えれっとのレビュー一覧

  • 瑠璃色にボケた日常 3

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     今回は季節外れではあるが正月の話。霊や人間を相手にした一、二巻とは違い、今回は獣霊が相手。バトルバトルしている。
     翠メインの話として、守護獣再契約の儀と獣霊復活の二つの話をメインに展開してよくコンパクトにまとまっているのだけど、少し風呂敷の広げ方が慎重すぎる感もある。
     もうちょっと冒険してもいいのではないか、と読者は無責任に思うところである。

     しかし、新キャラ・月長のポテンシャルの高さには目を引くものがある。メガネ、毒舌、イケメン、クール、中間管理職ポジション……。
     それだけに、雑なボケを振られていてちょっとかわいそうでもある。はなはだ余談であるが。

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    2013年07月01日
  • 瑠璃色にボケた日常 2

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     関西からの新たな刺客により、物語はさらに「コント」「下ネタ」「ツッコミいじり」という武器を兼ね備えた。
     そうしてお笑いの道へと先進する高巳。ボケ3ツッコミ1という恐るべきアンバランスのなか、彼はその正道を歩めるのか。続巻に期待がかかるところである。

     本当は星5つを付けたいところなのだけど、ややぎこちなく見える箇所もあり、物語が少しメインストーリーに固化し過ぎている(幅が狭い)ところもあったので星4つ。
     とはいえ、新人作家さんとして見返してみると、この安定した描き方は末恐ろしいものを覚える。普通に面白かった。MF文庫の編集部が優秀なこともあるのかな。

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    2013年06月24日
  • 瑠璃色にボケた日常

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     お笑いをライフワークにする「おはらゐけんきゅうかい」の部長・有働瑠璃に、霊障について相談に行った主人公がその才を認められ、部で笑いに血道を上げる物語である。
     いくつか誇張しているが、おおむねこういう物語で誤りではない。

     霊障についてなかなか面白い設定をしていて、それをベースに組み立てられた終盤の展開は熱いの一言。やや性急な感もあったけど、一冊でよくまとめている。
     日常シーンのテンポのよさとあいまって、なかなかの良作である。

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    2013年06月18日
  • 瑠璃色にボケた日常 2

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    挫折してお笑いに転向した野球少年が、銀行跡に出没するという頭取なる怪人の謎にはまるところから始まる、お笑い霊能バトルの2冊目。
    シリアスとコメディがあたかもボケとツッコミのようにかみ合って良い感じで、登場するキャラクターにも無駄なものがいないのにも好感。

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    2013年02月26日
  • 瑠璃色にボケた日常

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    お笑い×退魔ラノベといったところか。主人公とヒロインの掛け合いが小気味よく面白かった。霊の成り立ちやシステム、主人公の退魔の発動や成立の条件などもこのお話らしいというか、お話そのものも含めてすごくよかった。あと、満開ロリロリ天国がとても見たいですね。

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    2012年12月23日
  • 瑠璃色にボケた日常

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    MFの新人3作品が今までの「MFらしさ」とは少し違っていると聞いたのでとりあえず1冊買ってみようと思ったのが本作。
    確かに「お笑い」そのものがメインというラノベでは結構レアな感じ。

    あらすじから霊の話が結構出てくるのだが、その霊が昔のライバルとか父親とか重い、重い!www
    笑いのクオリティが格別高いというわけではないが、事あるごとに瑠璃がボケて孝巳がツッコムという約束された流れが、それだけで関西人としては美味しいです^q^

    有働瑠璃がメインヒロインとも思えず、かといって主人公でもないし、なんというか彼女はどちらかと言えば「師匠」とか「大御所」とかいう言葉が一番似合いそうw
    ヒロインは鴫原翠

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    2012年10月31日
  • ネクラ少女は黒魔法で恋をする 5

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    9784840120005  243p 2007・8・31 初版1刷
    全五巻を通してうまく話がまとまっていて安心して読める。
    最後はどうなのか?話すことはできませんが人により捉え方が変わる可能性あり。できるなら話を続けてほしかったな。
    〇えれっとさんの画はかわいいし安定感あり。

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    2010年08月04日
  • ネクラ少女は黒魔法で恋をする 4

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    作者が脇役が好きで脇役に焦点を当てた構成とのことだが、自分も脇役は結構好きというかサイドエピソードみたいなのが好きなのでかなりよかったです。普段真帆の一人称で話が進むので、別の人の視点からってのも新鮮でした。

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    2009年10月04日
  • ネクラ少女は黒魔法で恋をする 3

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    なんか人助けストーリーになってるな。ちょっと最初のイメージと違う。
    多分伊丹書店のおじ様は最後に重要な役割があるな。
    一之瀬とのロマンスがまったくなくなっちゃったのが残念です。なんかエピソードが欲しいねえ。

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    2009年10月04日
  • ネクラ少女は黒魔法で恋をする 2

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    妹の夏樹はいいですね。前回語った小さな夢、お姉ちゃんと学校の話とか部活の話とか恋愛の話をしたいってこと。そのことは記憶操作で忘れてしまっているが、今回真帆が恋愛について話を振った時に恥ずかしがりながらもきちんと答えていたのが好感持てる。それと「ああ夢が叶ってよかったね」って感じ。

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    2009年10月04日
  • ネクラ少女は黒魔法で恋をする

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    ネクラで思ったことを殆ど言い出せない真帆だが、頭の中での毒舌がすごいわ。面白い。しかし恋を知り、友情を知りどんどん変わっていく姿はもうね。ちょっとやりすぎな感じ。
    あまりにも変わりすぎですね。そしてそれをリセットさせちゃうラストは若干の希望を残すが「え〜〜〜〜!?」って感じですね。続きが出てるからいいけど、このラストはちょっと微妙ですね。

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    2009年10月04日
  • ぼくたちのリメイク 12 「おかえりなさい」【電子特典付き】

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     完結巻なので基本構造は割愛。
     のβ版などの試みも新しかったシリーズが完結。
     序盤こそ、ピンチがあって機転があって面白く読めたけれど、だんだんピンチも減り機転も目新しく感じなくなっていった印象。
     キャラが立って、先回りしてピンチを潰して言ってしまった結果なのかも知れないが。
     総ての謎が回収されたらしいが個人的には、このタイムリープの意味からよく解らなかった。
     もっと各々暴走してぶっ飛んだピンチを纏め上げる話になって欲しかった。
     全部整理して、この作品そのものがリメイクされたら凄そうではある…。

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    2023年06月25日
  • ぼくたちのリメイク 11 無駄なことなんかひとつだって【電子特典付き】

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     11+3巻目なので基本構造は割愛。
     巻を重ねるにつれ主人公が普通になっていき、ここに来て凡夫の極みで面白みのなくなった印象の前半。
     後半、今までの伏線を一気に回収に来ていて壮観ではあるが、最初から決まっていた展開では無いんだろうなぁとも思う。
     主人公達が大人になり、大人の世界を描くに当たって、ヒロイックファンタジーのライトノベルと同じ感覚で読めることを、若い読者に作中で伝えきる力量は素晴らしい。
     次巻完結と言うことで、次巻関係はそこで纏め上げられることなのでしょう。
     ライトノベル的結末に期待。

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    2023年03月22日
  • ぼくたちのリメイク 10 エンドロール【電子特典付き】

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     10巻なので基本構造は割愛。
     好きなシリーズなので、新刊が出る度に買っていたのですが面白いのが解っている本は後回しにしがちな悪癖が出て積んであったモノ。
     なので刊行から少し未来の立場なので、11巻が出ていることが解っている中での読破。
     エンドロールというタイトルと供に、最終回の空気感の中進行するがまだ完結しないのを知っている視点で読むのが複雑な感じ。
     シリーズ序盤はピンチを機転で切り抜ける流れが楽しかったが、だんだん普通になっていった感じ。
     この巻のアレも、もっと突き詰めたモノになるのかと…。

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    2023年01月23日
  • ぼくたちのリメイク 9 怪物のはじまり【電子特典付き】

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     9巻(+β版)なので基本構造は割愛。
     過労で倒れたメンバーに付き添い福岡の実家へ向かう辺りからの話。
     才能の集まりたちの中で彼らなりの悩みや壁など、ぶち当たった問題をどうにかする流れ。
     この作品は人生のifと、ifじゃなかったらを語った上で、全部纏めて構成される希有なタイムリープ物であり、その構造自体にもの凄く魅力を感じる。
     その激しい環境の中、とんでもないアイデアと行動で、切り抜けていく主人公の活躍が輝いている作品だと認識しているが、今作は割と普通な意見と行動に感じた。
     今後の伏線なのかな。

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    2022年11月22日
  • ぼくたちのリメイク 3 共通ルート終了のお知らせ

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    ネタバレ

    大事な友人を助けたいだけだった。
    ただそれだけだったのに、結局自分の行動の影響でその友達は夢を諦めてしまった。
    そして友人は未来で憧れてたクリエイターの一人だったというのは本当に重い

    とにかく学費の為にお金が必要で、稼ぐために出すゲームの納期のため妥協を重ねるというのはまだ学生の貫之らには理性ではわかっても感情で納得出来るものではない。
    そもそも大人だってその辺の妥協を受け入れられるかどうかは個人差があるし
    妥協出来る恭也と妥協出来なかった貫之(達)
    作者が書きたかった展開なのはあとがきをみてわかったが、辛かったねこの齟齬は

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    2022年11月21日
  • ぼくたちのリメイク Ver.β 3【電子特典付き】

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     スピンオフでもありこのVer.βだけでも3巻なので基本構造は割愛。
     そして完結。
     制作途中のチームがほぼ全員他社に移籍の前例は普通にある気もするけどごにょごにょ。
     安易な流れで完結しちゃったなぁと言う印象。
     タイムリープした主人公がタイムリープしなかったら…というifはわたしは今まで読んだことがなく、革命的な設定の物語をしっかり読みたかった。
     なんか打ち切り漫画の如く、尻切れ完歩を漂わせての完結が無念極まりない。
     読むペースが遅く、買ったかどうか忘れて数冊ずつ買って応援していたのにぃ・・・。

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    2022年10月05日
  • ぼくたちのリメイク 8 橋場恭也【電子特典付き】

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     8巻なので基本構造は割愛。
     主人公に焦点を当ててのサブタイトルが「橋場恭也」。
     将来を見据えて行動を開始する主人公の話ではあるが、そこに焦点を当ててしまったが故に、物語が伝わりにくくなっている印象があった。
     誰かを支えて、共に考えることで物語が浮き上がり、作品が締まり、プロデュースの仕事が分かって話が面白かった気がする。
     色々問題は抱えるが、その問題は物語の主軸に来ず…。
     そして主人公自身に課せられた問題も、話の軸には来ないで…。
     そういうぼやけた感じの仕事がプロデューサなのかもしれないが。

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    2022年08月09日
  • ぼくたちのリメイク 8 橋場恭也【電子特典付き】

    ネタバレ 購入済み

    少しダレてきたかな

    「才能ある一回生」の頃はまだ良かったけれど、プロの仕事に片足突っ込んでからの具体的な内容が、薄っぺらく感じてしまう。

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    2022年06月03日
  • ぼくたちのリメイク(2)

    購入済み

    2巻読みました。

    シェアハウスのみんなでチームを組んではじめての作品作りに挑む!
    ぶつかり合いもあり,トラブルもあり,どんな作品に仕上がるのでしょうか。

    #アガる #笑える #ドキドキハラハラ

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    2022年09月29日