羽海野チカのレビュー一覧
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読み返してもすごい
最後に作者がご自分のことを描かれてたのを読み、なるほど…と。
たしかにこの作品には魂がぶっ込まれてて、受け手はそこから癒しや力を得るんだな。あと、将棋の知識も。
停滞してたその先の世界にいる人と出会い、零が前に踏み出すことに。
そか。
踏み出そう。 -
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このまま停滞を受け入れて…
ここがゴールだと思えば、、、
再びあの嵐の中で闘う理由がもうない、、
ありゃー。
零は父に認められる為に将棋して、そこをもう出てしまい、人間関係における負い目が消えたから、動く動機がなくなっちゃったのねー。
理由は違えど、似たような気持ちを知ってる。
けれどこれって人生で一度歩かないかの…
作者、描写力がすごいな。 -
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ギリギリの…
凄まじい精神で登らなければならない山を登るプロのクライマーみたい。
負けない、
負けたら生きていられない、、
そんなギリギリの精神で闘ってきた零の内面の描写がすごい。 -
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・大学の空気感
・心情描写の繊細さ、丁寧さ
それぞれの人物が、自分なりに考えて選択する「大学」という場。
行動範囲は明らかに広がり、できることは数多い。でも、大人なのかというとそうではない。
そんな大学時代の空気感を、本当によくとらえている。
はぐちゃんにしても、森田先輩にしても、一見すると、その他の登場人物は、漫画的に個性を持った人物に見える。。
作者の心情の描き方が極めて丁寧で、すべての行動に納得がいく。読み返せば読み返すほど、それぞれの人物に感情移入してしまう。
『3月のライオン』から読み始めていたが、厳しい勝負の世界ではなく、ゆったりとした時間が流れる中で -
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獅子王戦
ランキングトーナメント戦佳境を迎えます。また、羽海野先生自身の悲しい別れのことを描かれています。私も実家で飼っている犬のことを思いながら最後のページを見ながら涙がポロポロと落ちていきました。ほっこりと優しい気持ちになれる一冊です。コロナで大変な時期だからこそ読んで欲しい1冊です。
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懐かしい方々が!∑(゚Д゚)
羽海野先生の世界に虜になっている人にとって、この14巻は素敵な展開の大盛りでした。ゆっくりと始まった巻だと思ったら、途中からはどんどんペースが速くなって、最後がもう走ってるのも、全体としてもなんだか満足感のある物語のスライスでした。
島田さんと林田先生はよいコンビになってきています。まあ、気が合いそうな2人ではありますが。それでもこれは登場人物も気になる展開で、野口先輩も(心配のあまり)顔を出してきたり。いつも面倒見が良すぎるくらい良い島田さんの新しい一面も少し垣間見えておもしろかったです。(笑)
そして、将棋職団戦、とあるCクラス午後の部の対戦、羽海野世界史に刻まれる対局となるで