池田雅之のレビュー一覧

  • NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影

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    好きで昔から見ている番組100分de名著だが、2015年頃はまだ見ていなかった。
    ばけばけで小泉八雲に興味を持ってるタイミングで読んでみたが、やはり本家の『日本の面影』が読みたくなる。
    正直、小泉八雲の感じた日本の美というものが、本当に存在したのか、あるいは理想ではなかったか。それを現代に求めるのもまた違った価値観である気がする。


    以下引用
    >1896年、入籍と帰化願が許可され、八雲は「ラフカディオ・ハーン」から「小泉八雲」へと改名し、日本人となるのです。彼はれっきとした「日本人」になったわけですから、日本時代の作品は英語で書かれているとはいえ、「日本文学」に属するといってよいかと思

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    2026年01月22日
  • 新編 日本の面影

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     日本の文化がどのようなものなのかを知る上で外国人の視点は欠かせない。それも過去の日本の地方都市のこととなるととても貴重だ。ハーンはこの国の文化に心酔して、非常に好意的な捉え方をしている。
     特に民間伝承に触れたときの新鮮な感動はとてもよく描かれている。山陰の独特な民俗を伝えている点においても注目した。
     また、教壇から見た当時の師範学校の様子など興味深い記述が多かった。

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    2026年01月13日
  • 新編 日本の面影 II

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    ドラマ「ばけばけ」が大変面白くて、小泉八雲さんに興味をもちました。

    旅の紀行文であるが、そのなかに物語があったり、日本人や日本の情景が美しく、情緒たっぷりに表現されていて、その文章に魅了された。近代化していく明治の時代を憂いていたという。

    巻末にはセツ夫人の「思い出の記」も掲載されている。愛情に溢れ、妻や子供を愛する、とても素敵な人であった。

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    2026年01月09日
  • 新編 日本の怪談

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    NHK朝ドラで著者小泉八雲がチャーミングに演じられており小泉八雲が気になってきた折、ブグログフォロワーさんによる小泉八雲著「怪談」の魅力的なレビューを拝見
    超絶チキン野郎でお化け屋敷やジェットコースターを回避する人生を送っている私だが怪談、いけるのか??いけないのか?!!

    一ページ目の小さなお話ののっけから…「けっこう、こええええ…」とおちっこちびりそうになりました
    ですが42篇もの小話はバラエティに富んでおり、ファンシーにさえ思う妖精のお話やらもありそれらが小休止となりつつ、時折は恐怖に打ち震えながら読み終えた

    「怖い」と一口に言っても様々な怖さが提示される中で、自分は人の情念(特に色恋

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    2025年12月24日
  • 新編 日本の面影

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    ばけばけ効果で本屋で平積みですね。これに乗らぬ手はありません。(笑)
    11編が収録されていますが、「日本の庭にて」がまるで夢の中にいるようで特に好きでした。池田雅之先生の訳が素晴らしく他の訳本も読もうと思います。

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    2025年12月13日
  • 新編 日本の怪談

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    ラフカディオ・ハーンの代表的な怪談が42編、テーマ別に全6章に分けられており、池田さんの訳がとても読みやすいです。

    第6章は、内匠尽語楼という人の編纂した『狂歌百物語』の翻訳と紹介で、ハーンのイラストつきです。

    難しい漢字に振り仮名があり、小学校高学年ぐらいから大人まで楽しむことができます。あとがきも充実しているので、作品理解に役立ちます。

    まずは、子供の頃に聞いた「耳無し芳一」「雪女」をあらためて読むことができ良かったです。それ以外に知らない話がたくさんあり、どれも読み応えのあるものばかり。

    漫画日本昔話のようでとっても愉快な話(団子をなくしたおばあさん」)、男女のちょっといい話(「

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    2025年12月12日
  • 新編 日本の面影

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    朝ドラ予習、第3段!(もう始まってるけど)
    1980年に来日したハーンの最初の作品集。「東洋の第一日目」で日本の第一印象を描いている。日本人の精神性に触れ、花木鳥虫を細やかに観察し、英語教師としての経験を書き記すが、どれも豊かで美しい文章!

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    2025年12月01日
  • 小泉八雲 日本美と霊性の発見者

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    某所読書会課題図書:小泉八雲の生涯を辿りながら、彼の日本に対する感性がどのような背景から生まれたかを皮切りに、綿密な考察が続く.日本人が気づかない独特の文化に光を当てて、西洋に人々に紹介していることは、非常に新鮮な感覚で受け止めることができた.彼の作品には再話文学と称される他の人があまり取り組まないものがある.一般の小説とはやや異なる発想で書いているもののようだ.具体的な作品を読んでいないので評価はできないが、その雰囲気は著者の描写で感じ取ることができた.

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    2025年11月19日
  • 新編 日本の面影 II

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    明治時代の中国地方の風俗とかがエッセイみたいに記録してあって、外国の人が見た日本だから、日本人なら当たり前だったから書かなかったところが書かれていて記録として面白い。日本人が他の外国の記録を読んでるみたいな気持ちにすらなる。一方で確かにこれは日本人だなぁという行動が記載されていて、ちょっと誇らしくなったり、この頃からこうなんだなと不思議に思ったり情緒が忙しい。

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    2025年04月29日
  • 猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」

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    ミュージカル「キャッツ」はとても面白く、また心の感動を呼び起こす。その訳が、この本を読んで、さらに理解が深まった。キャッツと猫がますます好きになった。

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    2024年09月17日
  • 新編 日本の面影

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     来日して、いろいろなものに興味を持った、ラフカディオ・ハーン。興味を持つ対象が、次第に物体から、日本人の心の内面へと変化していく。
     その様子を嬉しく思いながら、本作を読み進めていきました。

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    2024年05月11日
  • 新編 日本の面影 II

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    ネタバレ

    目次
    ・弘法大師の書
    ・鎌倉・江ノ島詣で
    ・盆市
    ・美保関にて
    ・日御碕(ひのみさき)にて
    ・八重垣神社
    ・狐
    ・二つの珍しい祭日
    ・伯耆(ほうき)から隠岐(おき)へ
    ・幽霊とお化け
    ・思い出の記…小泉節子

    種本である『知られぬ日本の面影』は、日本のことを知らぬ外国向けに書かれたものなので、一つ一つのものや行為の文化的・宗教的背景などを丁寧に説明しているのだけれど、先に出た『日本の面影』の収録から漏れたこちらの作品は、説明の丁寧さよりも、子どものような素直な好奇心で持って眺めているハーンの眼差しが強く感じられた。

    日本文化の中のワビサビを尊び、枯れたものの中にもののあはれを感じているはずの

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    2021年06月28日
  • 新編 日本の面影

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     日本名 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが、1840(明治23)年、日本にやってきて初めて書いた「知られぬ日本の面影」の翻訳アンソロジーである。
     ハーンは来日後、間もなく会った親切な英国人教授に「日本の第一印象は、出来るだけ早く書き残しておきなさい。」と言われ、あわただしく書き留めたものをまとめた。本当によく書き残してくださったと思う。なぜかというと、その時外国人ハーンが見た、今から180年前の日本は、我々の国だけれど、もうそんな素敵な国は世界のどこにも無いのだから。
     「東洋の第一日目」という章からの抜粋。
      『人力車ほど居心地の良い小型の車は想像できない。わらじ履きの車夫の動きに合わ

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    2021年02月09日
  • 小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために

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    『本の内容について独自の意見を表明できない人は、誰であれ、本当の読書をしている人とは言いがたいのである』―『読書について』

    小泉八雲がラフカディオ・ハーンという聞き慣れない名前の外国人であると知った時の驚きは、子供の頃に耳なし芳一の話を教科書で読んだ世代には共通の驚きではないだろうか。今時分の子供であれば近所に外国籍の隣人がいたり、同級生に目鼻立ちがすっと通った子がいたりするのかも知れないが、昭和40年代の子供にとって外国とは「わんぱくフリッパー」や「名犬ラッシー」や「じゃじゃ馬億万長者」のような見たことのない国のことで、名前だってサンディやデイジーのような響きがするものである筈で、鎌倉時代

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    2020年03月02日
  • 小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために

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    小泉八雲の講義録。
    あの時代の講義録が残ってるってすごくないですか。。。ほぼ受講生の筆記と講義ノートでしょ。。。
    しかも小泉八雲の授業を受けられるってうらやましすぎる。

    「読書について」なんて少しドキリとしながらも。

    最後は、日本語なんだよな。どれだけ海外のものを研究したとしても、日本語がダメだったら話にならないんだろうな。

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    2020年01月27日
  • 新編 日本の面影 II

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    (上巻と同じ内容です)
    2012.8記。

    突然ですがやっぱり地元の夏祭り・盆踊りというのはよいものです。なぜか振付を熟知しているおばちゃん、よくわからない役割を与えられてねじり鉢巻きで周囲ににらみを利かせているおっさん・・・

    私が小学生(30年前、1980年前後)のころから変わらない風景だが、思えばこのおっさんおばちゃんも30年前はせいぜい30代。つまり1980年代にはそこそこ「盆踊りだせー」とか言っていた世代ではないのだろうか?2030年ごろには僕も地元の公園辺りで「自治会」のテントの下で東京音頭の音量を調節したりしているのだろうか?日頃は都心に電車で働きに出てしまう僕だが、そうやって将

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    2019年01月03日
  • 新編 日本の面影

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    2012.8記。

    突然ですがやっぱり地元の夏祭り・盆踊りというのはよいものです。なぜか振付を熟知しているおばちゃん、よくわからない役割を与えられてねじり鉢巻きで周囲ににらみを利かせているおっさん・・・

    私が小学生(30年前、1980年前後)のころから変わらない風景だが、思えばこのおっさんおばちゃんも30年前はせいぜい30代。つまり1980年代にはそこそこ「盆踊りだせー」とか言っていた世代ではないのだろうか?2030年ごろには僕も地元の公園辺りで「自治会」のテントの下で東京音頭の音量を調節したりしているのだろうか?日頃は都心に電車で働きに出てしまう僕だが、そうやって将来どこであれ地域の行事の

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    2019年01月03日
  • 新編 日本の面影

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    のちの小泉八雲の滞在記です。とにかく日本文化を誉めまくってます。一番興味深かったのは「日本人の微笑」の項で、その中でもイギリス人と老サムライのエピソードが印象的でした。

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    2014年05月06日
  • 新編 日本の面影

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    好き。
    日本で(戒律で悪徳を縛る)キリスト教を流行らすメリットはないって序文が好き。
    混血、複雑な家庭事情で育ったハーンは完全なるキリスト教圏の人間ではないのだな。
    ハーンが日本好きすぎて照れる。

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    2012年07月04日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ・ハーン、日本名小泉八雲が書いた「日本の面影」。西洋人が小さな美しい国、日本を初めて訪れた時の感動がスピード感溢れる文調で描かれている。色鮮やかさが目に浮かぶようで面白い。

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    2012年03月27日