ここまで素直に日本を感じられるなんて圧倒される。
    池田先生には大学で短い間だけどお世話になった。
    情景が浮かぶ訳に、詳しい注。
    先生のお人柄を思い出す。
    見たこともない遥か遠きこの国の過去に思いをはせる。
    なぜだろうか、郷愁を覚える。

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    2011年09月01日
  • 小泉八雲

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    『ばけばけ』の時間を忘れる様な、時間を止めた様な映像の美しさからたどり着いたヘルンさん(八雲)への関心。

    不思議な体験。

    ①ゴッホと同じ庶民の生活の中に『美』を見出す。
    ②小泉八雲は自身の研ぎ澄まされた感覚を言葉で表現できる。恐怖、不安に対して触れたくなかった自分が著書『怪談』に興味を持つ。
    ③多視点から捉える感覚。
    夏目漱石に何か?影響与えた人かも⁉︎と思わせてくれる人物ラフカディオ・ハーン(八雲)
    漱石は意識していたかも⁉︎
    その魅力とは?

    妻セツさんがその人物たる八雲の魅力を最大限に引き出したことは間違いない。

    2人の魅力から『人生の歩み方』とは?
    魂の存在。本当に『生きる』とは

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    2026年01月09日
  • 怪談 決定版

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    『ばけばけ』関連2冊目。
    ラフカディオ・ハーンの『怪談』はいろんな版が出ていますが、最近出版された(2025年8月)こちらにしてみました。
    『怪談』をはじめ、『骨董』、『霊の日本』などからハーンによる再話文学、彼のアニミズム的自然観、仏教的生命観が書かれたエッセイを収録。

    小泉八雲といえば『耳なし芳一』。アニメ放送自体を見ていないにも関わらず、保育園にあった『日本昔ばなし』カルタの『耳なし芳一』の絵札がめちゃくちゃ怖かったことを覚えています。大人になって読むと、怖いというより、哀しく美しい物語です。

    表紙に使われている「ろくろ首」と「雪おんな」はハーンの直筆イラストだそうですが、『怪談』に

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    2026年01月07日
  • 新編 日本の面影

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    名著である。本編は27編あるそうだが、本文庫はアンソロジーとして11編のみ絞って訳出されている。他の多くは島根中学校赴任中に記した日記なのだそうなので、この文庫で十二分にエッセンスは読み取れると思える。

    有名なのは、松江市内の1日を記した「神々の国の首都」と日本人論の白眉「日本人の微笑」ではあるが、美しい日本の描写は「神々のー」に限らず全体を包んでいるし、「微笑」の方は後半詳しく紹介する。

    本書を読んで気がついたのは以下の2点。多くは識者が既に指摘していることであり、屋上屋を架す気もする。
    ①日本横浜に着いた1日目から既に日本描写は、日本の伝統的な神社仏閣含め民俗の細かいところまで観察し美

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    2026年01月08日
  • 怪談 決定版

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    ただただ怖いだけではなく、人の性のようなものや、教訓を感じさせられる話もあり、そういった様々な感情を呼び起こすからこそ長く語り継がれてきたのだなと感じさせられた。

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    2025年12月25日
  • 新編 日本の怪談

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    ただただ怖いだけではなく、教訓を感じさせる部分もあり丁寧に日本の民話や言い伝えを紐解いてきたのだなと感じさせる内容だった。

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    2025年12月03日
  • NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影

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    故郷松江の偉人小泉八雲の目から見た明治初期の日本を感じることができる。そこには、つましく、素朴で正直、謙虚に生きる日本人の姿がある。現代の私たちは自分を見つめ直す必要があるのではないだろうか。

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    2025年12月02日
  • 小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために

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    たまたまUnlimitedに入っていたので読んでみた(いま途中)。忘れないうちにいくつかの点を書き留めておきたい。

    1915年の講義において、小泉八雲は次のように述べている。(「文学と世論」)
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    中産階級が国家の財力を代表しているような西洋諸国においては、世論がほとんど決定的な力を持っているといえる。イギリスにおける最大の力は、世論である。・・・・
    この世論こそが、戦争に対して賛成か反対かを決定する力であり、改革に対して、賛成か反対かを決定する力でもある。
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    新聞はこう言った問題について、正確な知識を広めると言うよりも、むしろ偏見を作り出すことのほうがいっそう多い

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    2025年10月19日
  • NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影

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    小泉八雲の生い立ちや日本に対する視線がよくわかる。怪談を通して自分を振り返っているのではと著者はいう。父や母への思いが、そこここに出ているようだ。
    鎌倉や松江など、各地に赴き、仏像やその他のことから日本人、古き良き日本人を掘り起こす。
    日本への優しい眼差しとともに、我々が忘れつつある日本の良さが八雲に詰まっているようだ。

    アイルランド、ギリシャ、イギリス、アメリカ、マルティーニ島。
    父と母の離婚、失明、叔母さんの破産、節子との出会い。

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    2025年10月07日
  • 熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~

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    熊野についてかなり突っ込んだことを知ることができる本。まあ歴史というよりは民俗・伝承的な見方ではあるが、一応押さえておきたいところ。

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    2023年09月23日
  • 新編 日本の面影

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    1890年にアメリカから来日したラフカディオ・ハーン(後に帰化して小泉八雲)が日本各地(主に山陰)を遊行した記録をまとめた本。

    ハーンは本書の中で日本、日本人について絶賛している。日本の美しい風景、ありのままの情景、日本人の伝統的徳目、慎ましい態度、愛嬌、信仰、迷信にいたるまであらゆるものを褒め尽くす。
    それらの動機にはハーンの西洋的価値観、特に一神教への反発やハーン自身の個人的原体験があると言われており、あまり冷静かつ客観的なものだとは言えない。ただそれでも、明治中期のありのままの日本を描いた資料として有用である。

    そうした文化資料的側面は一度置いても、単純に旅行記として面白い。ハーンの

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    2023年07月14日
  • 新編 日本の面影 II

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    前作『新編 日本の面影』に収録されなかった10編のエッセイと、奥様である小泉節子氏が八雲との思い出を語る『思い出の記』を収録。

    八雲のエッセイはもちろん、『思い出の記』を是非読みたかったので手頃な文庫に纏まっているのはありがたい。
    俗に言うヘルン語でやり取りする夫妻の会話は、文章だけでも微笑ましく、二人の絆を感じる。

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    2022年07月16日
  • 熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~

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    「すみっこ」という意味の隈の場所「熊野」を題材に、熊野に縁を持つ研究者、小説家、地元の活動家などが持ち寄った熊野にまつわる日本神話・民話の世界を紹介した著作。

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    2022年03月24日
  • 新編 日本の面影

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    ネタバレ

    目次
    ・はじめに
    ・東洋の第一日目
    ・盆踊り
    ・神々の国の首都
    ・杵築――日本最古の神社
    ・子供たちの死霊の岩屋で――加賀(かか)の潜戸(くけと)
    ・日本海に沿って
    ・日本の庭にて
    ・英語教師の日記から
    ・日本人の微笑
    ・さようなら

    まずラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に「ありがとう」と感謝を述べたい。
    当時、極東の未開国扱いだった日本の良いところをこんなに見つけてくれて、世界に発信してくれて。

    今、誰かが「神の国・ニッポン」などと言おうものなら炎上間違いないけれど、彼が日本にいた明治の後期、日本はまだ神と共に在る国だったんだなあ。
    それは、神である天皇のために死ぬなんてことでは全然なくて

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    2021年06月10日
  • 新編 日本の面影

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    小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが来日当時の日本の文化・生活をつづった随想録。文体は生真面目だけど日常的な言葉遣いで読みやすいです。
    西洋化しきっていないかつての日本を事細かに描写していて、実際に見たわけではない風景ながら郷愁を感じられます。
    ……はいいのですが、随所に挟み込まれる西洋出身の筆者による舌鋒鋭い西洋disで目を白黒させられてしまった。
    キリスト教文化に馴染めなかったという小泉八雲がこんなにも日本を愛しているのを見ると、生まれたまま漫然と日本人でいることが申し訳ないというか、自己の郷土愛というものを顧みなければならないような気分になりました…。

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    2022年11月20日
  • NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影

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    ネタバレ

    番組を観て面白かったので読んだ本。この本を読んで小泉八雲のことを知ることができて良かった。この本を読んで小泉八雲の「怪談」が読みたくなった。八雲が行った島根や鎌倉に行きたくなった。

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    2019年08月26日
  • 新編 日本の面影

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    トリップ小説である。冷静でありながら情熱的に昔の日本の景色、風習、人柄を書き尽くしている。読むだけでその当時、おそらく明治時代、まだ江戸の匂いが色濃く残る時代へ連れていかれる。小泉八雲はもともと新聞記者だっただけあり、事実を正確に伝えようとする描写力とそこから導き出される日本という国への分析力、そして詩的な表現力が圧倒的に優れている。これを翻訳した人もいい。今を生きる日本人として、根底に根差しているものがなにか、優しくしかし鮮烈に教えてくれる素晴らしい本である。

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    2016年03月12日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオハーンが書いた、日本の風景。
    19世紀後半に日本にやってきた彼は、山陰をまわり出雲国へ向かう。

    その中で当時の日本人の良さ、日本の良さをとても美しい言葉で著している。
    彼が村人などから聞いた人柱伝説や逸話などもたくさん紹介されており、いかに当時の日本がいわゆる"古き良き日本"であるかを感じる。

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    2016年02月09日
  • 猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」

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    表紙のイメージよりも、もっと評論的な内容。でもcats好きなら楽しめる。ロンドンに観に行く前に読んでおけば良かったとちょと後悔しました。でも、また観に行く!と決心させる本でもある。

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    2014年02月27日
  • 新編 日本の怪談

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    子どもにも向けて書かれていると背表紙に書かれていたが、
    結構怖くて読み応えがありました。
    なんとなく知っていた怪談も、改めて読むことが出来てよかったです。
    古きよき日本の一面も分かりました。

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    2014年02月23日