猪股和夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この小説に限っては最初に翻訳者の解説を読んだ方が、スムーズに読み進めることができるようになってます。
なぜって、多い登場人物のなかでも、重要となる人物5人の名前や設定を軽めに記載されていたからです。
3.11の津波による原発施設の沈黙とメルトダウン報道から作者は着想を受けたそうですが、反原発を訴えるというより、原発を発端としたパニック小説。
場面がどんどん変わっていくため馴染みのない都市の名前が出てきてもどの国の都市だ? と調べながら読み進めました。有名な都市なのでしょうが、よほど好きで、なんどもヨーロッパ各地を歩き回ってるの! なんて人じゃあないと日本人には地理を把握するのは難しかな。
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Posted by ブクログ
書評などで、「ヨーロッパでの広域停電を扱った海外小説がある」と知ったので、書店で探し、文庫版で出版されていたこの上下巻を、読んでみることにしました。
ヨーロッパにおいて、国境をまたがる広範囲での停電が、発生します。
トイレや暖房が使えず、混乱する人々。
そして事態が長期化するに伴い、治安やさらに深刻な問題が、ヨーロッパの人々に襲い掛かります。
混乱する状況の中で、この停電の背後にある「何か」を感じ取ったプログラマー、政府関係者、ジャーナリストたちが、その原因の探求と事態打開に奔走する・・・というストーリー。
数多くの登場人物、日本人の僕には馴染みのないヨーロッパの地名、頻繁な場面の切り替え。
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Posted by ブクログ
読み終わった感想
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後半からは余り進展なく,ジワジワと行く感じでしたが,
一気に読めました。
人物が出る度に?と思い,思い出すのに若干時間が
掛りますが(ヨーロッパの人の名前は覚えづらいと思います),
下巻が楽しみです。
まだ半分位読んだところの感想ですが・・・・
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ヨーロッパ全土が停電!しかもテロの可能性が・・・と
ありがちなストーリー展開で -
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Posted by ブクログ
ウィキリークスと運営責任者のアサンジについて書かれた本。書いた人はドイツの新聞社(出版社?)の人で、ウィキリークスが大きな記事を出すにあたって、メディアとして協力した人だ。
ウィキリークスについては、賛否両論あるのはわかるけど、最も不思議だと思ったのは、メディアの人たちが、ウィキリークスがものごとを暴露するのには限度があるべきだ、自分たちは、報道のプロだから限度がわかるけど、ウィキリークスは素人だから、やってはいけないのだ、的な言論がでたことだ。おりしも、ノーベル平和賞を中国の劉暁波氏が受賞し、中国の言論の自由がないことを西欧諸国は疑問視したというのに、それはだめで、ウィキリークスを規制するの -
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「近代国家にとっては、秘密を守ることが本質的な部分である」
ウィキリークスの内側、そして本当の実態を知ることができる本である。日本のメディアで報道され、議論された部分はウィキリークスのなした結果に対してにすぎない物が多かったが、これを読むことによりどういう人間たちがどういう意図をもってウィキリークスを成し遂げたのか、という本質的な部分に多く言及している。
私としては当初、ウィキリークスはネットの自由という感覚から生まれたハッカーの楽しみ的なものなのかと、浅い読みしていたが、実際はそういった部分もありながらもウィキリークス創始者のアサンジ氏の強い政治意識が反映されているものでもあり、驚いた。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ混乱し秩序を失ってゆく欧州。
汚物塗れの町、強奪が当たり前の日常、持つものは搾取し、持たざる者は荒み奪う。
追われるマンツァーノとシャノンは逃げ切れるのか、キーを捕らえられるのか。
もしも日常から電力が消えればどうなるのか、電力を生み出していた施設が毒をまき散らすとなれば何が起こるのか。
最悪の(もしかしたらさらなる最悪があるのかもしれないけれど)状況のシミュレーションを見たという感じがします。
「読み物」としてあれこれ要望はあるのですが、こういう状態を想定できたことはよかったか。
電気がなくて水は流れず食べ物を手に入れるのも一苦労。それでも生きているってことが一番大変だなぁと感じました。