施川ユウキのレビュー一覧

  • 銀河の死なない子供たちへ(下)

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    読んで良かった。
    下巻、登場人物のそれぞれの思いや考え方が、胸に迫る。生きるとか死ぬとか、孤独とか、家族とか。絵もセリフもシンプルで、決して「すごく上手な絵」でも「胸を打つ衝撃的なセリフ」があるでもない。でも、だからこそ、しんみりじんわり、飾り気なく迫ってくるものがある。
    死ぬからこそ、限りがあるからこそ、その意味を考えさせられる漫画だった。

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    2021年10月17日
  • 銀河の死なない子供たちへ(上)

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    独特のスタートから引き込まれるストーリー。
    人が滅んだ後、死なない子供たちと不思議なママと。不死身で成長しない子供たちが生きたり死んだりすることを考える。

    ワクワクする。すぐに下巻読みに行く。

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    2021年10月16日
  • オンノジ

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     世界で自分以外の人間が消えちゃったという設定からは想像できないホワーンとした内容でした。
     
     でもそういう中で主人公が不意に深く考えるシーンがあったり、ネタバレなりそうであんま言いづらいですけど、良いことが起きたり、それに関係する辛いこと不安なことを考えたりと、凄く感情の表現がお上手や〜思いました。

     キャラもめっちゃ可愛いです。

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    2021年10月09日
  • バーナード嬢曰く。: 4

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    「バーナード嬢曰く。4 施川ユウキ 一迅社 2018年」本好きにはたまらない小ネタの満載で毎回クスッと笑わせてくれる。今回読みたくなったのは、まだ読んでないモモかな。

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    2021年10月09日
  • バーナード嬢曰く。: 3

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    ド嬢も神林さんも可愛かった。が、最後の『熊嵐』紹介の恐怖で、読んだ内容が全部吹っ飛んだ。三毛別ヒグマ事件は知ってたけど、この本は知らなかった。読んでみたいけど怖い…。

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    2021年03月22日
  • バーナード嬢曰く。: 2

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    「すごくドラマチックで読書がはかどるスポット」に「獄中」を挙げているのを読んで、美達大和氏を思い出した。
    バーナード嬢が、だんだん本を読むようになってきてるのが嬉しい。そして神林さんがとても可愛い。

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    2021年03月17日
  • バーナード嬢曰く。: 3

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    「バーナード嬢曰く。③ 施川ユウキ 一迅社 2016年」面白いところはたくさんあった。読みたくなった本は、火の鳥と、ジェイン・オースティンの読書会くらい。本屋ネタ、古本屋ネタをもう少し増やして欲しい。

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    2021年01月27日
  • バーナード嬢曰く。: 2

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    「バーナード嬢曰く。② 施川ユウキ  2015年」この漫画はむしろ、この2巻の表紙が気になって3巻まで一気に買った。村上春樹永遠のテーマ。日本語でも中国語でも読んでるけど、毎回途中までは面白いが、最後がよくわからない。どー言うスタンスで読んでいけばいいか。もっと踏み込んでいじって欲しかった。

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    2021年01月26日
  • バーナード嬢曰く。: 1

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    「バーナード嬢曰く。 施川ユウキ 2013年初版」podcastで紹介してたので買ってみた。本好きだけど、読まずに知ったかする高校生の話。SF偏重気味だけど、知らんメジャーな?SF作品が40冊くらい知れて良かった。ゆるさがちょうどいい。かなり笑った。文字数多くて時間かかった。

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    2021年01月24日
  • 鬱ごはん   2

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    主人公が私と重なる。私もぼっちを極めようとしているので、この漫画の主人公がぼっちを満喫しているのを見ると安心できる

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    2020年09月13日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

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    「どんな大事な本だろうと既読は全部処分して、本棚を積ん読本だけで埋められたら、人生変わりそうな気がするんだ。そこには未知の可能性しかない」

    「読書って究極的に孤独な趣味であったほうが本とより深い関係を築けたかも…って」

    「明日になって今の感動が失われるとしたらなおさら、今のうちに言葉にしとくべきだろ。後で恥かくとか気にしてたら、誰かが評価したものしか評価出来ない人間になるぞ」

    「『読まないといけない本』なんてこの世界には一冊もないよ」


    図書室で本についてのあるあるやなんやを語りあう「名著礼賛ギャグ」マンガ、もうすぐ10年目の第5巻。名言のオンパレードです。
    長女がこの1巻を読んで、本

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    2020年06月02日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

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    一話あたりも短いし、本当にたまにしか出ないけど、相変わらず満喫させてもらいました。思わずプッとなってしまうセンスもさすがで、極論すれば同じことの繰り返しなんだけど、全然飽きない。既知で未読の作品も、ここで取り上げられると、俄然読みたくなってくる。良い漫画す。

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    2020年05月18日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

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    表紙の殺し文句に惹かれて購入(1~4巻買ってないけど)。

    本好きならばあるあるであり、マニアックな知識が披露される。

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    2020年05月17日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

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    78冊目の、増えすぎた本を整理して処分するものを選ばなくてはならない、の悩み。

    その悩みから解放されるには、書庫を作るしかない!というわけで、新築を機に作りましたよ、書庫。13畳!
    これで、なんの苦悩もなく読みたいと思った本を買うことができます。スペースなんて関係ない。バックナンバーがどこにあるのかどうか、とか悩む必要もない。
    高校生である登場人物たちは、思う存分悩むがいいさ!それは読書好きが通るべきというか、通らざるを得ない悩みなので。これは処分するかできないか。悩みに悩めばいいさ。そして、結局もう一回買ったりしてね。
    電子書籍なら、収納に関する悩みは解決できるのですが、手元に置いておきた

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    2020年05月17日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

    購入済み

    きれいな神林

    読まないといけない本はなくても、読みたい気持ちを抑えられない本はこのマンガにたくさんでてくる。
    巻が進むごとに神林と町田さわ子の尊い関係が深まっていくのに並行して、本周辺の事態で爆笑を引き起こすのも変わらない。

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    2020年05月14日
  • バーナード嬢曰く。: 2

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    1巻を読んで、「評判高いけど合わないかも」と思ってしばらく放置していたんだけど、2巻はすごくおもしろかった。こっちが慣れたのか、作者のほうもこなれてきたのか。気がつくと「フフフ」と声に出さずに笑っているわたくし(笑)
    たまにさわ子が鋭いこと言って神林がぎくっとしたり(黒い表紙の本)、吹きだしたり(「笑顔のみかん」>「怒りの葡萄」)という関係性が出てきたのもナイス。
    『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』と『「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」を読んだ男』には笑ってしまった。そんな本あるのねー。そして作者のKAGEROUへの執着に笑ったw どうしてるんだろうね、水嶋ヒロ。

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    2020年05月11日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

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    言ってしまえば「大将、いつもの」という安心感なのだが、神林と遠藤くんの距離感をあえていじってくるのが面白かった。
    シチュエーションさえ決まれば、キャラが勝手に振る舞うんだろうなあ。

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    2020年05月07日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

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    相変わらず面白い!
    名著礼賛ギャグ漫画が五巻にして面白さを加速させてるってとんでもないことですよ。キャラクターの関係性が深まったのもありますが、漫画力もすごく上がってると思います(なんだか偉そうでスミマセン…)。
    ギネスブック回は凄く共感しました。普段頭を掠めては消えていく色々なことを言語化してくれるところも魅力ですね。
    「下巻を求めてほしい」ネタでこれだけ『カササギ殺人事件』を読みたくさせるのは『ド嬢』だけじゃないですかね。笑いながら自然と読みたくなってきます。
    『ハリポタ』と『ダレン・シャン』の回で作者は同世代かなと思ったのですが、作中にもある通り漫画家二十周年だそうで(おめでとうございま

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    2020年05月05日
  • バーナード嬢曰く。: 5【イラスト特典付】

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    自粛で不自由な毎日ですが、本の中ではどんな世界にでもいける。心はいつでも自由だと思い出させてくれます。

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    2020年05月02日
  • 銀河の死なない子供たちへ(下)

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    漫画における絵は文法だ。
    作者の絵は確かに上手くはない。しかし漫画における絵の上手さとはデッサンが完璧かではなくいかに世界観に馴染んでいるかだ。
    この絵でしか表現できない世界観が、視覚的に伝えられないメッセージがある。それらの要素と唯一無二の文法が噛み合った結果、素晴らしい作品が生まれるのではないか。

    妙ちきりんなラップが好きなπと冷静沈着な学者肌のマッキ、子どもたちを優しく見守る謎多き母。
    そんな三人が暮らす地球に産まれ落ちた人間の少女、ミラ。
    童話的なタッチで語られる内容は、哲学や死生観への問い直しすらも孕み、何万年単位が一瞬で経過する壮大なスケールの時間軸が不思議な読み心地へ誘ってくれ

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    2019年12月22日