岡島悦子のレビュー一覧
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労働寿命(おおむね20歳~60歳)が、どんどん伸びて行き、会社の寿命より長くなってきている。
こうなってくると同じ会社に生涯勤める方が少数派になりえる状況だ。今後、会社の名前ではなく、自分の名前で勝負していかなければいけない。その時に重要になってくるのが、人脈である。人脈の構築にはスパイラルモデルがあり、それを実行することで人脈の幅を広げ、人脈の中から抜擢される人材になっていく。その人脈の構築に関することがこの本で語られている。
また、抜擢される際にどういう仕事がしたいか等イメージすることが大事であるが、体験したことが無いものはイメージできない。そのためにも、目の前の仕事、また仕事の幅を広げる -
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ネタバレリーダーの教養書
■教養がなければ「奴隷」
・人は自分の価値基準に照らして初めて、意見や考えが出てくる。
・自分が関わっている事象について、自分が自由に考えるための基盤は共用
・自分以外の誰かが決めた価値基準への充足を強制される状態は「不自由」
自分の頭で考え、自分の言葉でものを言うことが「自由」
・教養があればあるほど、人間は快適かつ思い悩むことの少ない生活を送れる
・教養とは、自分の好きなものを学ぶことに尽きる。ワクワクする事
■リーダーとは
・労働条件とは「上司」
・教養がなければ人生を楽しめず、職場も部下も楽しく過ごせない
■経営判断とは「論理的な革新」
・物事を単純化して、要 -
Posted by ブクログ
上昇志向の人ならおすすめです。
I am nobody.状況から、多少はったりをかましながら、身の丈以上の仕事をこなし結果を出す、そのスパイラルで実績と信用をつくっていく・・こうしたプロセスが懇切丁寧に書かれています。その過程で重視すべきなのは、人脈作り、それも自分よりも優秀な人たちの中で、うまく自分をセルフプロデュースし、印象付ける。そうした自己アピールの地道な種まきをすることで、新しいチャレンジングな仕事が向こうから舞い込んでくる。
人材紹介会社を運営している筆者の本を読んで、日本の経営者や取締幹部などの上位求職市場が、ほとんど同じ人たちだけで回っている理由がわかりました。それは、言うは易 -
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途中まで。
■教養の定義
・人が他者に強制されず、自分自身で作り上げていく独自の「価値基準」を持っているということです
・自由でない状態は奴隷の状態
・自らの選択肢を増やしてくれるもの
・ワクワクして楽しいもの
知りたい、興味を持ったことを
その時に調べてみる、詳しい人に聞く
→岩盤に突き当たるまで徹底的に
→その積み重ねで教養が身につく
■品があるの定義
→欲望への速度が遅いこと
→→即時即物的にではなく抽象度をあげて物事を理解しようとする姿勢
→→マンションを買うまで、一年おきにどこがいいか家を転々としてから買った人の話
抽象度が高ければ高いほど実は実用的
→普遍的だから
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Posted by ブクログ
別に社長なんてなろうとしてないから〜と思って読むのを先延ばしにしていた本。
自分が今まで正しいと思ってやってきたことが「体力過信病」「白馬の王子待ちすぎ病」「努力安心病」として紹介されていた。ずたずたになるほど否定されてショックを受けた!でも、機会開発するための前段階として、能力開発は必要だと思う。この本で言っていることは、やりたくないことでも我慢してやれ、という話のようにも見えた。
30代前半にサクセッションプランニングに組み込まれているか?という話があるが、会社がそういうことを考えてない場合が多いと思う。現社長、経営者と考え方が近づいてきたものが後継者という考えがまだまだある。当然、そんな