えれっとのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回は季節外れではあるが正月の話。霊や人間を相手にした一、二巻とは違い、今回は獣霊が相手。バトルバトルしている。
翠メインの話として、守護獣再契約の儀と獣霊復活の二つの話をメインに展開してよくコンパクトにまとまっているのだけど、少し風呂敷の広げ方が慎重すぎる感もある。
もうちょっと冒険してもいいのではないか、と読者は無責任に思うところである。
しかし、新キャラ・月長のポテンシャルの高さには目を引くものがある。メガネ、毒舌、イケメン、クール、中間管理職ポジション……。
それだけに、雑なボケを振られていてちょっとかわいそうでもある。はなはだ余談であるが。 -
Posted by ブクログ
関西からの新たな刺客により、物語はさらに「コント」「下ネタ」「ツッコミいじり」という武器を兼ね備えた。
そうしてお笑いの道へと先進する高巳。ボケ3ツッコミ1という恐るべきアンバランスのなか、彼はその正道を歩めるのか。続巻に期待がかかるところである。
本当は星5つを付けたいところなのだけど、ややぎこちなく見える箇所もあり、物語が少しメインストーリーに固化し過ぎている(幅が狭い)ところもあったので星4つ。
とはいえ、新人作家さんとして見返してみると、この安定した描き方は末恐ろしいものを覚える。普通に面白かった。MF文庫の編集部が優秀なこともあるのかな。 -
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Posted by ブクログ
MFの新人3作品が今までの「MFらしさ」とは少し違っていると聞いたのでとりあえず1冊買ってみようと思ったのが本作。
確かに「お笑い」そのものがメインというラノベでは結構レアな感じ。
あらすじから霊の話が結構出てくるのだが、その霊が昔のライバルとか父親とか重い、重い!www
笑いのクオリティが格別高いというわけではないが、事あるごとに瑠璃がボケて孝巳がツッコムという約束された流れが、それだけで関西人としては美味しいです^q^
有働瑠璃がメインヒロインとも思えず、かといって主人公でもないし、なんというか彼女はどちらかと言えば「師匠」とか「大御所」とかいう言葉が一番似合いそうw
ヒロインは鴫原翠 -
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