施川ユウキのレビュー一覧

  • バーナード嬢曰く。: 4
    今夏の課題図書なので読んどくように!

    なんつって。
    いやあ、
    ますますますますどうにも尊くなっております:-)

    冬のなぎさで独り、さわ子を想う神林に「ここまで来たか」と思う。

    プロレス本回に大笑い(ノ∀≦。)ノ
    遠藤くんの椅子語りにシビレタd(`・∀・)bね
  • バーナード嬢曰く。: 4
    各キャラクターが、それぞれの本に対するスタンスにツッコミを入れつつも否定しないで仲良く喋っているのがいい。
  • バーナード嬢曰く。: 2
    以前から気になって読み進めていましたが、この2巻は本当に素晴らしい。
    主人公のさわ子としおりの関係が実に微笑ましく、見ていて身悶えしてしまいます。
    ただの文学紹介作品ではなく、キャラクター1人1人が魅力的なのがこの作品の最も素晴らしいところですね。
  • ヨルとネル
    不自由だけど自由な小人のふたり旅。
    小人の視点から見る人間世界は毎日が冒険だ。
    人目を避け、全て巨大サイズとなった物どもを乗り越え、食料をチョロまかし…。
    しかし、楽しげに見える生活は常に終わりの予感を漂わせる。
    追跡者の存在、変異体である不安、二人っきりの孤独。
    海へ行くことはできたのだろうか?
    ...続きを読む
  • オンノジ
    この作品が施川ユウキ先生というマンガ家の評価を完全に変えてしまった。デビューから読まれている方はお解りの通り最初からこの方は唯一無二の笑いのセンスをお持ちだったのですが、そこに加えて更にシリアス・SF・感動もの、ありとあらゆる可能性をこの作品で見事に開花させてしまった。あの震災の後と言う後の世で哀し...続きを読む
  • 週刊少年チャンピオン2018年04+05号
  • バーナード嬢曰く。: 1
    作者が本好きであることがこれだけ、嫌みなく、マニアックなことをマニアックではなく表現できているところが凄いと思う。

    同じ作者の「鬱ごはん」を読んだときは、着想は面白いけど、少し理屈っぽく、細かいこと気にしているし、湿っぽいなと思った。それは、ブラックな笑いが狙いだったのだとは思うが、読み続けいてい...続きを読む
  • バーナード嬢曰く。: 1
    サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」のレビューに、「学生時代に読んでいれば、もっと数学を勉強したのに…」と、書いたアホな大人は、私である。
    ジャレド・ダイヤモンドの「銃・病原菌・鉄」を何となくで買ってしまったのも(ちゃんと読んだけど。)、最近ではユヴァル・ノアハラリの「サピエンス全史」を買って、...続きを読む
  • 銀河の死なない子供たちへ(上)
    開幕19ページをかけて、もはやアバンギャルドともいえる展開に度肝抜かれた。
    少女。星空。ラップ。円周率。廃車。芽。朝と夜と星。晴れと雨と雪と噴火と獣と。廃車を持ち上げる樹木。蟹。地震。津波。鯨。内臓。魚。星空。星めぐりの歌。
    これみな永遠に死なないことの表現なのだが、凄まじい。
    母と姉と弟がいて、な...続きを読む
  • ヨルとネル
    ほのぼの小人もの、と思いきや、
    糸ようじで鯉をノコギリのように!? といったブラックも織り交ぜつつ、と思いきや、
    なんと人間に捕まってしまい、さらには……。
    「オンノジ」に続き、ドライで居心地のよいギャグの裏には極めてウェットな感情が潜んでいた。
    「キャラクターが役割から解放される」といった高度な創...続きを読む
  • バーナード嬢曰く。: 3
    1、あるある共感。
    わっかるわー。しかも大きいため息をついて。
    わっかるわー。しかも自然とほほが緩んで笑顔に。
    という深い水準でのあるあるネタ。
    例:「こっちから出会いを求めるんじゃなくて あくまで向こうから自然にやってくる形で運命的に出会うのが理想なんです だから出会いたいのに自分から動けないんで...続きを読む
  • 鬱ごはん   2
    「孤独のグルメ」とは逆に、食べることを楽しめない主人公鬱野クンの淡々と食に対する思いを巡らしながら食べるというマンガの2巻目。
  • バーナード嬢曰く。: 3
     5分アニメも放映されて勢いに乗る名著ネタ&読書あるあるネタシリーズの第三巻は、相変わらず四人で仲良く本の話をしている。
     こうも長く続けていると、どうしてもネタ幅において難が出てきそうにも思うのだが、なかなかどうして、今回も充実した巻になっている。
     個人的には、何度も同じ話を同じテンションでする...続きを読む
  • バーナード嬢曰く。: 3
    読書あるあるを楽しく読んでいるうちに町田さんと神林さんの友情に胸をつかれるという意外な展開に。「羆嵐」は頁は薄いけれど中身の濃い傑作。町田さんが語りたくなるのに同意。
  • バーナード嬢曰く。: 3
    ド嬢、すっかり読書家になってない?
    神林とド嬢の関係、いいなあ。もちろん読書あるあるも冴え渡ってるんだけど。
    のんびりでいいから長く続いてほしいなあ。登場人物たちが友人のような存在にくれたら、と作者が言ってるけど、自分にはまさにそんな感じです。
  • バーナード嬢曰く。: 2
    SFを読みたくなるいい本ですよ。
    何か気の利いたフリしたことを言いたいときは「バーナード・ショー曰く…」と言えばいいんだって言ってたのって、なんのマンガだったかな。
    ずいぶん昔に読んだんだけど…。
  • バーナード嬢曰く。: 2
    この手の作品に反応してしまう。
    自分ではハマってしまったので読書好きの数人に紹介。全員ハマってます。『KAGEROU』の再評価に納得。笑
  • 鬱ごはん   2
    一巻よりいっそう際立つ主人公の小心者ぶりが身につまされます。自虐的なつぶやきはもはや哲学的な響きを帯びています。
  • オンノジ
    非日常的の中で安心と不安が波のように寄せては返し、そしてその振れ幅が日を追うごとに大きくなっていく感覚が妙にリアルで、表紙から感じる雰囲気に反して各キャラクターの言葉に吸い込まれるような魅力がある。
  • バーナード嬢曰く。: 1
    購入、1~2巻

    ものすごく面白い。買って損はない作品だと思います。
    主人公町田さわ子(バーナード嬢)が読書家になりたいべくいろんな本と触れ合いながら物語が展開していくのですが、この主人公のセリフがとにかく突っ込みどころ満載(笑)
    それを周りの登場人物たちが読者に代わって突っ込み、なおかつ「そ、それ...続きを読む