施川ユウキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ついに完結! もう表紙イラストからしてすでに(読者との)別れの気配を感じさせてせつねえ。
最終回をこんなにも寂しく感じるほど親近感のあるマンガだったっけ? と考えると、個人的に派毎回すごく楽しみにしてたしキャラも好きだったけど、そういう意味での夢中さはなかったように思う。
たぶんいつもの『サナギさん』が「別れをこれといって意識しない世界」を描いていたのに、この表紙イラストや最終回で突然「この世界における別れ」を突きつけられてハッとしているのが今の僕なのだろう。まあこれ全部あとがきで施川先生が言っておられたことの焼き直しみたいなもんですが。
とにかくこの最終回でただでさえ名作だった『サナギさん』はさらに1ステージ上の名作になった。どこまで高く昇るんだ。いいじゃない普通にすごくどうでもいい理屈をこねくりまわす理屈ギャグマンガで(それが「普通」なのかどうかはよくわからないが)。それをたった1話で、しかも完全にいつもの延長でありながら詩情あふれるもう1つの世界をかいま見せるとは。
その最終回をいったん連載時に読んでいただけに、描き下ろし新作の「サナギさんと読書の秋。」が嬉しい。最終回で終わりじゃなく、彼女たちはまだそこにいる。
あとがきの後の短く小さな描き下ろし4コマも物語の最後として素晴らしい締めだった。
あえて難を言えば読切『森のくまさん』をあそこに入れるのはいささかデリカシーに欠ける気がしたが、じゃあどこに入れればいいんだと言われるとわからない。あとがきの後に入れたらそれこそだいなしな気はする。 -
Posted by ブクログ
「高熱隧道」の134冊目のオチ。あれは一線超えてると思うけど、不謹慎であるし。ただ、そういう方面に興味を持ってしまうのも仕方のないことだと思ってしまうのは、自分もそういうケがあるからです。そういう書き方をしている人じゃあないけども、作者の吉村昭はさ。ブラタモリの黒部ダム回も、黒四の怪談も、映画の黒部の太陽も同じ題材を扱っていますがアプローチはそれぞれ違うし、それぞれの楽しみ方があるし。ただ、やっぱり一線は超えていると思うので、公言しない方がいいかなと思います。
いや、公言する相手がいることでストッパーになっているのか。信頼と甘えは紙一重だと思うけど、その一線は超えていない素敵な関係性だと思います。
「23分間の奇跡」のレプティリアン・ジョーク。話している相手が、自分と同じ知識同じ感覚を持っていると勘違いして、小粋な笑いを提供したつもりが失敗する時の恥ずかしさときたら。共感性羞恥ってこういうことを言うのか、という強烈な衝撃。気をつけたいと思っているけど、ついつい話してしまいます。もうおじさんなので、思いついたことをすぐに口に出してしまう。脳みそのストッパーがバカになっているのだそうで。これは年齢からくる脳みその劣化だそうで。
都合良く自分を言いくるめるのは「動物農場」のオチを思い出させます152冊目。
本当に都合の良いことを引っ張ってきているだけですけどね。
「オーディオブック」の145・146冊目。使ったことないのだけど、どうなんだろ?BGMとして聞くには、人の声なので気になってしまって、流し聞きできないと思う。かといって、流し聞きだと読書の体験として身につかないというか、心に染み込まないと思う。
マルチタスクじゃないけど、どうしても一つのことに集中するしかできない自分としては、向いていない要素だと思います。「聞く」じゃなくて「聴く」にならないとダメなんですよ自分は。初めての作品でなくて、何周もしているようなものであればいいのかもしれないなぁ。
やっぱり自分で読みたいと思います。新しいものに順応できないなぁ。