陵クミコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
めちゃめちゃツボでした…
久々に萌え!!と思えるBLだった
【あらすじ】
犬を助けた縁で、子供の頃に自分をいじめた赤坂と偶然再会した高木。お詫びにと食事に誘われるが、赤坂は子供の頃の面影もないくらい激ヤセした自分があの高木だとは気が付かなかった。そんなある日、赤坂が男とキスしているのを目撃した高木は、赤坂を弄んでいじめられたことへの復讐をしようと企む。気がある振りをしてデートを重ねたものの、赤坂に流されてうっかりエッチをしてしまう。復讐のつもりが好きになりかけている自分に気付き高木は真実を告げようとするが。
内容はあらすじそのままなんですが、この設定は萌えるだろうなぁと思って衝動買いしたら思いのほか萌えたという
もう、攻めの嫉妬とか受けの嫉妬とか、駆け引きしようとして上手くいかない受けとか、、、とにかく萌える展開でした~
キャラもすごく可愛くて良かったです(´∀`*) -
Posted by ブクログ
「ラブストーリーで会いましょう」のスピンオフ。脇キャラの軽くてチャラい滝村と、生真面目なメガネの森尾です。
ダサくて馬鹿にしてた森尾が、メガネをはずしたら美人なのを発見した滝村は手のひらを返したように口説きまくります。当然、森尾は絶対拒否。ところが、森尾は酔ったはずみで滝村に抱かれてしまいます。当然、朝になって正気に返った森尾は激怒、滝村に「責任をとって」と要求するんですが。
水と油のような二人が反発しあって、次第に互いの知らなかった魅力に気づいたりしながら不器用に距離を縮めていく様子が、コミカルで笑ったり、時に切なくて胸が締め付けられたりしました。
滝村や森尾の心の揺れが繊細に描かれていて、切なさ満点。森尾が消してしまった滝村の携帯に入っていた女の子たちのアドレスを手入力で戻したところはいじらしくて涙でした。さんざん、ツンな行動や発言している森尾ですが、根はやさしくて滝村のことも嫌いじゃないのがよくわかります。
滝村もイヤな奴じゃない。嫌な谷江を反撃してくれて胸がスッキリでした。でも、八方美人な優しさが誤解をまねいてるし、恋愛の本質を案外わかってなかったりするから、結果として森尾に信じてもらえない損なオトコです。
奇跡的?に二人が両想いになったことがまったく不自然じゃないのは、ひとえに繊細な心理描写と筋運びのうまさだと思います。
すれ違いな心の滝村と森尾ですが、ラブシーンはけっこういろいろあって、どれもかなりそそられます。白ブリーフがキュンとさせられるネタでよかった。
こういうの書かせたら、砂原センセは天下一品だなー、ほんとに。 -
Posted by ブクログ
お互いのことが好きなのにぐるぐるして、すれ違ってばかりの上芝と庭中。
後半は揺れる二人の前に、いろんな壁が出てきます。上芝は念願のはずだった雑誌の編集部へと転属が決まりますが、庭中の担当を外れると思うと素直に喜べません。
夕莉子の存在も違和感無く、上芝のバックグラウンドを知る手がかりになっているいいエピです。そんな夕莉子のことを気にしたり、マリモが死にかけてると思い、せっぱ詰まった行動に出る庭中がかわいかった。
マリモのエピ、ほのぼのです。たこやきといい、上芝の優しさがものすごく感じられます。しかも、笑えるし。
あと、脇キャラ滝村×森尾とか、八川とか魅力的な人物が登場していて、何となく二人を後押ししているのもいい。
いろいろなことを乗り越えて、晴れて両想いになった二人が、また性懲りもなく、ずれた会話をしているのも胸がキュンとなります。
盛り上がってイイ感じになってるのになぜかずれている庭中はかわいくて笑っちゃいますが、甘い濃厚Hシーンはハンパないです。
スピンオフの「依存症」は庭中の隣人でかわいい系ゲイの八川と、看護師三角のラブストーリー。庭中がホモの痴話喧嘩だと怒った、あの時の二人です。見た目とは違って心の中では傷ついていたり泣いていたりする、恋多き男八川の行きついた相手は、クールでノンケだけど「俺にしとくか?」と言ってくれた三角。
こちらもうるっとして胸がキュンキュンする話でした。
おしゃべりな八川と無口な三角はとってもお似合いのcpだと思います。ここではキスどまりの二人ですが、同人誌の「欠乏症」では、ケンカ後にちゃんと最後までいっています。
しっかり、恋のキューピッドになってた庭中でした。
書き下ろしは2年と半年後の上芝と庭中。海外に出張していた上芝に嫉妬や疑惑を抱く庭中です。上芝のことが好きすぎてなんか見当違いな庭中がかわいくて、やられます。 -
Posted by ブクログ
編集上芝×人気作家(変な人)庭中cp。
とにかく、庭中がめちゃくちゃ変わっていて、偏屈なキャラですが、読み進むうちに愛しさでいっぱいになります。
庭中は、自分では恋したこともないくせに、超人気ベストセラーの恋愛作家であり、すべてについてスケジュールを立て、予定通りことが進まないと許せない性格の持ち主。
本当に変わっています。前もってシナリオを作り、編集の誰かに相手をさせ、自分がヒロインの気持ちになり作品を執筆する創作手法からして、もう興味津々!面白すぎです。
その風変わりな創作活動に付き合わされる上芝は、はじめただの編集担当として嫌々応じるけど、だんだん庭中という人間を知るうちに彼への気持ちが変化していきます。
恋をしない男を好きになって、創作のために恋人として振る舞わなければならない上芝の割り切れない気持ちもせつない。
そして庭中も、じれったいくらい自分の恋する感情に無自覚です。
そんな二人なのに、恋人としてシナリオどおりのデートを繰り返す場面は、甘くてせつなくて、さすが人気恋愛作家らしい展開はロマンチックとも思わせます。ずれた二人の思考や会話はちょっと笑えるし、ハイクオリティな砂原ワールドが炸裂しています。
濡れ場も、ぎりぎり感がなんともいえないくらい萌えます。
最後、八川に渡された本をみて庭中が涙するシーンは、うるっときました。
やきもきさせる二人の恋がこれからどうなるのか知りたくて、下巻にすぐ読み進みたくなります。