夏乃あゆみのレビュー一覧
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購入済み
買ってよかったです。
読後、とても幸せになるお話でした。
攻めの伊東と、受けの倫の気持ちが丁寧にかかれていて、どちらにも感情移入できて、2人の葛藤やお互い好きだからこそ、すれ違ってしまうことがすごく伝わって、幸せになってーと思いながら、一気に読みました。
2人が正式に付き合うことになってからの、2人のお互いを思う気持ちも、話すことで、悩みも解決していけて、よかったです。
また、疎遠になっていた、実家や高校の仲間や先輩とも、また再会して、また繋がりをもてて、よかったです。
2人のその後のお話ももっと読みたいなと思いました。 -
ネタバレ 購入済み
幸せのかたち
それぞれの生き方と過去に縛られ、自分の殻に閉じ籠もって生きてきた二人。
本当に好きな人に出会えて、ほんとうの自分に気付いて…
生き方や考え方を変えるって、大変だと思います。
妥協と尊重、考えさせられました。永遠に幸あれ! -
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Posted by ブクログ
ネタバレスピンオフ全シリーズのキャラクタープロフィール、同人誌で登場した端役まで網羅した人物相関図、キャラクターへの掘り下げ質問、作中の出来事を網羅したキャラクター年表、サイン会やイベントで発売&プレゼントされたグッズ、コラボカフェ企画の振り返りなどなど…ありとあらゆる情報の網羅&キャラクターのプロフィールなどの新情報の掘り下げで昔懐かしなキャラクターガイドってこんな感じだったんだろうな〜〜〜。みんなの誕生日がわかったからお祝い出来るね、嬉しいね。作中で決まってたのはおそらく嵐くんくらいだったのにな。笑
メインカプは勿論、コタくんや木崎くん、そうちゃんたちにも質問コーナーがあるのね。
前回のファンブッ -
ネタバレ 購入済み
胸に溢れる幸せ
うわー、良かったわー。最初は、生意気な年下男をちょっとからかう小悪魔め!って感じだったんだけど。読み進めるうちにそれぞれの生い立ち、歩んで来た道のりから「何を大切にしてきたか」が浮き彫りになっていく。相手を大切に思うようになったからこそ、互いにその大切にしてきたこと、譲れないことを尊重するが故に別れを選択せざるを得ない。
この過程が物凄く良かったわー。
悩んだ末にどうしたら一緒にいられるようになるか考えていこう、と結論を出す。譲れないものを互いに少しずつ譲り、二人で問題に対処すると決めた。
後日談を読んだとき、この成果が出ていたと感じました。二人の間に生まれた信頼が、一人一人を堂々とさせていま -
Posted by ブクログ
雑誌で読んだ時にもイチオシだった大人のラブストーリーです。安西センセは読み手の萌えツボをつかむのがとても上手い作家さんで、日常的な恋愛風景を描く腕前が飛び抜けています。
新進気鋭の製品デザイナーで、ゲイであることを隠さない倫。そんな彼が気になったのは取引先の製造会社営業の伊東というイケメン年下男。彼を同類だと確信したにもかかわらず、嫌悪感も露わにゲイを完全否定して倫を警戒する態度に、思わずからかい半分で誘惑したのですが。
好みの相手が示したホモフォビアそのものの拒絶反応に、悪戯心がおさえられなくなった倫。
倫はものなれた誘い受に見えるけど、実は傷ついた過去から立ち直るためにも性癖を隠さず開 -
Posted by ブクログ
樋口美紗緒センセの原作を夏乃あゆみセンセが作画。ヴァンパイアものは好物ですが、最近読んだのが「Nightmare Catalog」www
そのせいか、この作品は一服の清涼剤!のようなあふれる胸キュンを感じてしまったのでした。王道の中に乙女心を鷲掴みにする萌えポイントがてんこ盛りです。
俺様ワガママなツンデレ吸血鬼アンリの屋敷で家政婦のバイトをすることになった地味な高校生、湊。ところがアンリはとても俺様でワガママで身勝手。始めはそんなアンリの態度に腹を立てていた湊だけど、だんだん彼の優しさに気付いていくことに。
年の差400歳近くもあって、生まれも育ちも全然違う二人なので、意見の食い違いから -
Posted by ブクログ
これはすっごく良かった。
主人公の二人、雪也と青爾の二人の祖父から続く血の因縁が、実はとても深く切ない想いの連鎖によって過去から現在に繋がってる。
雪也が母の名代として訪れた神戸の旧家。
家長の葬式に向かったはずが、迷い込んだ庭先で出逢った不思議な青年と、甘く香る梔子の花の謎。
ひょんなことから青爾の暮らすその旧家でひと夏を過ごすことになった雪也の身に降りかかる妙な夢や足音、そして命の危険。
サスペンスかホラーな要素を醸し出しながら、過去と現実を行き来する雪也の心情と相まって、最後に訪れる真実と悲しみ。
その後の雪也と青爾の姿が見たいなぁ……と思わせる終わり方もいい。
色っぽいシーンがありは