施川ユウキのレビュー一覧
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名言漫画から読書漫画に変化する第一巻。
最新6巻を読んだので読み返しました。読み返すと、絵の変化や『Mr.Shikawa said』(各話の途中に挟まるコラム)が高い頻度で書かれてること(6巻なんて『あとがき』だけ)、「ド嬢」呼び懐かしい、、町田さわ子のパンチラ描写(1冊目)、遠藤の恋愛感情こんなにストレートに描かれてたのか(1冊目)、神林が暴力系ツンデレヒロイン(2冊目・8冊目が顕著)などと驚くことが多いです。コマが多くてページ数は6巻と同じくらいなのに1冊1冊(一般の漫画でいう1話1話)が長く感じます。
6巻に比べて毎回ギャグを狙いすぎていて、Twitter漫画みたいな感じがしますね。6巻を好きな人は1巻微妙だろうし、逆もまた然りかなと思います。こういう作品は段々ネタが尽きてきて薄っぺらい読書あるあるになりがちなのですが、『鬱ごはん』のようなファッションじゃないガチネガティブな考えすぎ読書ネタのおかげで最新刊が常に最高です。
しかし一番強烈に記憶に残ってるのは「人間は無用な知識が増えることで快感を感じることのできる唯一の動物である」とアシモフは言ってないことですね。いや、エドガー・アラン・ポーが13歳の従妹と結婚したことかな。まあいいや、おのれ『トリビアの泉』。
7冊目
「面白味のねえ紹介文だな」は町田さわ子言わなそう。この回の後の『Mr.Shikawa said』を読んで『絶望名人カフカの人生論』に興味を持ちました。 -
Posted by ブクログ
本について語らう高校生活。
やっぱり好きだ(๑・̑◡・̑๑)
神林…わかりあえる…
「本屋に行く前に本屋に寄るゼイタク」
そして、そこで思わぬ収穫があったり!
今回はなんだか神林と町田さんの
本を介しての交流に
胸キュンなエピソードが多かった。
長谷川さんの
「本の話ができる友達が欲しかった」
発言もね(;_;)
作中で『ハリポタ』『ダレン・シャン』
どっち派論争が巻き起こってます。
どっちも読んだ上で言うのですが
キャラ造形も世界観も
まったく方向性が違うと思うので
苦手じゃなかったら
どちらもチャレンジしてみてください。
あと『コズミック』を
壁に投げつけないでやって(笑) -
Posted by ブクログ
今回は読んだことがある作品が「山月記」と「荒野へ」くらいだったので残念ながら深いところで笑えるエピソードがなかった。
レイモンド・カーヴァーはなぜか「頼むから静かにしてくれ」だけ読んだことがあるので「大聖堂」も読もうと思った。
最初の頃と比べると、作品内容に踏み込むエピソードの比率が減っているように感じた。
(自分が一番好きなエピソードは2巻ら辺のゴミ捨て場からピケティの「21世紀の資本」を拾って来る話なのでこれが悪いというわけではない。)
・活字のミステリ好きはコナンあまり好きじゃない先入観があったので長谷川さんがコナン大好きなのは裏切られた。確かに東野圭吾も古畑任三郎もコナンも好きな奴が知人にもいる。
・遠藤君の山月記評は新鮮だったが、虎をエンジョイできる人間は人生をかけて科挙を受け続けないだろう。虎をエンジョイできず、心が虎になりきるまでは人間の心でうじうじ恥じているのが李徴という人間なのだと思う。
・神林&遠藤が「架空のキャラクターと実在の人物の死を同列に扱うのはどうなのだろう」という話をする。
だが、我々は結局、直接面識のない人間の生死はフィクションと同じように受け止めて処理しているはずだ。
「荒野へ」はノンフィクションでありクリス・マッカンドレスが若くしてアラスカで死んだことは事実だが、我々は興味関心を満足させるための「お話」として「荒野へ」を手に取っている。
自分は「荒野へ」は原作も映画も見たのだが、ノンフィクションであっても主人公に対して受ける印象が両者でかなり異なったのを覚えている。
原作の「荒野へ」は著者のクラカワーがマッカンドレスに相応に厳しいトーンで書いているので、何不自由ない家庭で育てられたおぼっちゃんが左派的な正義感と問題意識でおままごとをした結果の事故という印象を受けた。だが、映画版の「イントゥ・ザ・ワイルド」では彼の家族関係に傷ついた人間としての側面にも焦点が当たるので不器用な生き方の結果のような印象を受けたのだ。
ノンフィクションも書き手・語り手のフレームワークで紡がれた物語なのだ。