芹澤恵のレビュー一覧

  • 冬のフロスト 上

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    待ちに待ったフロストシリーズの新刊。傍若無人な態度、下品なジョーク、勘頼みの捜査、と相も変わらずのフロスト節。次から次へと起こる事件と人員不足に悩まされるというお約束も健在。ワンパターンと言えばワンパターンなのに、なんでこんなに面白いのか。下巻にも期待。

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    2013年07月07日
  • フロスト気質 下

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    荻原浩さんの解説に、ウンウンとただ頷くばかり。
    ホントに全く、フロスト警部ったら…。
    風采の上がらない、なんて言うのはまだ控え目な表現で、実際にこんなオジサンが同じ職場にいたら、女性からは敬遠されること間違いない。服装といい、言葉遣いといい、下品な冗談といい、女性が求める清潔感とは無縁だもの。でも憎めないのは、手柄だとか出世だとかに重きを置いてないから。ずば抜けた推理能力があるわけではなく、誰をも納得させるような理論的思考が出来るわけでもないけれど、 命の尊さや、尊厳や、人間の弱さが分かっているから、いざというときに部下が付いていく、そういう魅力で読者を惹き付ける主人公。
    作家は勿論だが、訳者

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    2013年01月04日
  • フロスト気質 下

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    ネタバレ

    面白い!(◎_◎;)フロストシリーズの中で一番好きな作品です。一気読みでした。流れは、今までのフロストシリーズと同じ感じです。次々に事件が起こり、的外れな推理、我道を行くって感じですかね。人情味溢れるフロストに注目。自分の出世のことなんて考えないで、人の為に規則を曲げる。こんな人なかなかいないんじゃないかな?フロスト節に笑えます。フロストシリーズ読んでない方!この「フロスト気質」から読んでみても大丈夫です。一度読んで見てください。ソンはさせません。

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    2012年10月01日
  • フロスト気質 下

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    フロスト警部シリーズの第4作目。もちろん全部読んでいる。巻末の解説によると、前作(第3作)の「夜のフロスト」の邦訳は2001年ということのようで、ほとんど10年ぶりに読むフロストだったけれども、相変わらずのお行儀の悪さと、有能なのか無能なのか分からない仕事ぶりを堪能できた。残念なのは、作者は既に故人であり、このフロスト警備シリーズの未訳はあと2作しか残っていないこと。邦訳が待ち遠しいような、楽しみはまだ先にとっておきたいような。

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    2011年07月25日
  • フロスト気質 下

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    最後の犯人の悔しそうな様子が面白い。ジャック・フロストにかかったら、証拠を残さず罪を犯しても、結局捕まってしまうんですね。

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    2011年03月10日
  • フロスト気質 上

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    ほんとジャック・フロストは笑わせてくれますね。この面白さは半端じゃありません。ミステリーとしても、よくできているので、読んでいてほんと楽しいです。

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    2011年03月10日
  • 夜のフロスト

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    このシリーズは基本的にワンパターンですが、
    まさに王道のワンパターンですね。
    本当に飽きないんです。
    次から次へと、面白いことを言ったり
    やらかしたりしながら、事件を解決
    するフロストには頭が上がりません。
    フロストは永遠のお笑い刑事だと思います。

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    2011年03月05日
  • フロスト気質 下

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    待ってましたフロスト警部!!! シリーズ第4弾。
    下品で下ネタ好きでだらしなくて、絶対に一緒に働きたくないタイプ。
    でも仲間を大切にするし、頭が超キレる。同時発生するいくつもの事件を悩みながら解決していく。

    このしっかりとしたストーリー構成。第4弾でも衰えず。素晴らしい
    今作ではフロストの悩みがかいま見られてちょっと切なかった。

    著者は高齢で、既に亡くなっているそうなので、未訳のものはあと2冊のみだそう。とても残念。

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    2010年08月15日
  • フロスト気質 上

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    待ってましたフロスト警部!!! シリーズ第4弾。
    下品で下ネタ好きでだらしなくて、絶対に一緒に働きたくないタイプ。
    でも仲間を大切にするし、頭が超キレる。同時発生するいくつもの事件を悩みながら解決していく。

    このしっかりとしたストーリー構成。第4弾でも衰えず。素晴らしい
    今作ではフロストの悩みがかいま見られてちょっと切なかった。

    著者は高齢で、既に亡くなっているそうなので、未訳のものはあと2冊のみだそう。とても残念。

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    2010年08月15日
  • フロスト気質 上

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    相変わらずの一気読みを強制するかの展開。この著者の作品はこれを含めてあと3作。大事に読みたかったが・・・

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    2010年02月03日
  • 夜のフロスト

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    1990年 デントン
    ジャック・フロスト警部
    ギルモア部長刑事 
    ハンロン部長刑事
    ウェルズ、ジョンスン、バートン、ジョーダン、コリアー巡査
    マレット署長

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    2013年10月10日
  • フロスト気質 下

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    ハロウィーンの時期、デントンでは、子ども受難の事件が起こる〜7歳の少年の死体が発見され、8歳の少年が行方不明に。
    誘拐犯からの連絡で必死の捜査が続くが、豪雨の中の捜索も無駄足に。
    一方、狂言かと思われた少女誘拐の結末は…?
    いやみな上司もたくみに交わし、同僚とはいつの間にか仲よくやっているフロスト警部に満足な読後感。
    作者が亡くなったのは惜しまれます。
    シリーズ第4弾。1996年の作品。2008年7月発行。

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    2009年10月07日
  • フロスト気質 上

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    待ってました〜のジャック・フロスト警部もの。
    相変わらず小汚い格好の仕事中毒、どこでも下ネタを連発、上司のたばこを盗むわ、セクハラもするわの困った親父ぶり。
    警察上層部が会合後に交通事故で入院という異例な事態に、かって確執のあった同僚キャシディが警部代行として派遣されてくる。
    今回、フロストとコンビを組むのは、冷静な若い女性の部長刑事リズ・モード。嬢ちゃん呼ばわりに頭に来つつ、フロストの苦手な面をフォローしてくれるのでけっこう良い組み合わせかも。
    捜査も時にはめちゃくちゃになるが、混乱しつつもしっかり働く。そして、インチキはお手の物なので、人情溢れる采配も。

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    2009年10月07日
  • 夜のフロスト

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    今回のフロストは、前より凄惨な事件になった。
    どうして、人気のある作品って作を追うごとに猟奇的になってしまうのか・・
    とは、思うけれどフロストはとっても良い味を出していて
    期待は裏切られない。
    一言言わせていただくとすれば、お風呂に入れて!
    臭ってきそうで・・・

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    2009年10月07日
  • フロスト気質 下

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    もう最高! ただただ面白い! 
    1995年に原書が出版されて去年翻訳されるまで15年ほど。残り2シリーズはいったいいつになることやら…。でも訳は芹澤恵さんでないと! 外国小説は登場人物が覚え切れない,感情移入が難しい,ジョークが面白くない,とか、最初読んだ小説のおかげで妙な偏見のある私ですが、この人の訳のおかげですんなり読み進めることができたし、さらに面白さ倍増になったんじゃないかと勝手に思っています。私が何年も待ち続けることができる小説の一つです

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    2009年10月28日
  • フロスト気質 上

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    相変わらず人員不足のデントン警察署。フロスト警部もせっかく休暇中だったのにやっぱり駆り出されて…。
    毎度のことながら、これでもかこれでもか!っていうほど事件が次から次へと鬼のように舞い込みます。そしてどんなに凄惨な事件だろうとフロスト警部の悪趣味なジョークも健在でホント笑わかしてくれます。映像化されてはいるけれど下ネタはどこまで省かれているのかな? 

    ちょっと文庫サイズにしちゃ、お値段高めだけれど。
    残り2作も翻訳されると良いな

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    2009年10月16日
  • フロスト気質 上

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    たまーにしか出ないフロスト。でも絶対におもしろいので裏切られないフロスト。TVドラマのできも相当いいですが、小説版はやっぱり最高です。

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    2009年10月07日
  • フロスト気質 下

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    前半の目茶苦茶な状態が、後半思いがけないことから1つずつ片付いていくのが、毎回楽しみで。目の前の些細なことを疎かにしない、きちんと目の前の人に対応していく(相手はそうは思ってないかもしれないけど)のが重要なんですね。

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    2011年07月17日
  • フロスト気質 上

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    相変わらず事件がカオス状態で、上巻ではどのように決着がつくか皆目検討つかず。デントン警察の多彩な人達。ストレス溜まるけど、生き生きして楽しそうでもある。

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    2011年07月17日
  • フロスト気質 下

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    いやぁ、面白かったー。上下巻読むのにどんどん加速されて、昨日から雑事の合間をぬうように、ちまちま読んでいたのが、今日は最後にかけてもう一気読み。読んで、満足です! しかし、何とこの後の2作はまだ翻訳されていないんだった・・・芹澤恵(訳者)さん、お願いします、創元社さん、待っています!! 原作読めって? フロスト警部の妙味は、私のしょぼい英語力より、日本語で堪能したいです。警部の直感のひらめきを翻弄する込み入った事件の数々、保身・名誉第一の俗物上司マレットに酷くたたかれ、いつにもまして迷惑な警部代行キャシディが加わり、原作タイトルどおり“ハード”な状況。しかし、その悪口雑言は衰えを知らず、実は、

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    2009年10月07日