池田雅之のレビュー一覧

  • 新編 日本の面影

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    小泉八雲が帰化前に書いた日本滞在記。別の本で引用されていたので買ってみた。日本人、日本の文化、自然、庭、樹木、花など日本の全てを美しい表現で褒めちぎっていて気持ちいい。桜の叙情的な表現は繰り返し読みました。訳者の力量も良いのだと思う。特に「日本人の微笑」と題した考察がとても奥深く的を得ている。著者が西洋にはない当たり前の出来事として書かれていることが、今の日本では当たり前ではなくなってしまっている。そこに寂しさを感じます。

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    2013年05月26日
  • 新編 日本の面影

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    当時の日本に迷いこんだ異国人、よりも日本人の気持ちで読めた。盆踊りの感覚は旅に出た時に遭遇したお祭りの感覚そのもの。のすたるじぃ、だがやはり近代が忘れた思い出。

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    2013年04月07日
  • 新編 日本の面影

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    目次:
    はじめに
    東洋の第一日目
    盆踊り
    神々の国の首都
    杵築(きづき)――日本最古の神社
    子どもたちの死霊の岩屋で――加賀(かか)の潜戸(くけど)
    日本海に沿って
    日本の庭にて
    英語教師の日記から
    日本人の微笑
    さようなら
     ラフカディオ・ハーン略年譜
     訳者あとがき

    ※ 本書は、「訳者あとがき」にあるように、「『知られぬ日本の面影』(Glimpses of Unfamiliar Japan,1894)の翻訳アンソロジー」、つまり抄訳である。「序文」を含め凡そ27篇の原書のうち、本書が訳出するのは11篇に過ぎず、それゆえの「新編」であることを注意されたい。訳者が27篇からこの11編を選んだ

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    2012年11月16日
  • 新編 日本の怪談

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    日本をここまで愛してくれてありがとう。ハーンさん。
    また日本文化の中にあるアニミズムを知ることができました。

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    2012年03月13日
  • 新編 日本の面影

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    明治時代の松江の人々の暮らしぶり、息遣いがいきいきと伝わってくる。宍道湖の色彩の移り変わり、松江の音を記した部分は、特に秀逸。

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    2012年01月09日
  • 新編 日本の面影

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    『知られぬ日本の面影』から選ばれたアンソロジー。
    内容を簡潔に言うなら、外国の方から肯定的に見た明治の日本とハーンの考察。
    日本文化に詳しくない人にも分かりやすく、説明的。
    エッセイやコラムと言うよりも、一つの文学作品だと思うような文体で書かれています。

    美しい文章で、少し美化されすぎているような気にもなりますが、ハーンの日本や日本文化に対する理解には、いっそ感動を覚えます。

    昔ながらの日本文化に対して郷愁をおぼえる方には、お薦めの一冊です。

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    2010年03月01日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ ハーンが見た日本を素直に書いているように思います。ジャーナリストの視点は、読んでいて納得します。

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    2009年12月15日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ・ハーンの日本到着直後の感想から
    日本の研究の記録、エッセイ、日記。

    描写が美しい。
    時代もあるのだろうけれど、
    この本を読むと
    日本とはなんと素晴らしい純粋な国なんだろう、
    と思う。
    心が洗われます。
    日本に魅せられるのも道理。
    日本も今とは違うですね。
    多分それは惚れすぎた故の過大評価もあるのだと思うけれど。
    最後の「日本人の微笑」での日本人への理解なんて
    素晴らしすぎる。
    西洋人に読んで欲しいな。

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    2009年10月07日
  • 新編 日本の怪談

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    「菊花の契り」が読みたくて買った一冊。
    菊花の契り・・・この言葉でなんとなくニュアンスが分かる人とは友だちになれるかもしれない。(なりたくないと言われるかもしれない。)
    それはそれは楽しみにして読んだんですが、この本の「菊花の契り」は裏切りませんでした。
    うっはー!!
    な感じでした。(どんな感じ)
    ほかの話も面白かったです。

    ちなみに、その後ほかの本で読んだら、もおおおおお怒るほどつまんなくなってて!
    なんじゃこりゃー!!
    と思いました。
    角川ソフィアがいいよ。角川のほうはダメだった!←言ったったー。
    上田秋成の菊花の契りも読みました。
    文章がしつこくってダメだった。

    菊花の契りはほかに、

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    2009年10月04日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、当時の日本という国を書いた本。いくつかの章を組み合わせた本なので、時系列で並んでいるわけではありませんが、彼が彼という人間そのままの『眼』と『心』で感じた日本が書かれています。

    読んでいるこちらが萎縮するくらい、彼は日本を賛美しています。
    初めは、ヨーロッパに生まれ、アメリカから来日してきた人の、単なる無いもの強請りのように感じましたが、彼の日本に対する感受性は、それだけには留まりません。
    単純に東京や横浜などの都市部を回るだけでなく、山間部など、本当に日本の『日常』が息づくところを回っているのです。
    もし都市部だけであれば、きっと彼の感想は「日本は西洋の

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    2009年10月04日
  • 猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」

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    劇団四季のミュージカル「キャッツ」に過去2回観に行きました。凄い迫力と世界観に圧倒され、それ以来ファンになりました。そんな猫たちの細かな設定や物語が書かれています。御自身の目で耳で身体で感じて欲しい作品です。

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    2026年01月12日
  • 新編 日本の面影

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    岩波少年文庫『雪女 夏の日の夢』に載っていた随筆がとても良かったので、一度ちゃんと読んでみようと思っていたラフカディオ・ハーン。
    朝ドラ『ばけばけ』が始まる前にと思っていたのに後追いになってしまいましたが、並走しながら読むと理解が深まります。

    原本の『日本の面影』は27編あるそうですが、そこから11編を部分的に訳出したアンソロジーとのこと。
    『雪女 夏の日の夢』でも読んでいますが、文章がとても美しいです。松江の朝の風景など、朝靄の描写が印象画のようです。
    メモっていても一文がとても長いので、原文はもっと長く、形容詞の多用された難解な文章なんだろうと思われますが、読みやすいく訳されています。

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    2025年12月19日
  • 学研学習まんがシリーズ まんがで読む小泉八雲「怪談」

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    小泉八雲って、なんとなく知っているけどちゃんと読んだことがないな〜と思って…。手にしたこのマンガで読める本を開いてみた。
    怖がりな私には、ちょっと怖くてドキドキしたりした。
    マンガでない本で読んでみたくなった。

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    2025年11月18日
  • NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影

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    ▼良き一冊でした。小泉八雲、ラフかディオ・ハーンさんって、なんなんだっけ、というのが満たされました。

    ▼要は、奥さん(日本人)や身近なひとから、日本の怪談などを聞いて、聞き書き文学として書いた。そのベースには、ハーンさん自身がアイルランド人で、カトリック、キリスト教にそれほど心酔、していなかった。というか疑念を抱いていた。
    それが、一神教に依拠しない日本の「やおろずの神」的精神に共鳴した・・・。

    ▼というようなことだったのですが、このヨーロッパの中のアイルランド、キリスト教と、それ以前の土着宗教や神々、そういった風景が背景にあります。それが個人的には、司馬遼太郎さんの「街道をゆく・アイルラ

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    2024年12月27日
  • 新編 日本の面影 II

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    ・気持ちの準備ができている時は、ゆったりと入ってくる。
    ・紀行文はそんな時にいい。
    ・雑司ヶ谷を訪れてもいい。

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    2023年06月07日
  • 新編 日本の面影

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    ・濃密でゆっくりと流れる日本の風景。令和のショートムービーや倍速再生の世界とは真逆の世界。でも、我々の深いところには今も息づいていると思っている。
    ・丁寧で簡潔な文章。久しぶりに相対することができて豊かな気分になった。
    ・「花と同じ名前の娘たち」いまも、そういう名前の子供もいるけど地面とのつながりが違うように感じる。草履越しか、スニーカー越しか。
    ・「イギリスの豪華な庭を思い出すたびに、どれだけの富を費やしてわざわざ自然を壊し、不調和なものを造って何を残そうとしているのか」
    ・「日本人の微笑」は、今では逆転しているように感じられた。気質や国が置かれている状況も逆転しているのだろうか。

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    2024年02月02日
  • 新編 日本の怪談 II

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    『日本の怪談』と銘打っているが、主軸は八雲が日本へ辿り着く前のアメリカ時代の再話ものや、折々に書いたエッセイである。
    幼少期の恐怖体験、中国やインドなど異文化の再話、日本の怪談に晩年のエッセイ…、ラフカディオ・ハーンが小泉八雲になる軌跡を辿るような作品集だった。

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    2022年08月01日
  • 新編 日本の怪談

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    訳文が平易で子供でも読みやすい。
    江戸時代の狂歌を八雲自身が解説した『妖怪のうた』は、八雲の解釈と自筆イラストが良い味を出していて面白かった。

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    2022年08月01日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ・ハーンが著した『知られぬ日本の面影』から、訳者が11遍のエッセイを選び再編集したもの。
    日本に降り立ったその日の感動を、時に幻想的な表現を用いて綴った作品から始まり、日本人が普段気にとめない様な風景を慈しむ作品が収録されている。
    松江から新天地の熊本へ出立する朝までの数日間を描いた『さようなら』と言うエッセイを読むと、いかにハーンが松江の人々と交流を深めていたのかが分かり優しい気持ちになれる。
    キリスト教を嫌悪していたためか、西洋人に対する評価が辛口過ぎる気もするが、ハーンが愛した日本が本著の中には生き生きと存在している。

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    2022年05月08日
  • 小泉八雲 日本美と霊性の発見者

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    八雲の文章は、情感がありどこか物悲しく美しい。
    幼くして実母と引き離され、神経質な子供時代を過ごした体験などを紐解き、八雲の足取りと精神面の軌跡を読み解くことが出来た。

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    2022年04月12日